広島麺匠
こ り く
ラーメン大好き藤本くんと、ランチミーティング。リクエストは
己斐駅の手前、福島町の人気店「 こりく 」へ。
どこか食堂のような店内、席数も多くパートのおばさんたちが
元気にサービスしている。平日はさすがにサラリーマン客が多い。
初めて行くラーメン屋は、まずはメニューの 1番目のを注文する。
この鶏ガラ、豚骨、魚介系出汁の醤油ラーメン、見た目はとても
濃厚そうだけど、これがよくあるくだりで妙にスッキリしていて
食べやすくて、ほんと美味しい!
instagram.com/hiroshimakoriku/
川の手前のちょいと郊外店ながら、ランチタイム過ぎても
来ている客数もいい感じ。また行きたいお店だね。
中華そば
喜 八 屋
この日も藤本くんと打ち合わせの前のラーメランチ。
リクエストは横川駅のガード下、2年前にオープンしたみたい。
どうやら舟入に本店があるようだ。
ラーメンは王道の中華そばで、めちゃ好みのタイプ!
modokimaru.com/
ちょっと個性的なのが、鯖寿司が食べれること。
これがまた肉厚で脂ものっていて、めちゃ美味しい!
ラーメン屋で出てくるもんじゃないね。
いっちょう
高陽店
この日の打ち合わせランチは、なんと居酒屋ファミレスへ!
左官のかいちょと現場に行っての帰り、彼の家の近所でちょっと
入りやすかったので。
この限定ランチ、鯛のあら煮定食がほんと美味しかったのよ〜
島育ちの自分としては、目ん玉まで残さず食べる。
icho-eca.jp/
高校以来、もう40年のお付き合い。
左官のかいちょはほんとにいいやつなのだ。
この夏は久しぶりに、ゴーヤーがたくさん採れた。
ありがたいなぁ〜 実は小さいけれど、家で採れたのはやっぱり違う。
バジリコも例年植えるんだけど、この何年かは根がやられて枯れたので
モグラ?なのかな。今年は鉢植えにしてみたらバッチリだった。
ここに引っ越して 23年、元は田んぼだったところ耕してきたけど
どうやら土壌に難ありなのよね。
ではさっそくバジルペースト仕込みへ。
まずは丁寧に洗って乾かす。葉の裏に砂が付いてたり、ちっちゃな
青虫がおったりするので、よく見ながら。
準備完了〜 レストランとかで使うのと違い、冷凍保存用なので
パルメザンチーズは使わない。
松の実は軽く煎って、ニンニクはオリーブオイルで揚げて
そのオイルも冷まして使う。
完成! これはいい出来である、間違いない。
さっそく実食。ではなくてこれは この日の昼に食べたパスタで
畑の大葉と冷蔵庫にあった大きな椎茸、厚めのベーコンで和風にしてみた。
我ながら美味しいに決まってる。
CRAFT JOURNAL
五日市方面で用事があると、たまにふらっと寄道したくなるのが
クラフトジャーナル。この日もオーナーの榎樣にあやかりたくて〜じゃなく
ちょっと難しい相談にのってもらった。
https://craft-journal.com
instagram.com/craft_journal/
ちょうど新しい多肉類も入荷されてたので、気になる変わり者の
苗を2つ GET。
いつきてもセンス良く、インテリアコーデされている。でもちょっと
他店では仕入れないような、個性的すぎる商品も少なくないのが
クラジャっぽい。
さて、久しぶりの榎様は、カメラ向けると相変わらずのシャイな乙女の
この 1枚で。でも相談には的確に容赦無く答えてくれる。のでかっこいい。
共通の友のことだったけど、迷いが消えた。さすがだなぁ。
BOCCA ROSSO
タチマチのSAKURAさん、ちょっと相談あって? BOSSとの作戦会議。
この 3人となるととうぜん場所は ボッカでしょ。
まずは腹ごしらえ、しっかり食べながら経緯を聞いて、現状把握。
instagram.com/a2shistagram36/
突き出しが出てからの〜
やっぱりアンチョビキャベツでも〜 まぁ定番ばかり頼んでます。
わかりやすいアボカドとトマトのサラダ。
定番ではこれが好みのフィッシュ & ポテトフライ!
そしてメインはやっぱりこれ〜 限定メニューで要予約の
Tボーンステーキ! おそらく広島1リーズナブルな Tボーン〜
3人だとちょっとお腹、キツイなぁ. 笑
〆のパスタはコテコテのイカスミで、ごちそうさま!
さて、美味しい食卓を囲みながら、けっこう議題は重くて...
先生と生徒の立ち位置というか。
私も以前は 穴吹デザインなどで、生徒を指導する立場だったから
自分に置き換えて、考えさせられる内容だった。
またいつか先生と呼ばれる時があれば、今日のテーマを戒めにして
忘れないように肝に銘じておこう。
cucina
M O N O
お客様に呼ばれて嬉しいランチ、大人の隠れ家イタリアン
MONO(モノ)へ。ここらでは不動の人気イタリアン。
この前菜プレートは見ての通り、さすがのセンス。
cucina-mono.owst.jp/
instagram.com/cucina_mono/
ランチで 2種類のパスタが出てくる、モノならではのスタイルは健在。
大盛りできるのも うれしいサービスだね。
まずは水イカのリングイネ。イカとトマトソースのみですっきりとした
味わいに。イカの味わいが濃くこれは好み、大盛りにしてよかった〜
もう一皿は、手打ちパスタでボローニャ風ラグー。ベタな表現だが
モッチもちで舌触りのいい麺に、ナスも細かく仕込んだラグーが
なんとも優しく美味しい味わいに。
写真がないけどこのパンがまた、いい味出してるのよ。
デザートまでちゃんとしていて、心地いいサービスとプライス。
横川駅からちょっと離れの 小さなお店だけど、オープンしてすぐに
予約は必須になったからね。
店内奥の壁面がちょっとギャラリーのようになっていて
アーティストかな? 展示されていた。飲食店でのこんな使い方、
広島でももっと増えてほしいね。
Lapis Lazuli
Repro
リプロにて試食会。2年前の植田商店本店の開店に合わせ
お肉を使った新しいお惣菜、グルテンフリーコロッケを提案されて
いい評価を得た!美味しかったね〜 なので、
続いて二匹目のどじょう狙い開発です。
repro-hiroshima.wixsite.com/
lapistyle.jp/
社長と営業部長に来ていただき、さっそく実食。
やっぱり試食は緊張するね。
最初のハンバーグ、トマトソースはほぼ合格!
この和風ハンバーグはキノコがちょっと、意見分かれるところ。
植田商店既存の商品、テールスープを使ったポトフ。
抜群に美味しかったけど、スープとウインナーに課題あり。
でもこのテールを商品に出せるのは、老舗肉屋ならでは。
なんとか実現したいね。
でも 1番ウケていたのがこの、グルテンフリーコロッケ第二弾!
これは小さくても、ちょっと衝撃的な美味しさ。これ冷食になったら
買うわ〜マジで。
肉屋がこれ使って美味しく作れますか?の課題に、見事応えている。
シンプルだけどさすがのレシピ。グルテンフリーシリーズ化は決定ですね。
烏田先生、さすがだなぁ。
森さんも広島コピーライターの重鎮、プレゼンが上手い。
試食一発目にして、改善点も少なくはっきりしたので
次の試食が楽しみになった。
Hand-Me-Down
もう 4年ぶり?ちょっと仕事の相談もあって、ハンドミーダウン へ。
木下さんに会うのも新年会以来だけど、ずっと超多忙だと
聞いていたので、お元気そうでなによりだった。
hand-me-down.jp/
さて仕事の相談は、ちょっと面倒な見積もりだったけど、木下さんに
とてもいいプランを出してもらって〜 さすがですよ。
あとはこの予算を出せるよう、クライアントに交渉しないとね。
でもそれが今、厳しなってしまって申し訳ないことに。
あ〜残念だなぁ〜
それとついでにではないけど、この「 ひろしまデザインびと 」でも
木下さんにぜひ聞いてみたいことがあったので、率直に質問してみた。
それは店舗などで使う、ロゴデザインについて。
以前から( 20年以上前ね )設計デザイナーが、その店舗で使う
ロゴデザインも手掛けるという業者はいたけど、まぁそれは
片手間というか、既製のフォントで適当に組んでたり、それっぽく
メジャーなものをパクってたりして、作られていた。
特に飲食店や個人店とか予算もなくて、ロゴはサービスしますよ〜
なんてのはよくある話だった。でもそのおかげで私は、
その予算がないという飲食店などの ロゴデザインに特化して
この25年、多くのお仕事をいただいたのでね。
そんな調子にのってた 15年前、納島さんの紹介で木下さんと出逢う。
当時のハンドミーダウンはブティックの運営をしながら、
すでに店舗デザインと施工でもよく話題になっていた。
特に木下さんのエイジング技法は凄かった。MARIOの店舗創りで
特殊な施工を見たり、エイジングをしてきた私でも、
彼の店創り、細部の造り込みやこだわりはとても真似できない。
それから WOODPROのお仕事や、木下さんからも撮影のお仕事を
いただいたりと、ちょっとずつ関わりもできた。
さて脱線した. 笑 木下さんはずば抜けたセンスと職人気質で
お店のロゴやサイン類、グラフィックデザインもこなす。
以前は自らスケッチや文字組をしたり、デザインをこなしていたけど
今は Ai(Adobeイラストレーター)で組めるスタッフがいて、
イメージを伝えて制作、提案しているらしい。
店舗や施設などで使うロゴデザインは、そのクライアントの
「顔」になる。これまで木下さんがデザインしてきた
ロゴデザインの在り方やこれからについて、裏表のない
ストレートで素直な木下さんの想いが聞けて、よかった。
クラジャの榎さんが
「 木下さんは仕事に対して熱い! 情熱的に仕事をするから。」
と言ってたけど、そうね、まさにそう。
このラフでフリーダムな印象からは観えない、仕事への想い。
ほんと熱い人だから、お客様が木下さんに頼んでよかったと思い
またその仕事を見た人が、次の客になっていく。
だからほとんど紹介だけで繋がっている。
木下さんは今、これまでにない流れで
大きなクライアントの仕事を受けている。年内にオープンする
みたいだけど、話を聞いただけで楽しみになった。
広島にまた新しい
ハンドミーダウンのデザインが生まれる。
MISAKI BAKERY
blogに いちいち行くたびに載せてはないけど、ミサキベーカリーは
よく利用している。と言っても月に数回だけど、お客様やご挨拶用に
ウケがいいのと、事務所から近いので行きやすい。
それとなにより商品のトータルバランスがよく、もちろん美味しい。
instagram.com/misakibakery/
中でもここのサンドはおすすめが多い。特にこのキャロペね〜。
あとチーズケーキもいい。
この頃は行くと必ず、野菜とかパンに使ってる食材とかも売ってる。
特別に仕入れているもので、このコーンも北海道から。
もちろん美味しかったよ。
定番のパンに混じって、新しいパンがひょこりデビューしていたり
来るたびにちょっとだけど見逃しそうな変化が必ずあって、
店がちゃんと動いてる証拠。向上心がないと、食の店舗は
淀んでみえるからね。
さてこの日はこのまま、広島でもその分野では
筆頭のプロフェッショナルのもとへ。
手描きだった看板にようやくかわいいロゴが入り、
よりお店らしくなった。でも定休日はこの看板が出てないので
お店がどこにあるのか見つけられず、通り過ぎてしまうという
グラマーペイン福山本店スタイル。笑
AxEL,
この 2月に学生さんたちと交流したアクセルにて、今回は
ネルコラボで活動している学生さんと、なんとサシで質問責めに. 笑
axel.hiroshima.jp/
internship-jpn.com/
このかわいい♡学生さんが関わるビジネスコンテストにて、
提案するデザインの在り方と注意点など、できるだけわかりやすく
噛み砕いて伝えてみた。見ての通り、頭の回転が早い人なので
2時間もあっという間に終わってしまった。
これで役に立てたのかは疑問だけど。
豪快によく笑う子なので、こっちも緊張せずに答えられたけど
やっぱり ネルコラボに来る大学生は賢い、優秀だな。
さて、コンテストのプレゼンが上手くいきますように。
提案のコンセプトとアイデアもいいから 大丈夫。 受賞できたら
おごってもらおっと。あ、これはパワハラになるのか. 笑
good spoon
pizzeria & cheese
終わったらちょうどお昼だったので、アクセルの SAKURAさんを誘って
ランチへ。目の前のゲートパークにオープンしたピッツェリア、
グッドスプーンが気になっていた。開店して 3ヶ月、お昼時は今も
人気で並んでいるとか。
オープン時の詳しくはこのブログ、この人相変わらず早いなぁ。
goodspoonshiminthiroshima.owst.jp/
instagram.com/goodspoon_
当店おすすめという 自家製ブッラータチーズのピッツァをオーダー。
880円で自家製フレッシュチーズとパンの食べ放題〜ってメニューもあり。
大手グループのチェーン店だけど、ピッツァはともかく、なんで
自家製チーズ? チーズ工場でも買収したかな. 笑
このブッラータチーズは大きくフレッシュで美味しかったけど
下のピッツァ生地が軽くて、味わいも弱く負けちゃってる。
まぁまぁ高いのに残念。
同時に出てきたビスマルクも、生地がなんかねぇ。
でも SAKURAさんは相変わらずで、ブッラータに負けてない
ボリューミー!笑 あ、これはセクハラになるのか、失礼。
instagram.com/a2shistagram36/
それにしてもけっこう席数多いのに、女性客でほぼ満席だった。
ハワイアンパンケーキのお店も相変わらず並んでる、他はガラガラの
平日 14時すぎ。
この同じ 2階の端っこに、来月オープンするお店を今、
デザインしているけど、ここで飲食店はやっぱり難しいなぁ。悩む。
LUCKY BAKERY
なので、下に降りて ラッキーベーカリーでパンを。ここの
フィッシュサンドがお気に入り。クセがあってボリュームもいい。
instagram.com/luckybakery
でもここもちょっと苦戦してるね。アイテムの変化がわかりやすい。
食にめちゃうるさい某外食グループの会長が、これは美味しかった!と
絶賛してたジャムがあった。試しに買ってみよっと。
穴吹で講師をしていた時もそうだけど、学生さんとフラットに
忖度もなく、正面から向き合って話し合うことは大事だね。
いろんな角度から気づきや発見があって、答えているこちらが学べる。
さて、帰って仕事、仕事。
kantyukyo
「 絲 」展
閒中居(カンチュウキョ)で開催されている「絲」展へ。日曜最終日で
仕事を抜け出して、なんとか観に行けた。去年の 11月以来、久しぶりの
カンチュウキョ、変わらないこの暗い空間が、京都で観た kankakariの
「 分陰 」を思い出させた。
kantyukyo.jp/top/
絲 i t o i t o
糸を紡ぐことがテーマになってるアーティストさんで、なんと
広島の作家さんだった。しかもご夫婦共アーティスト。
instagram.com/__itoito__/
これはインドの野蚕(やさん)の繭、でかい!
おまけにとても硬い。
これは麻を紡いだ糸で編んだ手提げ袋。枠織という古代の織り方で、
誰でも 1日で作れるポシェット?的な袋のワークショップもあり、
予約していた。
カンチュウキョのお茶・おやつ付きで。
この座布団?もまるで毛皮のようだけど、輸入で仕入れてる材料から
処分される部分をリサイクルして糸を紡ぎ、織り上げている。
糸自体が太いけどフワッとしているし、触り心地も気持ちいい。
でも残念なことにこの材料が不足していて、品切れだった。
いつものことながら、カンチュウキョさんがディレクションする
個展の案内状が秀逸すぎる。今回も解読するのに難解だった. 笑
ちょっと大きな「ネズミ花火」みたいだけど. 笑
薄い和紙の封筒?袋から、紙縒り状のものを出したところ。
その紙縒りを破かないように丁寧に広げると、「絲」というタイトルと
展示日時とお問い合わせ先が一行だけある。しかも裏刷りで。
その紙縒り(こより)にした案内状を、油に浸し火を付けると
江戸時代の灯りになる。時代劇に出てきそうだ。
日本の一般的な お蚕さんの繭。先ほどの野蚕の 1/3ぐらいね。
その繭を作る昔ながらのケージを畳んだ状態で、ディスプレイ。
奥の部屋では実際に使われている、これまた古い織り機と
その織物が渋い。
床の間に飾られているこれは 昔の「虫かご」ね。
とても小さな工芸品、カンチュウキョさんのコレクションだな。
この羽織りものもよかった、インド産の生地を縫い合わせ、
腕を通す穴だけ開けている。肩掛けや襟巻きにもできる。
しっとり柔らかく優しい風合い。
ゆっくり観れなかったけど、仕事からちょっと抜け出して
行ってよかった。
また次の予定と約束もして、さて現実に戻ろう。