分 陰
先日の京都 kankakari「 分 陰 」にて購入させてもらった
葉っぱ( の生写しのようなもの )が届いた。
直径 8㎝ぐらいで、展示してた中では最も小さなサイズだったけど
事務所で見たらこれがぴったり! 大きな 15〜20㎝のモノに
しなくてよかった。ホッ。
kantyukyo.jp/
展示していたままの、テグスを付けた状態で 送られてきたので
さっそく吊ってみた。クーラーの微風や人が歩くぐらいでも
軽やかに揺れるし、ゆっくり回る。
ホンモノの葉と同様に、このまま朽ちていく様を
ぼんやり眺めていたい。
お好み焼き
n a c c a
個人的に 2022の〆飯はお好み焼きナッカさんへ。オープンして 3年半
だいたい月に 2、3度は行ってるけど、インスタに上げるぐらいで
blogには載せてなかったね。写真はいつもの部家スペシャルで
肉玉そば 野菜 W イカ天 目玉焼き乗せ! けっきょくこれしか食べない. 笑
nacca-hiroshima.com/
instagram.com/okonomiyaki_nacca/
3年経ってぎっくり腰になっても、一枚一枚丸くていねいに
キチッと焼き上げる店長さん。
お好み焼き素人だった おちゃめな奥様も、上手く焼けるようになったね。
もともとお好み焼き屋だった場所での開店とはいえ、忖度抜きに
飲食店の商売には、かなり不利な物件。物件探しから関わっていたのなら
ここでは決して開店させないだろう。しかもすぐコロナ禍になったけど
逆にその追い風にうまく乗れた。
こうして 5年10年と、美味しい広島のお好み焼きを
ずっと 2人で焼き続けてほしい。
ごちそうさまでした。
来年もよろしくね。
PARCO della PACE
今年もあっという間に終わる。毎年 29日の大掃除をさっさと済ませ
スタッフさんとラストのランチへ。写真はシラスと春菊のピッツア!
instagram.com/pizzeria_parco
掃除に来てくれたのはいつもの穴吹コンビ、 またこの 2人と
リクエストはピッツア! リーヴァも行きたかったけど、
鈴木さんはやっぱりパルコさんになりますか. 笑
2枚目はシンプルにマルゲリータですね。
そしてやっぱり出ました! クアトロフォルマッジですね〜
鈴木さん御用達、しかも焼きリンゴがのってます〜
これは美味しいデザートピッツア!!!
それにしてもこのお二人は見ていて飽きません. 笑
よくある 凸凹女友達ですね。
パンナコッタも美味しかった〜 ごちそうさまでした!
今年もあと三日で終わる。
今年もなんとかこの日を迎えられた。
アナログデザインで 22年、ここまで続けられたのも
鈴木さんや代田さん、SAKURAさんと沖村さん、
ここで今まで仕事してくれた、皆さんあってのおかげさま。
CA'GINO
ずっと行けてなかったヨーロピアンお肉の名店「 カジーノ」へ。
ca-gino.com/
このフムス、美味しかったなぁ〜 オリエンタルでめちゃ好み!
横のピクルスもいい。
たまにはワインもいいね。
メニューにトリッパがあるとつい頼んでしまう。これも
文句なしの味わい、ボリュームも満足。
出ました!! やっぱりここは一推しの アイスバインですね。
相変わらずすごいわ〜 ドイツの名物お肉料理だけど、豚のスネ肉を
ぶっとい骨付きのままじっくり煮込んだ、これはもう たまらないね〜
これを食べると必ず思い出すのは、大阪の「 ラ・トォルトゥーガ 」
みんなで食べたカスレを思い出す。検索したら2001年に、現在の場所に
移転したとあるから、行けたのは おそらく2000年か。
kdje100.gorp.jp/
instagram.com/la_.tortuga/
〆はなんとイカ墨のパエリアで! これも なんて懐かしく美味しい。
お腹パンパンだったけど、翌日胃もたれもなく 完璧な料理。
ヨーロッパの名物料理、特に肉モノはすべて出せるんじゃないかな。
ほんとすごい。。。
デザートのプリンとこのソルベも、ひとくせあって美味しかった。
また来たくなるお店だね。
写真は iPhoneにて。今年はほんと、カメラ持たなくなったな。
今年は寒冬で雪がよく降るとは聞いていたけど、例年の12月初めには
まったく降らず、ん?と思ってたら、こうきたか。
車の屋根は早朝の 2、3時間で 20㎝。うちのニャータの足跡が残る。
そこから三日、降ったり止んだりでなかなか溶けない。
見るにはいい雪景色だなぁ。
そしてイヴの朝、またしても 20㎝弱。
雪はこれぐらいなら余裕だけど、今年は気温が上がらないので
ぜんぜん溶けないのが困る。街中でも日中 0〜1度、うちは夜、-6度が
5日間も続いて、道路がガタガタに凍ってた。
何年ぶりだろ?
でも空気がとても澄んでいて、きれいだなぁ。
杪 秋 kantyukyo
先月の閒中居(カンチュウキョ)尾込真貴子展で
ギリギリ最終日に伺って気になってた二羽のうち、一羽残っていたので
購入できた。一推しの子は飛び立っていたけど、残りものには福がある。
kantyukyo.jp/
最終日だったのでそのまま連れて帰ってもよかったけど、
作家さんがいったん家に持ち帰り、一羽づつ送りたいと言ってたの
思い出して、あえて送ってもらった。
送られてきた小さな箱を開けると、中はこんな状態に!
鳥の巣みたい!?
枯れ葉をはぐると いました...
なんて粋な贈り方するんだろう。
ほんとにグルグル巻かれた巣の中のくぼみに、
この子が顔を上げていた。
枯れ葉を見ていたら ふとそれが鳥の羽に見えて、そこから
鳥にしてみたらしい。これが初期の鳥さんらしく、
頭から後ろは羽にしている枯れ葉のままに仕上げている。
他の鳥たちはもっと大きくて、胴体や尻尾まで鳥の形をしていたけど
この子はカンチュウキョで見た時、頭から崩れて
死んでるようにも見えて、とても印象的だった。
枯れ葉から生まれて、このまま崩れていき
また土に戻る様。
デリカセロリ
忘年会でしか会わないメンバー? そして私のリクエストで
やっぱりデリカセロリですね! ここしかないわ。
facebook.com/derikaserori/
まずは刺身盛り合わせとタコ天! とにかく注文しすぎないように
毎回思って席に着くんだけど、なぜかね〜
牡蠣ふりゃーですね、美味しい!
太めのポテトふりゃー、このあたりからヤバイサイズ出てきたな。
誰だこんなウインナー頼んだのは?
デリセロ名物のひとつ、鰻巻き出ました〜 デカイ!!
たぶん卵 8個は使ってるな。しかも美味しい〜
「 きぬや 」の西さんと「 アイグラン 」の重道社長!お二人ともお客様で
アイグラン様からは久しぶりに難産なお仕事、頂いてます。
aigran.co.jp/
だれだ〜ナポリタン頼んだのは! これ5人前はありますよ〜
ジャンクぽく見えるでしょ、味はいいんですよ!
必死に食べたけど、けっきょく西さんがお持ち帰りに〜
デリカセロリ女将(右)と「 アドバンストスタイル 」の田岡さん!
お元気そうでよかった。
advancedstyle.jp/
いつ行っても満席、いつまでも続いてほしい。
いいお店です。
アンディウォーホル展の感動に後ろ髪引かれながら、バスにのって
もうひとつ個展を観に行く。金閣寺の近くだけど、ちょっと
裏道に入れば こんな民家が密集した住宅街。その中にあるらしい
京の町家のギャラリーへ。
k a n k a k a r i
広島のギャラリー [ cite'] シテが京都にお引越し、新たに開業した
[ kankakari ] かんかかりまで。
kantyukyo
よこたよしか 個 展 「 分 陰 」
その かんかかり で、広島 閒中居( カンチュウキョ)のよしかさんが
個展を開催。 昨日の「藤原新也写真展」からアンディへと
タイミングよく周れてよかった。
kankakari.com/single-post/
kantyukyo.jp/
着いたのがもう夕方近くで、古い町家を出来る限りいじらず改装した
ギャラリーは昼間でもかなり暗い。まぁカンチュウキョに比べれば
めちゃ明るいのだけど. 笑
全体がわかる撮影は禁止されていたので、作品そのものをパチリと。
この「 葉っぱ 」は一枚一枚、かなり細い てぐすで天井から吊られている。
100枚ほどあり、1枚ずつが作品で売られている。小さいもので 6㎝ぐらい
大きなものは 15㎝はあり、すべて同じ植物の葉だ。でも
葉っぱに見えるけど 実はこれ、葉っぱではない。
こちらは吊られてない、作品にならなかったもので
かなり脆い状態らしい。
この葉っぱのようなものが何でできているかは、あえてここでは
載せないでおく。
超絶技巧までとは言わないが、並大抵の技術ではできない、
よしかさんらしいセンスと繊細な感覚で、この空間が創られている。
カンチュウキョと同じく、ここでも水に浸し回帰させている。
おそらく常温でもゆっくりと溶けて、元の「 クズ 」に戻る。
かんかかりのオーナー(右)が、床に寝っ転がって見てという。
なるほど漆黒の天井に浮遊する葉が、バックライトで透けて光り、
空調をかけてないのに揺れている。
人の動きやわずかな空気の乱れでも揺れる、モビールの動きだ。
それがもっと繊細でとても軽くて、ずっと揺れている。
それにしても京都で いかにも町家とはいえ、よくこんな物件に
出逢えたもんだ。うらやましいなぁ。
またバスで長く揺られて、駅まで急ぐ。
久しぶりの京都、またいつかゆっくりと歩いてみたいなぁ。
でも先に奈良だな. 笑
さて広島に帰ろっと。
東京日曜日の朝。妹夫婦と美味しい朝食を頂いた。ゆっくりと。
何度来ても高層マンションは苦手だけど、ここは慣れたせいか?
心地いい気がする。
京都市京セラ美術館
さて品川でお土産買って、新幹線で京都へ。ちょっと迷いながらも
たどり着いた。なんてデカイのよ、敷地もハンパないなぁ。
kyotocity-kyocera.museum/
ANDY WARHOL in KYOTO
im OK im in Japan.
アンディ・ウォーホル・キョウト展へ。なんとアンディも撮影 OK!
( 動画はNG )日曜日だからめちゃ並んでいた、おまけに「 サンリオ展 」も
やっていて、かわいいギャルたちも並ぶ並ぶ. 笑
https://www.andywarholkyoto.jp/
京都とゆかりのあるアンディ、その痕跡や当時の作品から始まる。
有名なるかなり前からの作品も多く、見たことのないものばかり。
藤原新也写真展もだけど、カメラ持ってくるべきだったなぁ。
いいなぁ〜 親日家であることは間違いないようだ. 笑
最初の角を曲がると、一気にアンディの世界へ。
展示も壁ごとコーデされていて、会場全てが POPで ARTな空間に!
すごいなぁ〜 いいなぁ〜
アンディといえばキャンベルスープ缶。という代名詞的 作品。
そのキャンベルスープも、けっこう種類あるんだね。
個人的にはやっぱり... 教授( 坂本龍一 )ですよ!
配色もトリミングもすごいなぁ。凄すぎる。
ずっと前から知ってる作品なのに、実物を見てこんなに感動するの
久しぶりだった。油絵でもなんでも ARTは、本物を観ないと
わからないとはいえ、こんなにギャップがあるかな。
シャネルの No.5も、
アップル社のロゴも、とんでもなくポップな ARTにしてしまう。
大きなモニターにはアンディ制作の映画だろうか、
当時のファッションと映像そのものが、とてもオサレに観える。
右端のアンディコスプレマネキンには笑ってしまった。
頭のウイッグは悪ノリだろ〜と思ったら、実はあのインパクトある
髪型はカツラなのよ。
毛沢東さんも ARTになる。壁の配色も秀逸。
写真やポラを使った作品も少なくない。POPだなぁ。
作品が光ってる?ような、とても鮮やかな配色が浮かび上がる。
映像作品ももっとよく観ておけばよかったな。ほんと人が多いので
平日に行くべきだったね。
展示の終盤は 巨大な作品が拡がる、圧巻の「 カモフラージュ 」
そして最晩年の作品で、絶筆となった「 最後の晩餐 」
カエル好きなもんで、気になってたヤツ。とてもキレイだった、でも
思ってたよりデカイ。
思わず「 Спасибо!」ありがとう!と言ってしまった. 笑
亡くなる 1年前で、未完成?のようにも観えるけど
有名な最後の晩餐から、イエスキリストを 4つも描いている。
58歳、私も来年は同じ歳になるのかぁ。
まだ死にたくはないな。
展示場を出る時に見える、最後のメッセージは
ぼくは死ぬということを信じていない、起こった時にはいないから
わからないからだ。
死ぬ準備なんかしていないから 何もいえない。
東京出張の続き。夕食までちょっと時間るので、世田谷から移動〜
ミーハーに表参道でも。TVでもよく見るライトアップが、否が応でも
誰かれ構わず 気分を高揚させるようだ。
神戸のルミナリエを見た時も この表参道でも、すぐ頭に過ぎるのは
わが広島 平和大通りの下品なドリミネーションだろう。
毎年血税の垂れ流しだよ。
表参道ヒルズのクリスマスディスプレイ、吹き抜けならではの
なんて華やかで繊細な施工に、ついつい費用が気になる職業病. 笑
このツリーは宙に浮いてますから、すごいよね〜
ティファニーのディスプレイも素敵だ。クラシカルなツリーのデコが
逆に新鮮に映る。
通りに面したミーハー丸出しの お値段も東京価格のカフェで。
FENDIのバスがちょっと恥ずい。
いつも助かるわ、妹が東京にいてくれて ほんと。
とはいえ相変わらず若いというか、変わんね〜な、この人は。
50代中盤とは思えない。笑
すごい苦労人なのに、そう見えないのは
やってきたことが間違ってなかったんだよね。
それにしてもすごい人、人。コロナはどこ行った?
マスクこそしてるけど、やっぱり東京は違うな。
COACH MART
コーチのポップアップストア「コーチマート」期間限定オープン。
fashionsnap.com/article/coach-mart/
コンビニがテーマ、めちゃポップで この写ってない後ろの店内は
すごい人だかり! おもちゃみたいな商品、でもキーホルダー 1 個でも
万円するからね。笑える。
この LEDを伸ばして作ったような、ネオンサインが新鮮だな。
薄くて光もきれいだし、たぶんコストもいいのかな。
Clos Kachidoki
さて妹が住んでる勝どきに戻り、近所のワイン専用バルへ。
すごい路地裏の小さなバルだけど、人気店なのはすぐわかった。
closkura.com/
ゴボウのトマト煮、アラビアータですよ。美味しい。
生ハムのクロスティーニ。
大好きなトリッパも出て、
これはアヒージョのようで、けっこうフレンチな野菜煮込み。
ミラノカツレツは懐かしい味わい!
パスタはシラスでアーリオオーリオ!
妹のパートナー、岩田さんと食事するのは
いつもほんとたのしい〜。 ごちそうさまでした!
2人がお住まいのタワマンへの帰り道、公園の横に
先ほどの Closが出店するという、ワインショップが施工中だった。
マンションからすぐ歩いて行けるねと、岩田さんはうれしげだ。
彼は最近、ワインソムリエの資格を取ったばかり。
次に東京に来るときは、彼とここで一杯、やれそうだな。