肉割烹 幹ノ弐
コロナ禍もマスクももういい加減いいでしょ。なにかしら都合よく
脅され続けてるような日本ですが、この日は楽しみにしていた
恒例の 3人会へ。 お店は BOSSの御用達、お肉と天ぷらの割烹料理
幹ノ弐(かんのに)へ。
ちょっとリッチに肉尽くし、まずは肉寿司!
碗ものしんじょはやさしい味わい。
すぐさまローストビーフが出る。もう 2枚食べたいな. 笑
ひと口サイズの分厚い和牛ステーキが、熱々で出てくる。
甘くて濃い牛肉の風味、ちゃんと噛みしめる。
ここから天ぷらコースに、かわいい器だなぁ〜 今風のモードだね。
コースにオプションで車海老が一尾、追加できる。おもしろいメニュー。
この殻がまた香ばしくて好み。
もちろん身も贅沢な美味しさ。島育ち、エビフライの尻尾は
食べる派なのだ。
なんとステーキの天ぷらも出てきて。
どうやらほとんどのメニューが一口サイズながら、こちらの食べ頃
見計って次々と出てくるというスタイル。これはとても気遣いと
手間暇かけているね。
ウニ、イクラ、以前の呼び名だとユッケ?かな。サラッと濃厚。
茶碗蒸しに角煮〜意外と思いつつ、しかも〆のご飯ものは…
なんと十勝牛のトロフレークご飯! 出汁をかけていただきます。
これは初めての食感、なんとも肉々しい味わい。
美味いなぁ…感動ですよ。
デザートも選べるのね。
このフォークの下にあるチョコ、BOSSが以前ここで食べて気に入られ
なんと先週の私の誕生日にと、わざわざ取り寄せてもらってた!
18年前の BOSSのセミナーで学んだホスピタリティーは、今もそのままに
まさに感動のカンドウコーポレーション!
BOSS、ありがとうございました。
それにしても今回も牛来さんのヤバイ〜カミングアウトに始まり
終始翻弄される会でした. 笑
長く広島をリードしてきた経営者お二人、今もチャレンジを選ぶ姿勢に
学ばされる、私だけが役得の贅沢な会です。
バンコク食堂 バードマン
昨年、連れて行ってもらった五日市のバードマン。今年は評価も
さらに上がり、人気がすごい。
ランチメニューはどれも美味しいけど、やっぱりトムヤム麺ですね。
この一碗の風味、味わいのバランスがめちゃアジアン!
もちろん + 200¥ のグリーンカレーは外せない。おかわり自由!
これはまた別日で、こちらがうちのお客様をご案内。
平日ランチでも開店前に行かないと入れないほど、もう女史たちが
並んでいる。席数カウンター 8 だからね、仕方ないか。
このカオマンガイ、絶品ですね。
で、やっぱりトムヤム麺. 笑 ヘヴィ〜リピートしたい。
もちろんグリーンカレーはマスト! 美味いすよ、優しい味わい。
やっぱり夜、来てみんといけんねぇ。ソフトシェルって
アジアンではどう調理して食べるんだろ?
なんか 70年代のお母さんが、チャチャッと手芸したような毛糸の
縫いぐるみがレトロだなぁと話してたら、やっぱりオーナーの
マザーが作ったものらしい。あの看板のモデルになったお母さんの顔、
思い出して笑ってしまった。
す し 久
ラーメン大好き藤本くんと打ち合わせ前に、ランチはやっぱり
ラーメンで. 笑 リクエストは横川の、なんとお鮨屋さんがお昼だけ
ラーメン出しているという、すし久へ。開店から早めに行ったのに
すでに並んでいたけど、すぐ座れたよ。
店内はカウンターで、いかにも鮨屋って感じ。おすすめの
「 鯛だしらぁ麺 鯛めしセット 」欲張ってチャーシュー大盛りを注文〜
美味い。
鯛出汁が濃いいなぁぁ。
このスマホ写真、なぜかぜんぜん シズル感も出てないけど
これはすごいよほんま。
このサイト、めちゃ詳しいね。
こちらは後日、また食べに行った時の 「 海老らぁ麺 海老づけ丼セット 」
これも美味しいけど、やっぱり鯛だしがいいな〜
ごちそうさまでした!
お鮨屋さんとはいえ、どこかしら遊び心あるようなラーメンかな、
この「 目に言う 」(メニュー)からも、そう感じるんだけど。
それにしてもラーメン、最近ちょっとブームというか
広島も出店、少なくないなぁ。
美味しいからいいんだけどね、藤本くんはうれし〜だろうし. 笑
まぁ毎年のことながら、春の休日の朝は GWまで、少しずつ畑仕事。
昨年のルッコラも花盛り。この種が夏には実生して
また秋にはたくさん食べれる。
売れ残りのスティックブロッコリー苗を、半額で買い植えてみる。
食べれるかなぁ〜
今年は実生した三つ葉がたくさん出てきた。これはうれしい〜
アスパラも順調だね、ここに来て以来 22年間、毎年採れる。
それに今年は特に太いのが出てくるのよ。
美味いのよこれが。とにかくもいで(捥ぎとる)生でもかじれる。
汁が出るほどジューシーで甘い。
山椒もぐんぐん伸びる。
iPhoneのポートレイトモードは上手く撮れるとこんな感じに
背景がボケてくれるけど、
こんな風に茎と茎の間の背景が、気持ち悪くピント合ったり、
こんな妙なボケ方したりする. 笑 やっぱり光学式レンズのように
自然なボケ足は表現できんのね。無理もない。
春だけ見れる新芽のリース。
こんなリング状に植えた訳ではないのにね。
あ、エビネが咲いている。可憐だねぇ〜
ケガをしてエリザベスカラーを付けた我が家のニャータと
ひこうき雲。
き ぬ や Kinuya since 1964
打ち合わせで本川の手芸店「きぬや」まで。もう17年来のお仕事、
流川からここへ移転させて、ちょうど 10年になる。
本川では珍しくない かなり古いビルだけど、1階はとても広く明るい。
手芸用商品も多様になって、店舗としては難しい商売だな。
かつての広島 1デッドストック(不良在庫)を誇っていたボタンも
10年で半分は売れた?かな。
店の奥にはミシンがある工房と手芸教室。
打ち合わせの内容は、やはりコロナ禍で店の在り方が変わり
それに伴い、新しいアプローチをするために店内を改装したいとのこと。
そのリニューアルして始めるチャレンジは、とても理にかなっていたし
時流にぴったりなアイデアだったので、さっそくパースを描いて
概算見積もりまではスムーズに進んだ。だけど…
難しいのよね、やっぱり。
オーナーも60近くなるとリスクをかけれない。
小さなワンオーナーの飲食店などでも、よくある流れだけど。
自らにも素晴らしいチャンスが見えているのに。
High-risk High-return
リスクのないところに、リターンはない。
商売の鉄則ですね。
ちなみに2階の「 アルソアサロン ねむの樹 」も
弊社で移転施工させてもらったお客様。母体は島根の企業で
広島に出店して、20年ぐらいにはなるんだろうか。
根強い顧客様が多く、長く利用されている。
https://www.instagram.com/mitsui_hiroshima/
久しぶりの大阪へ。仕事ではないけど急に決まってしまい、
まぁ用事が済んだら時間もあるし、べタな観光でもするかな。
天王寺に泊まるので、歩いて行ける通天閣でも観よう。
これぐらいならもっとバシッと描けるよ。
建物の古さがとてもいいね。
あべのハルカス、想定してたより軽い感じするなぁ。
高さはすごいのだけど。
それに比べて、大阪市立美術館のなんて権威的な佇まい。
スマホで撮っても美しい、素晴らしい建造物だね。
その向かい右側に、通天閣がひときわ目立つ。
広い公園、動物園の上を歩いて行けば、
おなじみの新世界〜 通天閣へ。遠くから見たことはあれど
上に登るのは初めて。
なかなかいい眺めだった。ネオンの色彩がさすがの大阪. 笑
意外と感動したのがこの塔の天井画。復刻したものなんだね。
これがよほどか感動した。
それに通天閣のすぐ横にこんなレトロな喫茶店があるのが
ちょっとわざとらしいほど、でもたまらないね。
まぁ夜になるにつれ、ライトアップの色が派手に変わるんですよ。
で、通天閣のすぐそばで、上手な呼び込みお兄さんに
まんまと引っかかり串カツ屋で晩ごはん。
お疲れ様でした〜
よく寝れたわほんま。
さて翌朝。広島に帰る前に寄り道してこちらまで。
万博記念公園 太陽の塔へ。
内部を復元し公開してるのでどうしても観たかったのよ、ずっと。
初めてこの塔を肉眼で見たのは、もう32年?は前になる。
東京に向かう車中、道路から一瞬だったけど、その存在感と違和感は
今でもはっきり思い出せるほど。
雨も降ってるし、スマホだから写真もイマイチだけど、
なんて でかいのよ!
それに月並みだけど、なんか生きているようだ。
その背には「黒い太陽」
近くで見ると顔の部分も、繊細な造形がされていて
存在感が際立つ。
事前予約しておいたので入館もスムーズに。まずは復元されたという
「 第4の顔 地底の太陽 」ここと内部の 1階フロアのみ撮影 OK!
そして通路を抜けると、一気に眼前に拡がる「生命の樹」へ。
とにかくすごい迫力。でもどこかしらなつかしい意匠で、昭和世代には
魂が揺さぶられるというか、ゾクっとしたりクスッとなったりする、なにか。
極彩色なカラーリングとライティングに、会場の BGM?が相待って
月並みだけどこの樹がまるで、うごめいてるような気がした。
これを創造した岡本太郎さんの念(想い)が、まだここに残ってる。
この施工を手がけた、当時の多くの職人たち。そしてこれを復元した
現代の人たち。
当時全国から訪れてきて、これを見た何万人もの人たち。
太陽の塔の この血のような真っ赤な内部に
多くの人々の様々な想いが、まだここに残留しているんだね。
アメーバーたちがかわいい。
呪術って…笑 さすがたろーさん、予言してるな。
季節料理 ながせ
そろそろ会えるかな?と SNSでオファーしたら、快諾してくれて
お店まで決めてもらった。なんと事務所から歩いて行ける十日市、
和食の「 ながせ 」にて。検索したらなんと、灯台下暗しの人気店!
nagase2682.gorp.jp
快食.com xiaohei
昨年末、島根での自転車レースで事故により緊急入院。肋骨 8本と
鎖骨を折って、一般人ならおそらく亡くなってたのにこの笑顔!
シャオヘイさんと、こうしてまた一緒に食事することができて
ほんとよかったです。
こうして会うのもコロナ以前だから 3年ぶり、いやはや
復活されてなにより!
kaishoku.com
TVでも完全復活ですね。 imanama-corner/
とはいえ美味しい料理を頂きながら聞いた、事故から手術〜入院中の
体験談は凄まじいもので、三途の河を渡る手前だったとか。何度か絶句した。
日頃から鍛えられていたシャオさんだからこそ、復活できたのは
容易に理解できるけど。
広島の食文化のために、まだまだシャオさんの存在が
不可欠だという事です。
日本酒も豊富! 飲み放題で安くたくさん呑める。
この値段のコースでこの内容、文句なしの美味しさ。
最近おもしろいラベルや、特殊なデザインのラベルも少なくない。
個性が際立つね、もちろん美味しければ いいんだけど。
魚尽くしで満足。全体的に優しい味わいで食べやすい。
ここはまたいいお店を紹介いただいた、美味しい!
ランチも人気らしい〜 また来なくっちゃね。
木
林
Brand Planting Studio
k i r i n
k i r i n(キリン)の永戸くんは、先日の grab 山田くんと同じく
ペンギングラフィックス 出身のデザイナー、2018年に独立して
k i r i nを設立した。
kirin1.com
k i r i n は 3名、永戸くんをはじめ みなさん穴吹デザイン専門学校卒。
スタッフの沖村さん(左)は、私が穴吹で非常勤講師した時の教え子で
卒業したのはもう、6年前になる。
この写真は( 撮らしてもらったのに目瞑ってた、ごめん〜 )一昨年の
ローカルクリエイター Tシャツの打ち上げの時、永戸くんから
声をかけてくれた時のもの。このイラストは沖村さんが描いたもので
よく見たらとても根気と執念のいる作業を成し遂げている。
私は学生の頃の沖村さんしか知らないから、これはほんとすごい!
ことでね( 笑. 失礼 )それよりも彼女を雇っていることで挨拶してくれた
永戸くんのデザインに、以前から興味があった。
2013年のH-ADC審査会にて、 "H"ADC賞をとった永戸くんの
「 べっぴんうどん おつるさん 」のロゴやデザインが、個人的に
とてもお気に入りだった。実はうどんもジャケ買いして何度か食べてたし
SO@Rモノづくりプロジェクトでもよく見ていた。なによりも
あの審査会にて、個人的には彼がグランプリだと思ったからね。
さて前回の山田くん倉田さんと、たまたまペンギン出身のデザイナーと
会ってきたけど( あとMくんという稼ぎまくってる色音がいる. 笑 )
ペンギン組は皆さんとても個性的で、当然デザイナーとしてのセンスや
スキルもめちゃ高い。中でも永戸くんは私より 22歳も下で、
今まで話したこともなかったけど。でもペンギンにいた頃から
そのデザインされたモノには、とてもいい意味での違和感を感じてた。
そんなこんなで初めて話す若いデザイナーであり、経営者に
遠慮なくいろんな質問をして、彼も臆さず明確に答えてくれた。
まぁここでその内容まで、詳しく載せる気はないけど
k i r i n という屋号の意味からこれまでの成果、仕事への姿勢まで。
通して印象的だったのは、やはりブランディングとしての
デザイナーの仕事の在り方に、とても注力していることだ。
大きなクライアントや メジャーな仕事もこなす中で、k i r i nが一貫して
続けてきたことは
ブランディングのミッション = お客様の利益を出すということ。
若くしてそこにずっとシフトして、デザインしているのがすごい。
私が今の永戸くんと同じ 35の頃は、独立して 2年目で
ちょうど今の事務所を開いた時だった。その頃は毎日、ただこなす
仕事ばかりで、目の前の日銭のことばかり気にしていた. 笑
1年でも事務所が継続できたらそれでいいと思ってた。
この理念の差が、現実だね。
職場としての事務所の節目に、面と向かい、ねほりはほり
聞いてよかった。それとやはり、デザインから伝わるものは
人柄なんだね。
その作り手の想いや向き合い方、生き様まで
表現したモノに宿る。
さて k i r i n の事務所におじゃまして、いきなりびっくりしたのが
ちょうどこの日、3月 31日をもってこの事務所を撤退して
移転するとのこと。なんとまぁです、このタイミングで行けて
丁寧に応対してくれて、ありがとう。
久しぶりに会えた、かわいい沖村さんも
ちゃんと真面目にがんばっているようで、安心した。
BOCCA ROSSO
いつもの忘年会メンバーで、急遽食事に。お店もお手軽なイタリア酒場
ボッカロッソへ。ここは MARIOでは唯一の夜だけ営業店、5年前に
元 Chaya MARIOだった店舗に移転してきた。深夜まで営業していて、
お酒も MARIO 1 安いから、多くの往年 MARIOフリークが集まる。
もう死語だけど、ブイブイ言わせてた「 ちょいワルおやじ 」たちね。笑
だからか、突出しも大根と厚揚げ豆腐が出てきて、でも味付けは
イタリアンテイストになってる. 笑
相変わらずカルパッチョも安くてびっくり。
定番のアンチョビキャベツは外せない。
4ヶ月ぶりの「 西さんを囲む会?」メンバーと。
アイグランの重通さんも、なんだかさらに PUMP UP!している. 笑
悩みたがり、かまってほしい西さんの店舗「きぬや」改装相談に
みんなでアイデアを出し合って、見事にビジョンを構築していく。
この日は西さん以外、みなさん呑んでなかったからね。
さすが 3人集まれば文殊の知恵。
kinuya.biz
牡蠣のあつあつアヒージョ風と、
鶏肉のグリルが出て、この他にもメニュー頼んだけど〜
なんとTボーンステーキが!しかもこれ、6000円いかない限定の
サービスメニューですよ〜 ボリュームはもちろん! めちゃ旨かった!
iPhone撮だとこの迫力が伝わらないなぁ。
〆はベタながらイカ墨のパスタで、もうさすがに食べれません〜
ごちそうさまでした!!!
S t e l l a r e
昨年、スペランツァの石本シェフが開業から 10周年を迎え、
そのタイミングでお店の 2階に「ステラーレ」を開店した。
完全予約制のリストランテ、自宅だった 2階を大胆に改装していた。
オープンからずっと話題になっていた、検索しても いい評価しか出てこない。
speranza-italia.com
特注の有田焼 Kamachi の器が とても個性的。
ん?なんだこれは〜 SNSでよく見ていたけど、おもしろい。
ブッラータチーズにキングトマトのジュレ。さっぱりしながらも
味わいは濃いめ。
大きなホワイトアスパラにサヨリのカルパッチョ、キレイだね。
もちろん美味しい。
これも器がおもしろい。贅沢な雰囲気で食も上がる。
この日の相方はソムリエで、ワインにはもちろんうるさい。しかも飲助。
なので 10年経っても変わらない、かわいいソムリエの美人マダムが、
その料理にベストなボトルを出してくれる。
しかもこのお二人は、ソムリエ試験会場で知り合った仲よしだから。
縁とは不思議だね。
こうゆう言い方したら誤解をされそうだけど、パンが凄かった。
料理はもちろん想定以上だったし、こちらの期待を裏切らない、
石本シェフらしい全力投球の料理は健在だ。
それでもこの自家製パンはちょっと感動したね。
それぞれの料理に合わせて 5種類ほど、どれもとても凝っていて
まずこのキュービックのブリオッシュで心掴まれた、秀逸もの。
レストランで自家製パンを焼いてるシェフならわかると思う、
これができるのはすごいこと。
これあと 3つぐらいは食べたかったけど、お客様の人数と
1日に焼ける数がギリギリらしくて。まぁパン屋じゃないからね. 笑
蛤とマッシュルーム、上に乗せてるのはカラスミで。
見た目と反する、柔らかい温度の優しい味わい。
白子と舞茸を和えた? 繊細な食財同士、絶妙に火が入っていて
見た目はちょっと?でもこれもあと 2皿は食べたい、美味しい。
同系色の器に、色味足すために野暮な葉っぱとか飾らない。
スペランツァ以上に、和のテイストを感じる料理たち。
それにまたこのパンがよく合う。これもあと 3つほしい. 笑
10年前の「 恩人 」さんとの再会。 料理が出る度、目の前で
ワインが次々と流れていく。
歳とって想うんだけど、いつも恩って
施した方は覚えてなくて、受けた方は一生忘れない。
お魚は香ばしく焼いた甘鯛に、エンドウ豆のディップ? 和食なら
餡 みたいな。そこに生ハムで出汁をとり、ブロードに。
残念なことに写真が撮れてないけど、シェフが急須に入れたブロードを
目の前で器に注いでくれた。なんて美しい味わい方の提案。
ベタな表現だけど、石本シェフの日本人魂を感じた一皿。
アクアパッツァでは出せない、薄く優しくて深い味わい。
言葉にすると矛盾しているようだけど、どれもそんなイメージが
口内に染みるようだった。
お肉は王道の仔羊に赤ワインソース、この赤いパプリカだったかな?
ペーストをつけると、なんともフルーティな味の変化を楽しめる。
それにしても何年ぶり?久々に羊を食したけど、とても美味しかった。
甘くて濃い羊ならではの風味、ボリュームもこの全てがちょいどいい。
お肉になった羊ちゃんに、改めて合掌したよ。
最後のパンは無花果だったかな。お肉とのバランスが想定通り。
どのパンももう 2、3個ずつは食べれたね。それぐらいよかった。
すっかり堪能して満足してたら、パスタが出てきて、そうか
まだパスタがあるんだったと、感無量。
自家製麺かな?忘れたけど、筍と36ヶ月熟成のパルミジャーノで
和えただけのような、これは素材の風味がとても強くて
まさに石本シェフらしい、満足度の高いパスタだった。
器が素晴らしい。どれも見栄えだけじゃなく、機能美なんだな。
デザートはキウイとバナナ、カルダモンのジェラート。
上に積もっているのは、粉糖ではないのよ。
とても贅沢な時間でした、ごちそうさまでした。
それにしても、このエスプレッソのカップがウケた。
なんでこんな端っこに置いて、持ってくるときにバランス、
崩しちゃったの?
なんと、そぉゆうことね。失礼しました. 笑
Mia cara allo chef Ishimoto e Signora
Grazie !