GREEN GABLES
SELECT
年始あいさつのついでに、寄り道してちょっとグリーンゲーブルズ へ。
この場所でこの親子に会うと、妙にホッとする。
blog120.fc2.com/
instagram.com/greengables.select/
オーナーの久保田さんとはもう 30年以上のお付き合い。
自宅兼お店からここへ引っ越してから、今年で 8年目になる。
1号店は五日市駅のすぐそばにあった、とてもオサレなショップで
アンティーク生地やオーダーメイドの洋服を仕立てていた。
グリーンゲイブルズを開店される以前から現在まで、久保田さんはいつも
アグレッシブに活動していて、人がいたら喋ってないと
死ぬんじゃないかと思うぐらい お元気だ. 笑 同年代の女性と比べても
若々しくずっとエネルギーに溢れている。
一方、娘さんは見ての通り穏やかで優しい、お母さんとは真逆の人で
一緒にお店で働くようになってからは、
( お母さんに引き込まれたんだろうけど. 笑 )やっぱりいろいろと
あったみたいだ。親子とはいえ、親子だからこその葛藤。
私のクライアントには経営者がお母さんで、娘さんが後継者ってのが
何店かある。美容院や飲食店、社員のいる会社まで、業種は違えど
後継ぎがぶつかる問題は、どこも同じような気がする。
でも大丈夫。
「 母と娘 」のつながりは、男では理解できない強さがある。
たぶん父と息子よりも深く、尊いと想う。
あけまして おめでとう ございます。
今年も絵図屋を よろしくお願いいたします。
分 陰
先日の京都 kankakari「 分 陰 」にて購入させてもらった
葉っぱ( の生写しのようなもの )が届いた。
直径 8㎝ぐらいで、展示してた中では最も小さなサイズだったけど
事務所で見たらこれがぴったり! 大きな 15〜20㎝のモノに
しなくてよかった。ホッ。
kantyukyo.jp/
展示していたままの、テグスを付けた状態で 送られてきたので
さっそく吊ってみた。クーラーの微風や人が歩くぐらいでも
軽やかに揺れるし、ゆっくり回る。
ホンモノの葉と同様に、このまま朽ちていく様を
ぼんやり眺めていたい。
お好み焼き
n a c c a
個人的に 2022の〆飯はお好み焼きナッカさんへ。オープンして 3年半
だいたい月に 2、3度は行ってるけど、インスタに上げるぐらいで
blogには載せてなかったね。写真はいつもの部家スペシャルで
肉玉そば 野菜 W イカ天 目玉焼き乗せ! けっきょくこれしか食べない. 笑
nacca-hiroshima.com/
instagram.com/okonomiyaki_nacca/
3年経ってぎっくり腰になっても、一枚一枚丸くていねいに
キチッと焼き上げる店長さん。
お好み焼き素人だった おちゃめな奥様も、上手く焼けるようになったね。
もともとお好み焼き屋だった場所での開店とはいえ、忖度抜きに
飲食店の商売には、かなり不利な物件。物件探しから関わっていたのなら
ここでは決して開店させないだろう。しかもすぐコロナ禍になったけど
逆にその追い風にうまく乗れた。
こうして 5年10年と、美味しい広島のお好み焼きを
ずっと 2人で焼き続けてほしい。
ごちそうさまでした。
来年もよろしくね。
PARCO della PACE
今年もあっという間に終わる。毎年 29日の大掃除をさっさと済ませ
スタッフさんとラストのランチへ。写真はシラスと春菊のピッツア!
instagram.com/pizzeria_parco
掃除に来てくれたのはいつもの穴吹コンビ、 またこの 2人と
リクエストはピッツア! リーヴァも行きたかったけど、
鈴木さんはやっぱりパルコさんになりますか. 笑
2枚目はシンプルにマルゲリータですね。
そしてやっぱり出ました! クアトロフォルマッジですね〜
鈴木さん御用達、しかも焼きリンゴがのってます〜
これは美味しいデザートピッツア!!!
それにしてもこのお二人は見ていて飽きません. 笑
よくある 凸凹女友達ですね。
パンナコッタも美味しかった〜 ごちそうさまでした!
今年もあと三日で終わる。
今年もなんとかこの日を迎えられた。
アナログデザインで 22年、ここまで続けられたのも
鈴木さんや代田さん、SAKURAさんと沖村さん、
ここで今まで仕事してくれた、皆さんあってのおかげさま。
CA'GINO
ずっと行けてなかったヨーロピアンお肉の名店「 カジーノ」へ。
ca-gino.com/
このフムス、美味しかったなぁ〜 オリエンタルでめちゃ好み!
横のピクルスもいい。
たまにはワインもいいね。
メニューにトリッパがあるとつい頼んでしまう。これも
文句なしの味わい、ボリュームも満足。
出ました!! やっぱりここは一推しの アイスバインですね。
相変わらずすごいわ〜 ドイツの名物お肉料理だけど、豚のスネ肉を
ぶっとい骨付きのままじっくり煮込んだ、これはもう たまらないね〜
これを食べると必ず思い出すのは、大阪の「 ラ・トォルトゥーガ 」
みんなで食べたカスレを思い出す。検索したら2001年に、現在の場所に
移転したとあるから、行けたのは おそらく2000年か。
kdje100.gorp.jp/
instagram.com/la_.tortuga/
〆はなんとイカ墨のパエリアで! これも なんて懐かしく美味しい。
お腹パンパンだったけど、翌日胃もたれもなく 完璧な料理。
ヨーロッパの名物料理、特に肉モノはすべて出せるんじゃないかな。
ほんとすごい。。。
デザートのプリンとこのソルベも、ひとくせあって美味しかった。
また来たくなるお店だね。
写真は iPhoneにて。今年はほんと、カメラ持たなくなったな。
今年は寒冬で雪がよく降るとは聞いていたけど、例年の12月初めには
まったく降らず、ん?と思ってたら、こうきたか。
車の屋根は早朝の 2、3時間で 20㎝。うちのニャータの足跡が残る。
そこから三日、降ったり止んだりでなかなか溶けない。
見るにはいい雪景色だなぁ。
そしてイヴの朝、またしても 20㎝弱。
雪はこれぐらいなら余裕だけど、今年は気温が上がらないので
ぜんぜん溶けないのが困る。街中でも日中 0〜1度、うちは夜、-6度が
5日間も続いて、道路がガタガタに凍ってた。
何年ぶりだろ?
でも空気がとても澄んでいて、きれいだなぁ。
杪 秋 kantyukyo
先月の閒中居(カンチュウキョ)尾込真貴子展で
ギリギリ最終日に伺って気になってた二羽のうち、一羽残っていたので
購入できた。一推しの子は飛び立っていたけど、残りものには福がある。
kantyukyo.jp/
最終日だったのでそのまま連れて帰ってもよかったけど、
作家さんがいったん家に持ち帰り、一羽づつ送りたいと言ってたの
思い出して、あえて送ってもらった。
送られてきた小さな箱を開けると、中はこんな状態に!
鳥の巣みたい!?
枯れ葉をはぐると いました...
なんて粋な贈り方するんだろう。
ほんとにグルグル巻かれた巣の中のくぼみに、
この子が顔を上げていた。
枯れ葉を見ていたら ふとそれが鳥の羽に見えて、そこから
鳥にしてみたらしい。これが初期の鳥さんらしく、
頭から後ろは羽にしている枯れ葉のままに仕上げている。
他の鳥たちはもっと大きくて、胴体や尻尾まで鳥の形をしていたけど
この子はカンチュウキョで見た時、頭から崩れて
死んでるようにも見えて、とても印象的だった。
枯れ葉から生まれて、このまま崩れていき
また土に戻る様。
デリカセロリ
忘年会でしか会わないメンバー? そして私のリクエストで
やっぱりデリカセロリですね! ここしかないわ。
facebook.com/derikaserori/
まずは刺身盛り合わせとタコ天! とにかく注文しすぎないように
毎回思って席に着くんだけど、なぜかね〜
牡蠣ふりゃーですね、美味しい!
太めのポテトふりゃー、このあたりからヤバイサイズ出てきたな。
誰だこんなウインナー頼んだのは?
デリセロ名物のひとつ、鰻巻き出ました〜 デカイ!!
たぶん卵 8個は使ってるな。しかも美味しい〜
「 きぬや 」の西さんと「 アイグラン 」の重道社長!お二人ともお客様で
アイグラン様からは久しぶりに難産なお仕事、頂いてます。
aigran.co.jp/
だれだ〜ナポリタン頼んだのは! これ5人前はありますよ〜
ジャンクぽく見えるでしょ、味はいいんですよ!
必死に食べたけど、けっきょく西さんがお持ち帰りに〜
デリカセロリ女将(右)と「 アドバンストスタイル 」の田岡さん!
お元気そうでよかった。
advancedstyle.jp/
いつ行っても満席、いつまでも続いてほしい。
いいお店です。
アンディウォーホル展の感動に後ろ髪引かれながら、バスにのって
もうひとつ個展を観に行く。金閣寺の近くだけど、ちょっと
裏道に入れば こんな民家が密集した住宅街。その中にあるらしい
京の町家のギャラリーへ。
k a n k a k a r i
広島のギャラリー [ cite'] シテが京都にお引越し、新たに開業した
[ kankakari ] かんかかりまで。
kantyukyo
よこたよしか 個 展 「 分 陰 」
その かんかかり で、広島 閒中居( カンチュウキョ)のよしかさんが
個展を開催。 昨日の「藤原新也写真展」からアンディへと
タイミングよく周れてよかった。
kankakari.com/single-post/
kantyukyo.jp/
着いたのがもう夕方近くで、古い町家を出来る限りいじらず改装した
ギャラリーは昼間でもかなり暗い。まぁカンチュウキョに比べれば
めちゃ明るいのだけど. 笑
全体がわかる撮影は禁止されていたので、作品そのものをパチリと。
この「 葉っぱ 」は一枚一枚、かなり細い てぐすで天井から吊られている。
100枚ほどあり、1枚ずつが作品で売られている。小さいもので 6㎝ぐらい
大きなものは 15㎝はあり、すべて同じ植物の葉だ。でも
葉っぱに見えるけど 実はこれ、葉っぱではない。
こちらは吊られてない、作品にならなかったもので
かなり脆い状態らしい。
この葉っぱのようなものが何でできているかは、あえてここでは
載せないでおく。
超絶技巧までとは言わないが、並大抵の技術ではできない、
よしかさんらしいセンスと繊細な感覚で、この空間が創られている。
カンチュウキョと同じく、ここでも水に浸し回帰させている。
おそらく常温でもゆっくりと溶けて、元の「 クズ 」に戻る。
かんかかりのオーナー(右)が、床に寝っ転がって見てという。
なるほど漆黒の天井に浮遊する葉が、バックライトで透けて光り、
空調をかけてないのに揺れている。
人の動きやわずかな空気の乱れでも揺れる、モビールの動きだ。
それがもっと繊細でとても軽くて、ずっと揺れている。
それにしても京都で いかにも町家とはいえ、よくこんな物件に
出逢えたもんだ。うらやましいなぁ。
またバスで長く揺られて、駅まで急ぐ。
久しぶりの京都、またいつかゆっくりと歩いてみたいなぁ。
でも先に奈良だな. 笑
さて広島に帰ろっと。