
FINE DAY
いつも気の利く ベランダカフェの K先生から、美味しいお裾分けが。
いつもの先生一押し、スウィンギングバードキッチンの姉妹店、
「ファインデイ」のドーナッツですね!
これはうれしい〜 しかも 3つも。
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ファインデイも開店から2年!相変わらずずっと人気なんだよね。
申し訳ないので なかなか行けてないけど、それでもこうして頂いて
食べれてるから、幸せだよ. 笑
このキャラメルナッツ(右)とシナモンロールもさすがの
SHIZUKAさん! でもでも〜
やっぱり! ドーナッツといえば グレーズドですよ、もちろん。
スタバへ行くと昔から ついついシュガードーナツを買ってしまう。
アイシングはもうちょいと少なめが好みだけど、
とにかく生地が美味しいのよ。
この手のドーナツといえば 子供の頃、好きだったナガイのパン
(フジパン)のシュガードーナツ? たしか50円だった。
ビンボーだったからめったに買えなかったけど、白いグレーズが
べっとりかかっていて、それは子供ながらにもかなり甘く感じてた。
なのでおの甘〜い部分だけ先に剥がして食べてから、
ドーナツの生地を噛みしめるように食べるのが、ちょっとした
贅沢だった。
島の小さな雑貨屋(自宅件お店のさんの奥にあるガラスの戸棚に
週一ぐらいでいくつかの菓子パンが入荷してたけど、
商品が残り少ないときはよく見ないと、古くて
カビが生えてたりする. 笑
打ち合わせに行こうと事務所を出たら、信号に引っかかる。
目の前にはよく見かける ロゴマークの保冷車が。
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instagram.com/mycookmy/
老舗のお弁当配達「 マイコック 」さんだ。
もうかれこれ 20年前の某経営セミナーにて、当時の松井社長から
声をかけていただき、会社のロゴデザインとこの配送車デザインを
提案させてもらった。この配送車のロゴレイアウトも
当時決めたルールをちゃんと守っている。
マイコックには高齢者向けの弁当を配送するサービスがあるけど、
これは当時、松井社長が始めた新事業だった。
高齢者一人ひとりの健康や病気に合わせて、栄養士指導のもと
弁当を作り配送するという。
その新事業のためにも、経営理念をロゴマークに反映したい。
ディスカッションして出てきたテーマを、すべて盛り込んで提案。
ロゴマークが表現するテーマとして
●マイコックは食材の中でも、特に野菜にこだわっている。
弁当箱を開ければそこが畑になっている。
新事業の種をまく = 芽が出る。
●経営理念 = 愛こそはすべて LOVE IS ALL.
マークにハートを入れる
当時もたしか 8案ほど制作して、この2つのコンセプトを表現した
ロゴマークに決まった。
ちなみにこの「マイコック」カタカナの社名タイポグラフィは
創業時から使っていたもので、とうぜん Aiデータもない。
そこでデータ化するにあたり、ちょっと現代風に(もう20年前. 笑)
こちらでアレンジしたもの。もちろん新しいタイプの書体でも提案した。
けど 私もなんとなくだけど、このタイポは再利用したいなと
思っていたので。おそらく70〜80年代の、それなりに腕の先輩方が
描き起こしたものだと思う。
あれから広島の至るところで、この車を見る度に
松井社長のことを思い出す。
「ネクタイをして経営者として勉強するよりも
弁当のおかずを作ってる時が、一番幸せなんよ。」
毎日、一回一回、愛を込めて作らないと
美味しくはならないんだよと言っていた。
今はもう会長職に退かれたと聞いたけど、このマークも
いつかは変わり、新しい社長が背負って立つ
新しいマイコックになるだろう。
愛こそは すべて。

ogni modo
7月に入ってもまだまだ仕事も落ち着かない。でもまぁ打ち合わせして
ちょっとランチでも行こうかね?となることも。
近所で同じ店に行く確率が高いけど、ちょっとずいぶん久しぶりに
十日市の懐かしいイタリア料理「 オンニモード 」へ。
検索してみたらこれ詳しく載っていて、しかもおもしろいなぁ〜
「 君はまだ十日市を知らない 」
instagram.com/fumio.tanaka.ogni/
定番のパスタランチにしてみた。このサラダが出て、
前菜も出るのね。丁寧に調理されてるし、ちょっと
なつかしい味わいがする。これは期待できる。
パンもかわいいサイズだけど、美味しい。
やっぱりパスタもキチッとされている、女性ターゲットだろうけど
品のある美味しさ。あ〜 でもスマホ写真なのでほんと申し訳ない。
このシェフはどこで修行されてたんだろ?
そしてデザートまで。ごちそうさまです! これ店によっては
もう+500円はするランチですよ。いろいろ良く考えられてるなぁ。
ここは昔、老舗の居酒屋だった店舗で 窓がないから暗いのよね。
おそらく居抜きでやってるから、ちょっと店内も居酒屋感が否めないけど
そのギャップをちゃんと活かして埋めて、運営されている。
なのでとうぜん、昼から女性客で満席になった。
GOLDEN GARDEN
in Hiroshima WORLD BEER Pub & Kitchen
またある日、わが故郷のお客様からとつぜんの呼び出し。
3年に一度ぐらいあるのよね この客、仕事にはならないけど. 笑
来いと言われたお店はなんとここ!
instagram.com/goldengarden_beer/
facebook.com/goldengarden/
このイワシ?アジ? 魚の重ね焼きがなつかしいテイスト、旨かったね。
さて次の店に移動〜なんとここで、ずっと会いたかった男に遭遇!
デザイナーの沖石さんだ。すごいなぁこれは、引き寄せの法則だね。
くつろいでるところおじゃましてすみません〜
では次は Area ku-ga で再会しましょう!
hiroshima-artscene.com/
facebook.com/y.okiishi/about
BOCCA ROSSO
さて移動〜 連れて行かれたのがこれまたいつもの「ボッカロッソ」笑
まぁ MARIOでも夜しかやってない、とにかくお手軽なのよ〜
定番ながらこのトリッパも 美味しかったなぁ。安いし。
ボッカといえば とうぜん居ました、
恵美( えみ・いかついけどかわいい苗字. 笑 )シェフです。
10年越しに帰ってきた 90年代の MARIOヤローで
袋町のマリオエスプレッソが生まれた頃の、30年前の味わいを
再現できるんです。
その恵美さんらしい、MARIOベタ中のベタパスタが このイカ墨!
安定感バツグンですね、明日のトイレを気にしながら. 笑
Grazie!!

JAM cafe
三原のジャムカフェさん、店舗をリニューアルしたのはもう 12年前。
そして雑貨 & カフェから、カフェオンリーになったのが 5年前。
この度コロナ禍でいろいろあって、なんだかんだで思い切って
2度目の全面改装リニューアルへ。
jamnezumi.blog.fc2.com/blog
blog.2017/7
外装は壁面の色をブルーに、なんかMARIO DESSERTの並木店みたい。
テントもちょっと破れてたりするけど、予算オーバーで
これはまた来年以降に。
Before
今までの店内は意外と広く、でも壁の半分近くがガラス面で 外からは
丸見え、カフェとしては 14席あるけど、座っていても
ちょっと落ち着かないかも。
今回のリニューアルで、まず一番の目的はキッチンの位置を変えて、
厨房機器を新調すること。それに伴いカウンターと壁を2ヶ所立ち上げて
店内を 4ブロックに分ける。
でも内装工事はオーナーの親戚業者がするので、私は店舗施工の
アドバイスとレイアウト、コーディネイトまで。
とはいえ予算はとても厳しいので、床の補修塗装はオーナーさんと
二人で仕上げました。写真は同じ三原のサカナザの Tシャツを着て
作業する私。見ての通り暑苦しいヤツ. 笑
この床は 12年前に、ウッドプロの中本社長が自ら 施工したもので
杉の足場板の表層 5㎜だけスライスした薄い板で、当時まだ
プロトタイプの商品を格安で提供してくれたもの。
一見フローリングのように見えるけど、よくあるフロアタイルの上に
5㎜厚の足場板を、カーペット用の両面テープで貼り付けている。
でも杉だから 5年保つかなぁ、ちょっと不安だったけど...
After
いい感じに仕上がりましたよ! 足場板もぜんぜん大丈夫だった。
もっと割れや ささくれがあるかなと思いきやである。
オイルフィニッシュにしているので、3年ごとぐらいにまた
上塗りすれば、あと 10年は充分 いけそうだね。
窓側の席は依然と同じテーブルで、でも奥の 2席は外に向いていて
お互い干渉しない空間に。
この写真の奥にあった狭いキッチンは、お店のセンターまで出して
広くなった。この新しいカウンター越しに調理しながら、
客席を見渡せることがとても大切。
写真の奥のスクエアスペースは、今までどおり 洋裁や手芸品を
作るための工房になっている。
スクエアスペースのさらに奥には、ちょっと隠し部屋のような
プライベート席を配置した。ここは私もかなりこだわっていたので
このタイトな空間を施工してもらうまで、いろいろ障害を超えたなぁ。
実際、オープン日にお客様が座ってるのを観て納得。
これで正解でした。
ファサードの入り口も課題だった。この古い大きなガラスドア、
道路から店内が丸見え、店内からも外を歩く人と目が合うし
良くなかった。ドアを変えるには高くつくし、遮光して店内を
見えなくするだけでは、閉鎖的で暗くなる。
そこでドアを開けた左右に、パーティションとしての壁を建てて
客席が見えないようにした。
こんな壁と店内の 1/3がカウンターで仕切られたのに、
客席数は以前と変わらず、しかも落ち着いてカフェできる。
想定以上のリニューアル成果だと思う。
もちろんメニューも一新。若干の値上げもこのご時世だから
やむを得ない。
オープン日だから という訳ではないが、いつもとながらJAMさんの
美味しいランチ。しかもこのリニューアルから新しく、
酵素玄米を提供することに。写真のはまだテストで炊いたものだけど
完璧の仕上がりに! これはうれしいね。
とりあえず週に 2日は酵素玄米が選べるようにするとか。そのための
酵素玄米専用の炊飯器は、なんと「 まめそら 」空田さんから
購入させてもらったもの。まめそらは一旦、閉店しちゃったけど
酵素玄米は三原でも、食べれるようになった。
食後の珈琲はもちろんイリガン珈琲。わざわざ広島から毎週持ち帰り
この味わいを三原で守っている。ただイリガンはちょいと高価なので
ノーマルなブレンドコーヒーも選べる。
ここの手作りまるパンとスコーンもかなり個性的. 笑 美味しいけど。
今回のリニューアル、コロナ禍でカフェとしての方向転換や
いろんな葛藤もあったらしい。
でもオーナーの JAMさんが、何度と言われてたのが
これからの 10年をリアルにイメージしたということ。
がんばるのは当たり前ですが
でもたのしんで。
今まで通り、そしてこれからも。
7月に入り、k i r i n の沖村さんがよく手伝ってくれて、助かってる。
休日返上で来てるから、ほんとありがたいことだね。
それにしても20代の頃の、人として成長する速度は なんて早く
大切なことだろう。
彼女が穴吹デザイン専門学校の学生だった 7年前からすれば
ほんとにすごい成長ぶりだ。この頃の経験が、その後の人生の
20年分を ほとんど決めるんじゃないかと思っている。
同じ穴吹出身でひとつ下の代田さんも週 1、2度ほど、短い時間でも
バイトに来てくれる。同級生の鈴木さんと合わせ、穴吹出 3人で
現在の絵図屋は成り立っている。ありがたいね。
touch mach
ありがたいと言えばもう一人、忘れてはいけないこの笑顔。
「タチマチ」の SAKURAさんも、快進撃の活躍ぶり。
Kamal Cafe
この日は久しぶりにランチで「 カマルカフェ 」へ。前から気になってた
横川駅裏のインドカレーだけど、カフェなのね。
instagram.com/kamal.cafe
ja-jp.facebook.com/KamalCafe
店内は居抜きの店舗ぽくて、ちょっと怪しげだけどメニュー見たら
このノリですね。先程のナンも美味かったし〜
なかなかねちこい壁画がいいね。ただテーブルの真ん中に大きな
アクリルスタンドがあるから、向かいの彼女がこんな写真になる。
カリーも申し分なし。また来よっと!
1年前よりちょっと丸く?なったけど. 笑 とにかく前向きで行動的、
特に仕事において、物事を構築していくスキルが高い。
とてもこの春卒業した新人とは思えないほどね。見た目ちょっと
ヤンキーっぽいけど. 笑
まだまだ タチマチなところだけど、未来が楽しみな人だ。

MARIO ESPESSO
天満屋緑井店が本日をもって閉店する。これで広島の天満屋は
すべて撤退へ。25年間、公私にとても思い出深い 場所なので
最後を見届けに。
marugoto.love/archives/
マリオエスプレッソ 緑井店で、天満屋としての 〆のパスタを。
店長のおすすめで、博多の辛子明太子とイカの和風スパゲッティ、大盛りで。
明太子がこれでもかと〜 これは入れ過ぎよ、サービス過剰でしょう. 笑
エスプレッソは既存のまま残ることになった。8月の再開店に向けて
このディスプレイコーナーも一新するので、お楽しみに。
25年前の開店は、私が関わらせてもらった 飲食店の仕事の中でも
最も成果の出せた、キツくて楽しい仕事だった。
退職して、ここの近所のアパートでバイトを掛け持ちしながら
この仕事を受けて、やる気と不安に溢れていた。若かったねぇ。
ezuyalan.com/room/1997/08/wood-ship.
最後の仕事も落ち着いた頃、川邊店長にいったん ごあいさつ。
なんていい笑顔するんだ。こいつは何年経っても。
店長とは40年来のお付き合い。私が高卒で横川のアパレル系会社に
就職したときの同期だった。その後、私は 2年ちょっとでクビになり
ケンちゃんは(当時の川邊のあだ名)その後、退職。
偶然再会したのが、なんとサンマリオ庚午店で働いている彼だった。
あれから 33年。この 25年間はずっとこの緑井店の店長として
まさかここまで MARIOで働いてるなんて、本人が一番、
びっくりしてるだろうね。
33年前、あの頃の MARIO に勤めてた者なら、それがどれほど
たいへんで すごいことなのか、言わずもがな。
彼の頭頂部がずいぶん後退しているのは、遺伝ではないと思う。
職場でのストレスが原因だと、私は断言できる。
何はともあれケンちゃん、お疲れ様でした。
またここから、終わりの始まり。
身体は大事にね。

スパゲッティバジリコ
13日、木彫りパスタもすべて完成し、14日は6時発の新幹線で
いざ新横浜へ。施工用の材料とか忘れ物はないか? ヒヤヒヤながら. 笑
saint-marc-hd.com/kamakura/brand/bajirico/
そのディスプレイ施工から 2週間、 開店前日に最終仕上げと撮影のため
再び新横浜駅へ。写真は開店直前の店舗前、いよいよだなぁ〜
ファサードの左側、レジとテイクアウトコーナーはこんな感じに
プラザ通路からもここがよく見える。
その奥のキッチン入り口には、パスタをテーマにした洋書と
木製のカトラリーをディスプレイ。すべてフリマサイトで集めたもので
ほんとフリマサイトは素晴らしいね。
鰻の寝床的な、細長い店舗でセンターにはオープンキッチンとカウンター席。
カウンター奥にはテーブルが 4卓、壁のセンターにも木彫りパスタ。
シンプルだけどクールでインパクトあるトレイに、手作り感あり過ぎの
木彫りパスタがギャップ強いなぁ。
これが実際のパスタ、ちなみにこれは一押しの「 しょうゆバジリコ 」
オープン記念で半額でしたよ。
でもさすがチェーン店グループの開店スタッフ、ほとんどバイト・
パートさんなんだろうけど、仕事ぶりがめちゃいいです。
教育もいいのだろうけど、この開店の賑わいというか熱量、
久しぶりだなぁ。
横濱 元町ドリア
さてバジリコのある 1階から 9階へ、スパゲッティ店よりちょっと
客単価も高い、ドリア専門店へ。
写真は店舗受渡しの最終チェック、ポリディアインク設計デザインの
中住さんが、細部まで徹底的に指示しているところ。
この人は優しいイメージだけど、仕事ぶりがほんと かっこいいなぁ。
saint-marc-hd.com/doria/
パリのイメージフォトフレーム 23枚は、このハンガーフックの棚に
レイアウト。中住さんに位置決めしてもらい、ひとつずつ
シリコンで接着して固定する。地震で倒れて、お客様の頭上に
落ちてこないように。
それにしても中住さんのレイアウト感覚、さすがのセンス。
客室は L字型になっていて、席数も多い。
ファサードのサンプルケース、下段の寸胴鍋 5個も広島で用意して
送ったもの。これが意外とトラブってしまい、一番大きな鍋 2個が
横浜に配送する日まで届かず、結局持参するハメに。
中国産は納期に余裕のある時のみ、注文しよう。
それにしても美味しそう〜 バジリコのスパゲッティが思いの外
ボリューミーで、ドリアは食べれんかったなぁ。残念ながら。
いよいよ開店、ファサードにも期待感と緊張感でいっぱいに。
もう最近はこの LEDパネルスタンドが定番だよね。このぐらいの
グループともなると、社内に広報制作室やデザイナーがいて、こんな
A1サイズの透過用プリントまで、自社ですぐ出せるようになった。
しかもランニングコスト安い。うちの仕事が無くなるわけだ. 笑
この隣には横浜老舗の洋食屋さん、そこはすぐ満席になっていた。
店の正面にはちょいと高級ステーキハウス。
それにしてもやっぱり横浜、客層が明かに違う。
品がいいな。
まぁとにかくなんとか 2店同時開店、完納できた。
素晴らしいお仕事を、ありがとう。
スパゲッティバジリコ
何年ぶり? たぶんMARIO DESSERTのフジグラン店以来だから 11年ぶりかな?
木彫りディスプレイの依頼、しかもパスタですよ。なんとこちらも先日の
牛の頭オブジェ製作を頂いた、神戸のポリディアインクより。
「 メガネの田中 」で お仕事いただいた中住さんとも、4年ぶりの再会。
その時からいつか木彫りの仕事、したいのよねと言ってくれてた。
ezuyalan.com/room/2022
polidea-inc.com
とはいえクライアントは大手の外食チェーン店。アツアツの鉄板パスタで、
まずメニューの写真をいただき、それをイラスト化する。
納期もたっぷりあり、この時は 10種ほど作る予定だった。
開店まで 1ヶ月を切り、そろそろベースの板をカットでもしようかと
用意していた時に、いきなりメニューがすべて一新されることになり
新しいメニューの写真が届く。
それにディスプレイのコーナーが増えて、15個製作することに。
このタイミングで全変更なんて、やっぱり外食チェーン店だな〜 と
思っていたら、これにはロシアの戦争が大きく影響していて
商品コンセプトを変えるまでに至ったらしい。
まぁでもまだ木板を切ってなかったからよかった。イラストを描き直し
いよいよ製作に。開店まで 3週間もない。
さてイラストが決まったら、さっそく木板にトレースしてカット。
ジグソーでガンガン切るのも久しぶりに。
切ったらカッターで 切り口と角を落としていく。
とうぜん時間もないので バイト4名、手伝ってもらい なんとか彫り上げた。
そんなある日のバイト彫り師、沖村さん(左)とSAKURAさん。
みんなで手分けしてひたすら彫り続ける。
納品まであと 3日。 間に合うか?
同時進行でこんな黒板パネルもペイント。ブラックボードといえば
本骨頂の SAKURAさんの出番ですね。
さすがですね、いい感じ!
さて休日返上〜 一気に塗っていく。
水性アクリルと、透明感を出したい部分にはカラーインクで着色。
仕上げにクリアを塗って、食材には艶ありで、下のトレイと鉄板部分には
半ツヤ or 艶消しでリアルに。トレイが 28cmあるから、ほぼ原寸大かな。
こうして並べてみるとインパクトあるでしょ。
久しぶりに木彫りモノ やりきったけど、もうこんな仕事は
こないと思っていた。感慨深いなぁ。
横濱元町 ドリア
そうだ これもあった! この横浜お仕事、とてもありがたいんけど
同じ施設内で同日に開店する、ドリア専門店のディスプレイも
お仕事いただいて、ちょっと久々に焦った。
しかも岡山の和牛頭部オブジェも、納品日が被ってさぁたいへん〜
でもありがたいことです、ほんとほんと。
写真はポリディアインク から送られてきた、フランスはパリの
イメージフォトをセピア調に加工してプリントしたもの。
できれば昔、私が撮ったパリの写真を 使いたかったけど
間に合わずで 残念無念〜
全部で 23枚、フォトフレームはピカソ画房で買った 4枚を除き、すべて
フリマサイトで探して購入。IKEAの商品も少なくないけど、
意外とクラッシックで程度のいいものが、とても安価に揃えられた。
使えないハズレも一品、あったけどね。650円だったし許してやろう. 笑
さてなんとか間に合ったか? 翌朝横浜へ持参してディスプレイです。
6月に入ってから、以前から見積もり出していた飲食店開店の仕事が、
一気に動き出す。4年前にお仕事いただいた、神戸のポリディアインクより
大手チェーン店の開店、3店舗ほぼ同時オープンのディスプレイ製作。
おかげでこの blogも 2ヶ月遅れで更新中。
ezuyalan.com/room/2022
polidea-inc.com

まずは岡山の「グリル蔵敷」ハンバーグや鉄板焼きのお店で、店内に飾る
和牛の頭部オブジェ。ほぼ原寸大の 60㎝角ぐらいある。
本来なら一から自分が作りたかったけど、他の 2店舗がもっとタイトな
スケジュールになったので、旧友のモデラーさんに無理やり頼み込み
ベースは外注させてもらった。
製作の仕方も相談にのってもらい、壁にかけるので軽く作るため
アルミの針金で骨組みを組むことに。
その上からアルミホイルで肉付けしていく。
その上から和紙を貼り付けて、柔らかいフォルムに。
いい感んじだ。大きさがわかると思うけど、インパクトすごいな。
ここまで作って頂き、ここから仕上げに。
さて事務所にて。メルカリで購入した英字新聞を、コラージュしながら貼る。
あったなぁ〜こうゆうの、70年代風? 昔( 30年以上前 )はこんな英字新聞、
入手するのもほんと大変だったけど、フリマサイトで300円だからね〜
すぐ届くし、すごい世の中になったもんだよ。
ここまでできたら、ポリディアインクへメールして仕上げの相談に。
こんないたずら心も忘れずにアピール. 笑
ちょっとインパクトが強過ぎるとのことで、薄く透ける程度に白をのせてみる。
う〜ん? ちょっとどうでしょう。
いろいろ試してから、仕上がりはこちらにて。
難しいな、現場も見れてないし。

割烹料亭
山 人 santo
先日の BaKuRo(麦浪)から、山平さんに会いたいねぇ〜と
いう流れで帰ってから LINEを入れてみた。そしたら今、忙し過ぎて
店休日しか外食できないとのこと。それなら こちらから
会いに行くしかないね〜 という事で山人へ。
santo-saiyo.jbplt.jp
いらっしゃいました。やっぱり焼いています. 笑
ここで一番いい席に座らせてもらいました。
これは...
鮎 A Y U
ですね! やった初モノだ〜 これはうれしい。
この日のメニューは山平さんお任せで、お刺身は 5種盛り。
碗ものはしんじょで なめことあっさりと。そして待ってました〜
この出で立ちですね、鮎さん!
焼き過ぎじゃろ〜という方もいるでしょう。けど
山人の火入れは奥が深いのです。
鮎も天然のいいところのモノなので、当然ですが頭も骨も
すべていただきます。
八寸で整えて、美味しいです。
やさしい味わいの茶碗蒸し。
〆は素麺で、あっさりと。ごちそうさまでした。
美味しい料理を食べながら、食の話ばかりして、
焼き入れしてる山平さんの技を観ながら、また美味しい話をする。
山平さんのお店なのに、
どこか独占しているような居心地のよさ。
隣の席のおじさん二人組のお客さんが、金目を注文。それもでかい!
それを長時間かけてじっくり過ぎるぐらい、じっくりと焼く。
うらやましいなぁ...