25年の埃。
MARIO ESPRESSO MIDORII 2022.08.04 Thu
さてさて、事務所でこんなもん作りました。ピッツァと木トレイを
それぞれプリンターで出力、パネルに貼り 2段に重ねて半立体的に。
ピッツァは 7㎜ 厚 トレイは 5㎜ 厚で よりリアルに。直径 80㎝!
ピッツァの写真は先日、撮影したんだけどイマイチで けっきょく
2年前の冷凍ピッツァから転用。ムズイなぁ。
MARIO ESPRESSO
さて感無量のいったん閉店から 1ヶ月、マリオエスプレッソ緑井店は
8月のリニューアルオープンに向けて、厨房の修理や全ての照明器具の
LED化など進めている。店舗自体はまったく変えずに、25年分の
最低限の補修をする。なので こちらの仕事としては テナント側の
通路にある、ディスプレイコーナーの変更ぐらいね。
と、思っていたら床のペイント補修を、スタッフの女性たちがするので
指導しろという。もちろん了解!
写真はまずプロの業者さんが、床のクリーニングしたところ。長年の油汚れなどで
ドロドロだった床を、ポリッシャーなどを駆使して表層を削り落としている。
MARIOは当時、床材もとてもいいものを使っているから、25年経っても
こんなことができる。マリーナ店の時もそうだった。
この後ワックスをかけてもらうのだが、その前にこのペイントを修復する。
長くいるスタッフから、このリニューアルから務める新人さんまで
まずはみんなで下地塗り。古い店舗の雰囲気に馴染むよう、ペンキは
薄めて、木目が透けるように。
しかもみんなお世辞抜きで上手。私が飲食業のお仕事絡んで 35年、
経験上確かなことは、飲食業で長く働ける女性は、絵心があること。
忍耐力があり、尽くせるタイプの人が多いこと。
この 2人は特に上手い。おかげで思ったより早くできそう。
一段落ついて、みんなでランチタイム。
私はここから仕上げに入ります。
なんと、いい感じじゃないですか。
それにしてもこのキッチン上の壁ペイント、懐かしいなぁ 。
25年前に作った木製の帆船キット。ホコリだらけになっているのを
きれいに洗ったところ。
5隻作った中でも、この漁船が一番お気に入り。今も見れば必ず
島の海で漁や養殖のバイトしていたのを思い出す。イタリア船だけど. 笑
この甲板、一枚一枚貼ったんよ〜 板を切って。
このクルーザーが最初に作った一隻。こっちの甲板は漁船より
もっと大変だった。板を横に曲げて貼る技で、しかも細い板と
交互に貼っていく。死んだわこれ、独立して最初の MARIO仕事が
バイトでキットの造船所。
浮き輪にMARIOの文字が、32の私、芸が細かい. 笑
こちらのヨットはロープワークがすごいなぁ。
この灯台もお気に入りで、スープボウルやココットで作った。
そしてこの日は強力な助っ人が登場!
相変わらずパツンパツンのスタイル出立で. 笑
touch mach
タチマチの SAKURAさんだよ、現場に強いなこの人は 相変わらず!
こんなペイントもソツなくこなしていく。とても安定感がある。
instagram.com/a2shistagram36/
この日はとりあえず ここまで終了。お疲れさんでした。
ファサードを含め、全体的に傷や汚れてるところをタッチングして
パッと見た目、きれいになったかな。
この看板も下段に 25年前の営業時間が描いてあったので、
塗りつぶして ここからもう少し修正する。
その左側の壁面ロゴも、もう少し濃いブルーに上塗りする。
さて後日。エイジングも兼ねて、1人黙々と ひたすら塗るべし。
仕事終わりの帰り道、祇園の讃岐屋にて。
スタミナがつくのを食べたい。
そしていつも明るいドヤ顔、SAKURAさん. 笑