
MARIO DESSERT & CAFE
緑井の天満屋が閉店して、1階のマリオエスプレッソはこの 8月に
なんとかリニューアルオープンできた。続いてもう 1店、2階にあった
「 マリオデザート & カフェ 」は 1階に移転されることに。
2004年、隣のコジマやフジと連絡通路でつながり その入り口に開店。
マリオデザートにカフェを併設したのはここが最初、地域の主婦層に
とても人気のカフェになっていった。
この写真は閉店前に撮影したものだけど、検索したら
とてもわかりやすい YouTubeが上がっていたので。
やっぱりここまで編集して載せれるのって、すごいなぁ. 笑
https://www.youtube.com/watch?v=n_MtKkGbMwI
18年前、この頃はどのデザートの開店も、壁のサインもストライプも
すべて手描きペイントで。しかも店舗によって毎回、ストライプの太さと
色の濃さを変えるこだわりよう。

ショップの奥は細長いカフェスペースになっていて、平日の昼間は
安佐北区の奥様方で、常にほぼ満席。
ちなみにこの開店から、あの木彫りケーキディスプレイが始まった。
ezuyalan.com/room/2004/
最終日の閉店直前は、ケーキケースの前に 30人ほどの列が並び
売り尽くしはすぐ完売に。18年は伊達じゃないね。
この正面から見える、2階の窓がすべてカフェスペース。
25年の歴史と共に、これで広島の天満屋はすべて幕を閉じた。
さて、1階に降りるマリオデザート&カフェは、エスプレッソが
8月に開店してから、2ヶ月間でオープンさせないといけない。
そこで MARIO本部にあるデッドストック倉庫から、使えそうなこの看板を
掘り出してリペアする。これは以前、ゆめタウン店用に 製作したもので
汚れを落とし、再ペイントしてる途中。それにしても
よく彫ったもんだ。
オープン 1週間前には店舗としての施工はできてるけど、ここから
ディスプレイや細かな微調整が始まる。
MARIO専属の設計デザイナー、岩田さん(左)とマスターこと
池田真理雄氏( 現・サンマリオ会長 )施工完了して受け渡し後も
入念にチェックする。追加の施工指示や変更など、2人で決めていく。
MARIOの新店舗は95年からすべて、岩田さんの設計デザインなので
2人が組んでもう 27年。
商業施設内でテントがあるのは、カフェスペースでも屋外のような
リゾート感を演出しているため。そこでこの左側の壁面が
塗装しただけではのっぺりとしているので、いつものごとく かる〜く
エイジングすることに。
オープン3日前、夜中までせっせと染みを付けていく。
エイジングと言っても、ハンドミーダウンさんみたいに出来たての壁面を
20〜30年分、経年劣化させるようなレベルの施工ではないからね。
90年台の MARIOはそんなエイジングもやってたけど、ここは
ベタ塗りされたこのキレイな黄色が軽くて、浮いて見えるので
もうちょっと落ち着かせるように。立体感をつける。
hand-me-down.jp
川邊店長に撮られた仕事中。楽しそうにやってるけど
さすがに歳はとるもんで、塗り出して 2〜3時間で 手があちこち
痛くなった. 笑 
この椅子もテーブルも、2階にあったカフェからのお下がりで
それと新しい店舗とのギャップを、エイジングによって緩和させる。
ちょっとやり過ぎたかな? 笑
ま、いいか。良しとしよう。
MARIO ESPRESSO
MIDORII
さて、やさしい店長から賄いのサービス! マジありがたいね。
マリーナのエスプレッソ自家製のバジリコで作ったペーストで
イカとジャガイモのジェノベーゼ。 濃いなぁ〜 美味しいね〜
このナポリタンは、カフェで出るメニューを試食させてもらった。
味はいいけど、ちょっと上品で物足りないな。

そんなこんなで、なんとか移転オープンです。

ゆかわ歯科クリニック
今月の 15日は東広島のゆかわ歯科にて、看板のペイントへ。
16年前に施工した 病院外装の全面リニューアル!
ezuyalan.com/room/
当時、新しく設置した 駐車場案内の看板。院長先生の要望で
ロゴも手描きのデザインに変更、この看板も木製でペイントしたもの。
16年、当時のペンキにしてはよく保っている方だ。
いったん下地を塗り直し、上からトレースしていく。
とにかく暑くて体力的にきついのだけど、ペンキが早く乾きすぎて
効率が悪い。塗った表面が先に乾いて 中がまだだったり、
筆もイカれやすい。
真夏日の屋外でのペイントは良くないので、院長にも 9月まで
待っててもらったし、やるしかないけどね。
道路側の壁面看板も同じく木製、こちらも塗り直して再生する。
touch mach
この日はタイミングよく、タチマチ クリエイティブ スタジオの
SAKURAさんと、ほんと残暑で大変だったね。
instagram.com/a2shistagram36/
新しいロゴフォントをトレースしてペイント。西条のかなり僻地だけど
幹線道路沿いで見通しもよく、大きなダンプなどがすぐ脇を走る。
まだミンミンゼミが鳴いているし. 笑
いい表情だ。
SAKURAさんは集中力が途切れない、スタミナがある。
教えたことの飲み込みが早いし、器用で手も早い。
彼女を紹介していただいたのは、カンドーコーポレーションの
福原 BOSSで 昨年はまだ大学生だった。でも当時からイラストや
シンプルなアニメーション制作などを、すでに仕事としてこなしていた。
BOSS曰く、企画や物事を構築する能力が 学生の域を超えてると
言ってたけど、なるほど納得です。見た目ちょいヤンキーみたい. 笑
だけど中身はバリバリの クリエイター野郎ですね。
can-do.co.jp/staff/boss.
相変わらず足廻りが パツンパツンだけど. 笑
完成!よくできました〜 これでまた10年ぐらいは保ってほしいな。
ドアや窓枠の再塗装、テントを張り替えただけでも違いますね。
今回は新しくこちらの壁面にも、大きな看板を設置。
HPも新しく開設するので、QRコードも先行して入れてみた。
ふらっと flaaat
お昼は近所で検索したら、ここが近かったので行ってみた。
藁葺きの古民家をカフェにしたみたい、とても気持ちいいところ。
どうやら 7年前に開業したらしい。
facebook.com/flaaat2807/
ランチメニューもとても良かった! この自家製のパンも
美味しくて大きい〜
でもちょっと私が 汗ダラダラだったので、気が引けたけど
ここは田舎でも客層もよく、いい一時だった. 笑
さてその 1週間後、再びペイントへ。
この日はようやく涼しくなり本来の 9月、もう秋の雲だね。

絶好のペイント日和、一気に仕上げるよ。
ロゴマークと Pマーク・矢印はそのまま上塗りに、ゆかわ歯科の
フォントがちょいデカかったなぁ。
その手描き看板の裏側は、IJシート貼りのよくあるサインで、こちらも
先日貼り替えた。

僻地でも大きな幹線道路沿いに面してるため、西陽や天候による劣化と
交通量も多いからね、なにかと傷みやすいのは仕方ないけど、
これでしばらくは大丈夫。
とんかつ 日刈り
昼には終わったので、そのままランチへ。西条に出店して 1年かな
あの「 すし辰 」のグループで隣には「 すし鮮 」もオープン。
このとんかつ屋と、隣接しているお肉の工場直売所「 あんず 」は、
2年前にベンチマークしたあの福岡の大手チェーンだ。
v-style.co.jp/brand/hikari
限定メニューのアジフライと とんかつのセットにした。
このアジフライが大きすぎて、とんかつが見えないけど 美味しかった!
料理の出方やキャベツ、漬け物、ソースまで 福岡のお店と
ほぼ同じテイストだな、広島市にも出してほしいなぁ。
SAKURAさんも限定メニューで、きのこのあんかけ おろしカツ!
どうやら きのこ好きらしい。
それにしても現場に強いのは とても頼りになるね。
彼女にはすごく可能性を感じている。
2週に渡り、お疲れさまでした。

MASAKO TODO BALLET ACADEMY
年に一回、藤堂眞子バレエアカデミーの発表会が無事、行われた。
昨年はコロナ禍で規模も縮小して大変だったけどね。とはいえ 3年前の
コロナ禍以前のようには戻れない。チケットやパンフレットのデザインも
時間と予算に左右されてしまう。
そんなこんなでパンフレットの打ち合わせに。
今回メインの舞台は有名な「 眠れぬ森の美女 」The Sleeping Beauty
藤堂先生にデザインに使える写真とか、ネタがないかと聞いてみたけど
一切なし. 笑 なにより時間がないのはいつものことで、でもそこで
ふと思い出した! 眠り姫といえば、13年前の 13回目の発表会で
パンフレットも予算のかかった、個人的にも気に入ってるデザインだった。
その時描いた、カラーインクのイメージイラストを再利用して
13回目のプログラムをオマージュしてデザインしたい。
その場で先生に提案したら、やってみてと了承してもらった。
長く同じ仕事に関わらせてもらってると、こんな裏技も使えるという
特典かな. 笑
todo-ballet.net/
instagram.com/0217
13年前のパンフレットを見ると、この年から藤堂先生の
プロフィール写真がずっと変わっていない. 笑 これはドイツの
シュツットガルトバレエ団 が岩国で公演した時に撮った写真で
お気に入りだから。それに 13年経っても先生は、見た目
さほど変わってないので. 笑
13年前はゲストダンサーの中でも、1番若かった末原さんが
今回はトップで王子様に。
すごいのは寺下先生(左ページ上トップ)と娘さんのキリちゃん。
寺下先生も藤堂先生と同じく、13年前から写真も容姿もほとんど
変わらないけど( 未だ現役で舞台にも立っているからね、若い!)
キリちゃんは当時、5、6才でジュニアでも最年少だった。
それが今や教室のトップに!
撮影していても もうね、親のような気分ですよ. 笑
歳をとると、感慨深い仕事が増える。
1年に 1度、生徒さんたちがレッスンを続ける この風景を見る。
先生のテンションが上がりゲキが飛ぶ。
小さな子でも容赦なく。
そして発表会当日を迎える。
今年も無事、開催されてほんとによかった。

MARIO ESPRESSO
MIDORII
まめにペイントして小綺麗にリニューアルさせた、
緑井のマリオエスプレッソ、いったん無事オープンできた。
ezuyalan.com/room/
床は表皮を削るほどクリーニングされて、羅針盤のペイントも復活。
まぁ稼働したら 1年と持たないだろうけど、また 2、3年ごとに
描き直してほしいね。
テラスのテントも取れて、道路側の席はとても開放的になった。
照明もすべて LEDに交換、以前より 1.5倍は明るくなったのでは。
キッチン上部の浮き輪と、ヨーロッパの漁船が使う木製ブイのイラストは
25年前に描いたまま、色褪せもない。

今見てもよく 1人でここまで描いたり、ディスプレイできたものだ。
独立する前で、やる気に満ちていたし。
やっぱりここの開店は、MARIOに35年関わってきた中で
ターニングポイントでもあり、もっとも感慨深い開店だった。
この作品も真ん中のロープをちょっときれいに補修してみた。
この額縁は海外のものだけど、ロープと板、浮きもすべて日本海まで
行って拾ってきたゴミ。ロープの結び目は拾った当時のまま。
ほんと懐かしいなぁ。

通路側のディスプレイコーナーは、サンプルケースとしてリニューアル。
ここはエスカレータ前でとても人目に付くから、サンプルにして正解。
これもインパクト充分! 安価にできてるのに、POPでいい感じ。
帆船もきれいになって またここで何年、飾られてることだろう。
エスプレッソ緑井店はこれで一先ず、無事開店。 と思ってたらまた
マスター( 現マリオ会長 )から、追加仕事が 3つも出てきて
まずはこの扉ですよ。
もう勘弁してほしいなぁ〜。

さてさて、事務所でこんなもん作りました。ピッツァと木トレイを
それぞれプリンターで出力、パネルに貼り 2段に重ねて半立体的に。
ピッツァは 7㎜ 厚 トレイは 5㎜ 厚で よりリアルに。直径 80㎝!
ピッツァの写真は先日、撮影したんだけどイマイチで けっきょく
2年前の冷凍ピッツァから転用。ムズイなぁ。
MARIO ESPRESSO
さて感無量のいったん閉店から 1ヶ月、マリオエスプレッソ緑井店は
8月のリニューアルオープンに向けて、厨房の修理や全ての照明器具の
LED化など進めている。店舗自体はまったく変えずに、25年分の
最低限の補修をする。なので こちらの仕事としては テナント側の
通路にある、ディスプレイコーナーの変更ぐらいね。
と、思っていたら床のペイント補修を、スタッフの女性たちがするので
指導しろという。もちろん了解!
写真はまずプロの業者さんが、床のクリーニングしたところ。長年の油汚れなどで
ドロドロだった床を、ポリッシャーなどを駆使して表層を削り落としている。
MARIOは当時、床材もとてもいいものを使っているから、25年経っても
こんなことができる。マリーナ店の時もそうだった。
この後ワックスをかけてもらうのだが、その前にこのペイントを修復する。
長くいるスタッフから、このリニューアルから務める新人さんまで
まずはみんなで下地塗り。古い店舗の雰囲気に馴染むよう、ペンキは
薄めて、木目が透けるように。
しかもみんなお世辞抜きで上手。私が飲食業のお仕事絡んで 35年、
経験上確かなことは、飲食業で長く働ける女性は、絵心があること。
忍耐力があり、尽くせるタイプの人が多いこと。
この 2人は特に上手い。おかげで思ったより早くできそう。
一段落ついて、みんなでランチタイム。
私はここから仕上げに入ります。
なんと、いい感じじゃないですか。
それにしてもこのキッチン上の壁ペイント、懐かしいなぁ 。
25年前に作った木製の帆船キット。ホコリだらけになっているのを
きれいに洗ったところ。
5隻作った中でも、この漁船が一番お気に入り。今も見れば必ず
島の海で漁や養殖のバイトしていたのを思い出す。イタリア船だけど. 笑
この甲板、一枚一枚貼ったんよ〜 板を切って。
このクルーザーが最初に作った一隻。こっちの甲板は漁船より
もっと大変だった。板を横に曲げて貼る技で、しかも細い板と
交互に貼っていく。死んだわこれ、独立して最初の MARIO仕事が
バイトでキットの造船所。
浮き輪にMARIOの文字が、32の私、芸が細かい. 笑
こちらのヨットはロープワークがすごいなぁ。
この灯台もお気に入りで、スープボウルやココットで作った。
そしてこの日は強力な助っ人が登場!
相変わらずパツンパツンのスタイル出立で. 笑
touch mach
タチマチの SAKURAさんだよ、現場に強いなこの人は 相変わらず!
こんなペイントもソツなくこなしていく。とても安定感がある。
instagram.com/a2shistagram36/
この日はとりあえず ここまで終了。お疲れさんでした。
ファサードを含め、全体的に傷や汚れてるところをタッチングして
パッと見た目、きれいになったかな。
この看板も下段に 25年前の営業時間が描いてあったので、
塗りつぶして ここからもう少し修正する。
その左側の壁面ロゴも、もう少し濃いブルーに上塗りする。
さて後日。エイジングも兼ねて、1人黙々と ひたすら塗るべし。
仕事終わりの帰り道、祇園の讃岐屋にて。
スタミナがつくのを食べたい。
そしていつも明るいドヤ顔、SAKURAさん. 笑

打ち合わせに行こうと事務所を出たら、信号に引っかかる。
目の前にはよく見かける ロゴマークの保冷車が。
hiroshima-mycook.jp
instagram.com/mycookmy/
老舗のお弁当配達「 マイコック 」さんだ。
もうかれこれ 20年前の某経営セミナーにて、当時の松井社長から
声をかけていただき、会社のロゴデザインとこの配送車デザインを
提案させてもらった。この配送車のロゴレイアウトも
当時決めたルールをちゃんと守っている。
マイコックには高齢者向けの弁当を配送するサービスがあるけど、
これは当時、松井社長が始めた新事業だった。
高齢者一人ひとりの健康や病気に合わせて、栄養士指導のもと
弁当を作り配送するという。
その新事業のためにも、経営理念をロゴマークに反映したい。
ディスカッションして出てきたテーマを、すべて盛り込んで提案。
ロゴマークが表現するテーマとして
●マイコックは食材の中でも、特に野菜にこだわっている。
弁当箱を開ければそこが畑になっている。
新事業の種をまく = 芽が出る。
●経営理念 = 愛こそはすべて LOVE IS ALL.
マークにハートを入れる
当時もたしか 8案ほど制作して、この2つのコンセプトを表現した
ロゴマークに決まった。
ちなみにこの「マイコック」カタカナの社名タイポグラフィは
創業時から使っていたもので、とうぜん Aiデータもない。
そこでデータ化するにあたり、ちょっと現代風に(もう20年前. 笑)
こちらでアレンジしたもの。もちろん新しいタイプの書体でも提案した。
けど 私もなんとなくだけど、このタイポは再利用したいなと
思っていたので。おそらく70〜80年代の、それなりに腕の先輩方が
描き起こしたものだと思う。
あれから広島の至るところで、この車を見る度に
松井社長のことを思い出す。
「ネクタイをして経営者として勉強するよりも
弁当のおかずを作ってる時が、一番幸せなんよ。」
毎日、一回一回、愛を込めて作らないと
美味しくはならないんだよと言っていた。
今はもう会長職に退かれたと聞いたけど、このマークも
いつかは変わり、新しい社長が背負って立つ
新しいマイコックになるだろう。
愛こそは すべて。

JAM cafe
三原のジャムカフェさん、店舗をリニューアルしたのはもう 12年前。
そして雑貨 & カフェから、カフェオンリーになったのが 5年前。
この度コロナ禍でいろいろあって、なんだかんだで思い切って
2度目の全面改装リニューアルへ。
jamnezumi.blog.fc2.com/blog
blog.2017/7
外装は壁面の色をブルーに、なんかMARIO DESSERTの並木店みたい。
テントもちょっと破れてたりするけど、予算オーバーで
これはまた来年以降に。
Before
今までの店内は意外と広く、でも壁の半分近くがガラス面で 外からは
丸見え、カフェとしては 14席あるけど、座っていても
ちょっと落ち着かないかも。
今回のリニューアルで、まず一番の目的はキッチンの位置を変えて、
厨房機器を新調すること。それに伴いカウンターと壁を2ヶ所立ち上げて
店内を 4ブロックに分ける。
でも内装工事はオーナーの親戚業者がするので、私は店舗施工の
アドバイスとレイアウト、コーディネイトまで。

とはいえ予算はとても厳しいので、床の補修塗装はオーナーさんと
二人で仕上げました。写真は同じ三原のサカナザの Tシャツを着て
作業する私。見ての通り暑苦しいヤツ. 笑
この床は 12年前に、ウッドプロの中本社長が自ら 施工したもので
杉の足場板の表層 5㎜だけスライスした薄い板で、当時まだ
プロトタイプの商品を格安で提供してくれたもの。
一見フローリングのように見えるけど、よくあるフロアタイルの上に
5㎜厚の足場板を、カーペット用の両面テープで貼り付けている。
でも杉だから 5年保つかなぁ、ちょっと不安だったけど...
After
いい感じに仕上がりましたよ! 足場板もぜんぜん大丈夫だった。
もっと割れや ささくれがあるかなと思いきやである。
オイルフィニッシュにしているので、3年ごとぐらいにまた
上塗りすれば、あと 10年は充分 いけそうだね。
窓側の席は依然と同じテーブルで、でも奥の 2席は外に向いていて
お互い干渉しない空間に。
この写真の奥にあった狭いキッチンは、お店のセンターまで出して
広くなった。この新しいカウンター越しに調理しながら、
客席を見渡せることがとても大切。
写真の奥のスクエアスペースは、今までどおり 洋裁や手芸品を
作るための工房になっている。
スクエアスペースのさらに奥には、ちょっと隠し部屋のような
プライベート席を配置した。ここは私もかなりこだわっていたので
このタイトな空間を施工してもらうまで、いろいろ障害を超えたなぁ。
実際、オープン日にお客様が座ってるのを観て納得。
これで正解でした。
ファサードの入り口も課題だった。この古い大きなガラスドア、
道路から店内が丸見え、店内からも外を歩く人と目が合うし
良くなかった。ドアを変えるには高くつくし、遮光して店内を
見えなくするだけでは、閉鎖的で暗くなる。
そこでドアを開けた左右に、パーティションとしての壁を建てて
客席が見えないようにした。
こんな壁と店内の 1/3がカウンターで仕切られたのに、
客席数は以前と変わらず、しかも落ち着いてカフェできる。
想定以上のリニューアル成果だと思う。

もちろんメニューも一新。若干の値上げもこのご時世だから
やむを得ない。
オープン日だから という訳ではないが、いつもとながらJAMさんの
美味しいランチ。しかもこのリニューアルから新しく、
酵素玄米を提供することに。写真のはまだテストで炊いたものだけど
完璧の仕上がりに! これはうれしいね。
とりあえず週に 2日は酵素玄米が選べるようにするとか。そのための
酵素玄米専用の炊飯器は、なんと「 まめそら 」空田さんから
購入させてもらったもの。まめそらは一旦、閉店しちゃったけど
酵素玄米は三原でも、食べれるようになった。
食後の珈琲はもちろんイリガン珈琲。わざわざ広島から毎週持ち帰り
この味わいを三原で守っている。ただイリガンはちょいと高価なので
ノーマルなブレンドコーヒーも選べる。
ここの手作りまるパンとスコーンもかなり個性的. 笑 美味しいけど。
今回のリニューアル、コロナ禍でカフェとしての方向転換や
いろんな葛藤もあったらしい。
でもオーナーの JAMさんが、何度と言われてたのが
これからの 10年をリアルにイメージしたということ。
がんばるのは当たり前ですが
でもたのしんで。
今まで通り、そしてこれからも。

スパゲッティバジリコ
13日、木彫りパスタもすべて完成し、14日は6時発の新幹線で
いざ新横浜へ。施工用の材料とか忘れ物はないか? ヒヤヒヤながら. 笑
saint-marc-hd.com/kamakura/brand/bajirico/
そのディスプレイ施工から 2週間、 開店前日に最終仕上げと撮影のため
再び新横浜駅へ。写真は開店直前の店舗前、いよいよだなぁ〜

ファサードの左側、レジとテイクアウトコーナーはこんな感じに
プラザ通路からもここがよく見える。
その奥のキッチン入り口には、パスタをテーマにした洋書と
木製のカトラリーをディスプレイ。すべてフリマサイトで集めたもので
ほんとフリマサイトは素晴らしいね。
鰻の寝床的な、細長い店舗でセンターにはオープンキッチンとカウンター席。

カウンター奥にはテーブルが 4卓、壁のセンターにも木彫りパスタ。
シンプルだけどクールでインパクトあるトレイに、手作り感あり過ぎの
木彫りパスタがギャップ強いなぁ。
これが実際のパスタ、ちなみにこれは一押しの「 しょうゆバジリコ 」
オープン記念で半額でしたよ。
でもさすがチェーン店グループの開店スタッフ、ほとんどバイト・
パートさんなんだろうけど、仕事ぶりがめちゃいいです。
教育もいいのだろうけど、この開店の賑わいというか熱量、
久しぶりだなぁ。
横濱 元町ドリア
さてバジリコのある 1階から 9階へ、スパゲッティ店よりちょっと
客単価も高い、ドリア専門店へ。
写真は店舗受渡しの最終チェック、ポリディアインク設計デザインの
中住さんが、細部まで徹底的に指示しているところ。
この人は優しいイメージだけど、仕事ぶりがほんと かっこいいなぁ。
saint-marc-hd.com/doria/
パリのイメージフォトフレーム 23枚は、このハンガーフックの棚に
レイアウト。中住さんに位置決めしてもらい、ひとつずつ
シリコンで接着して固定する。地震で倒れて、お客様の頭上に
落ちてこないように。
それにしても中住さんのレイアウト感覚、さすがのセンス。
客室は L字型になっていて、席数も多い。
ファサードのサンプルケース、下段の寸胴鍋 5個も広島で用意して
送ったもの。これが意外とトラブってしまい、一番大きな鍋 2個が
横浜に配送する日まで届かず、結局持参するハメに。
中国産は納期に余裕のある時のみ、注文しよう。
それにしても美味しそう〜 バジリコのスパゲッティが思いの外
ボリューミーで、ドリアは食べれんかったなぁ。残念ながら。
いよいよ開店、ファサードにも期待感と緊張感でいっぱいに。
もう最近はこの LEDパネルスタンドが定番だよね。このぐらいの
グループともなると、社内に広報制作室やデザイナーがいて、こんな
A1サイズの透過用プリントまで、自社ですぐ出せるようになった。
しかもランニングコスト安い。うちの仕事が無くなるわけだ. 笑
この隣には横浜老舗の洋食屋さん、そこはすぐ満席になっていた。
店の正面にはちょいと高級ステーキハウス。
それにしてもやっぱり横浜、客層が明かに違う。
品がいいな。
まぁとにかくなんとか 2店同時開店、完納できた。
素晴らしいお仕事を、ありがとう。

スパゲッティバジリコ
何年ぶり? たぶんMARIO DESSERTのフジグラン店以来だから 11年ぶりかな?
木彫りディスプレイの依頼、しかもパスタですよ。なんとこちらも先日の
牛の頭オブジェ製作を頂いた、神戸のポリディアインクより。
「 メガネの田中 」で お仕事いただいた中住さんとも、4年ぶりの再会。
その時からいつか木彫りの仕事、したいのよねと言ってくれてた。
ezuyalan.com/room/2022
polidea-inc.com
とはいえクライアントは大手の外食チェーン店。アツアツの鉄板パスタで、
まずメニューの写真をいただき、それをイラスト化する。
納期もたっぷりあり、この時は 10種ほど作る予定だった。
開店まで 1ヶ月を切り、そろそろベースの板をカットでもしようかと
用意していた時に、いきなりメニューがすべて一新されることになり
新しいメニューの写真が届く。
それにディスプレイのコーナーが増えて、15個製作することに。
このタイミングで全変更なんて、やっぱり外食チェーン店だな〜 と
思っていたら、これにはロシアの戦争が大きく影響していて
商品コンセプトを変えるまでに至ったらしい。
まぁでもまだ木板を切ってなかったからよかった。イラストを描き直し
いよいよ製作に。開店まで 3週間もない。
さてイラストが決まったら、さっそく木板にトレースしてカット。
ジグソーでガンガン切るのも久しぶりに。
切ったらカッターで 切り口と角を落としていく。
とうぜん時間もないので バイト4名、手伝ってもらい なんとか彫り上げた。
そんなある日のバイト彫り師、沖村さん(左)とSAKURAさん。
みんなで手分けしてひたすら彫り続ける。
納品まであと 3日。 間に合うか?
同時進行でこんな黒板パネルもペイント。ブラックボードといえば
本骨頂の SAKURAさんの出番ですね。
さすがですね、いい感じ!
さて休日返上〜 一気に塗っていく。
水性アクリルと、透明感を出したい部分にはカラーインクで着色。
仕上げにクリアを塗って、食材には艶ありで、下のトレイと鉄板部分には
半ツヤ or 艶消しでリアルに。トレイが 28cmあるから、ほぼ原寸大かな。
こうして並べてみるとインパクトあるでしょ。
久しぶりに木彫りモノ やりきったけど、もうこんな仕事は
こないと思っていた。感慨深いなぁ。
横濱元町 ドリア
そうだ これもあった! この横浜お仕事、とてもありがたいんけど
同じ施設内で同日に開店する、ドリア専門店のディスプレイも
お仕事いただいて、ちょっと久々に焦った。
しかも岡山の和牛頭部オブジェも、納品日が被ってさぁたいへん〜
でもありがたいことです、ほんとほんと。
写真はポリディアインク から送られてきた、フランスはパリの
イメージフォトをセピア調に加工してプリントしたもの。
できれば昔、私が撮ったパリの写真を 使いたかったけど
間に合わずで 残念無念〜
全部で 23枚、フォトフレームはピカソ画房で買った 4枚を除き、すべて
フリマサイトで探して購入。IKEAの商品も少なくないけど、
意外とクラッシックで程度のいいものが、とても安価に揃えられた。
使えないハズレも一品、あったけどね。650円だったし許してやろう. 笑
さてなんとか間に合ったか? 翌朝横浜へ持参してディスプレイです。

6月に入ってから、以前から見積もり出していた飲食店開店の仕事が、
一気に動き出す。4年前にお仕事いただいた、神戸のポリディアインクより
大手チェーン店の開店、3店舗ほぼ同時オープンのディスプレイ製作。
おかげでこの blogも 2ヶ月遅れで更新中。
ezuyalan.com/room/2022
polidea-inc.com

まずは岡山の「グリル蔵敷」ハンバーグや鉄板焼きのお店で、店内に飾る
和牛の頭部オブジェ。ほぼ原寸大の 60㎝角ぐらいある。
本来なら一から自分が作りたかったけど、他の 2店舗がもっとタイトな
スケジュールになったので、旧友のモデラーさんに無理やり頼み込み
ベースは外注させてもらった。
製作の仕方も相談にのってもらい、壁にかけるので軽く作るため
アルミの針金で骨組みを組むことに。

その上からアルミホイルで肉付けしていく。
その上から和紙を貼り付けて、柔らかいフォルムに。
いい感んじだ。大きさがわかると思うけど、インパクトすごいな。
ここまで作って頂き、ここから仕上げに。
さて事務所にて。メルカリで購入した英字新聞を、コラージュしながら貼る。
あったなぁ〜こうゆうの、70年代風? 昔( 30年以上前 )はこんな英字新聞、
入手するのもほんと大変だったけど、フリマサイトで300円だからね〜
すぐ届くし、すごい世の中になったもんだよ。

ここまでできたら、ポリディアインクへメールして仕上げの相談に。
こんないたずら心も忘れずにアピール. 笑

ちょっとインパクトが強過ぎるとのことで、薄く透ける程度に白をのせてみる。
う〜ん? ちょっとどうでしょう。
いろいろ試してから、仕上がりはこちらにて。
難しいな、現場も見れてないし。
