
hyphen design works
先月の ガイドの久保くんとの話の中で、十日市のデザイン事務所
「 ハイフンデザインワークス 」の名前が出てちょっと驚いた。
彼は東京から呉に 生活拠点を移すにあたり、広島での
デザインの仕事について調べた時、H-ADCとハイフンのHPが
参考になったと言ってた。
hyphen.cc/
その話を、ハイフンのお仕事を受けている「 アイエーアイ 」の
藤本くんにしたところ、なんとハイフンの草本さんと
会えることになった。
https://iaiweb.co.jp/
懐かしいです、16年ぶりかな。
当時、彼をH-ADCに誘ったんだけど、けちょんけちょんに
ダメ出しされたので. 笑
草本さん(左)は 広島でも稀な、孤高のグラフィックデザイナー。
ちょっと強面だけど(16年前はもっとトンがってた)この日はとても
穏やかで、いろんな話を聞けてよかったね。
彼はグラフィックデザインだけではない。
多岐に渡り優れたマルチクリエイターで、例えばこの事務所や
アイエーアイの事務所も自ら DIY施工して創っているし
とにかくセンスがいい。
昨年から農業にもトライしているし、すごいアクティビティだね。
歳は4つ下だけど、すごく達観していてクールで
ほんとかっこいい人だなぁ。
久しぶりに話が聞けて、有難い INPUTができた。
guide
AKIRA KUBO DESIGN OFFICE
この 7月に偶然再会した、久保くんの運営するデザイン事務所
呉の「 guide ガイド 」へ。じつはずいぶん前から行きたい〜
メールしていたんだけど、やっとですよ. 笑
guidedesign.jp/
呉駅から割と近い、かなり古いけど雰囲気のある
雑居ビルの 3階で、けっこう大きなフロアをシンプルに
改装していて、開放的なとても明るくて暖かい空間に。
写真は ハーバークラブの時も同行していた、タチマチSAKURAさん。
彼女もずっと楽しみにしていた。
instagram.com/a2shistagram3/
仕事のパートナーでもある奥さまと、仲睦まじくて羨ましいな。
もう 3年前から事務所に行きたいオファーしていたので
ようやく訪問できて つい喋り倒してしまい〜
( 悪い癖で〜反省 )終始質問攻めにしてしまい
長居してしまった。めんぼくない。
久保くんのデザインは H-ADCでもよく気になっていた。
H-ADCで知り合えたデザイナーの中でも、とにかく
ロゴデザインが秀逸で素晴らしい!
久保くんは東京で 20年前に独立して、2010年より活動の拠点を
故郷の呉に移した。その後の活躍は言わずもがなで
先日の「 minamoa 」ロゴデザインもしかり、
まさに広島を代表する、アートディレクターになった。
呉といえばあの IC4DESIGN 神垣さんとは
スケーターつながりで後輩になるらしい。
それと彼と話をしていて、すぐ脳裏に思い出した人がいる、
インスマートの奥原さんだ。
これは勘なんだけど、なんとなくこの 3人にはどこか
共通点を感じる。
それは呉という地の利だろうか、あの大和を建造したり
モノづくりの才に長けている、
クリエーターが育つのかも知れないね。
ezuyalan.com/news/2020/
それとガイドのInstagramもオススメです!
仕事ぶりをを見ているだけで、なんか ほのぼのするのよ。
instagram.com/guide_designoffice/

SWINGINGBITS
嶋津まみさん個展にて再会できた、広島 WEB業界のバンマスこと
スインギングビッツの望月さんに会いに、さっそくおじゃまして〜
swingingbits.com/
あら、インスタに私も出ていたよ。
instagram.com/p/

入り口のキックペダル消毒液ディスペンサが泣ける〜
広島でこれ見たの、スミイくんの「リタルダンド」ぐらいかな. 笑
以前の事務所から移転してたので、駅にも近い稲荷町の
大きな交差点にあるビルで、穴吹デザインからもとても近い。
よく見たら なんとなつかしい Old Mac!
Macintosh Plusかな、この初期の Macを見るとつい、
広島で初めて Macを購入したと自慢してた縄田先生と
デザインオフィスカワハラ時代、高見先輩が自腹で買ったの
( 当時の自動車が買える値段 )思い出すのよ。
それよりなにより、さりげなく YMOのジャケット「 B G M 」
高橋幸宏のドラムが神ってる、YMO最高傑作とも言われている
評価の高いアルバム。
ドラマー望月さんならではだね。
スタッフは奥さまと、穴吹出身のクリエイター女子 2名〜
見た目も対照的なお二人、いい仕事できそう〜
バンマスと知り合えたのは 16年前、お互い H-ADC発足時の
運営メンバーだったから。H-ADCの HPを無償で開設したり
今も WEB部門のリーダーとしても尽力されてる。
またそこでも先輩たちとバンドを組んで、ライヴ演奏したりと
まぁ〜懐がデカいというか、人柄がまさにバンマスなんだよ。
昔からギターやボーカルより、やっぱりドラムを叩ける人は
無条件で尊敬できる。
そのバンドの納島さんから、バンマスはプロになれるほどの腕と
受賞実績があると聞いていたので、この日はなぜ
WEB業を仕事として選んだのか?聞いてみた。答えはとても
シンプルなもので、圧縮すると
「 パソコンが好きで、PCで音楽を創るようになったから 」
バンマス にとって
音楽、ドラマー、バンドセッション、PC、WEBのお仕事〜 etc.
それらは必然的に繋がっており、どれもが人生に欠かせないもの。
すべてがライフワークなんだね。
だからバンマス はやっぱり
かっこいい。

iDS Inc.
西条のパスタ アマーレで腹ごしらえしたら、カドーレのある福富町へ
昨年忘年会で相席した、カメラマンの山口さん宅まで。
ids-inc.biz/
instagram.com/seihayamaguchi/
山口さんは 20年前にカメラマンとして海外で修行した後、
2012年に独立。
2014年には奥様の実家がある福富町(東広島市)に移住して
稲作、農業を継承する。本業は地元に大きなスタジオを完備し
写真、動画撮影から映像制作、ドローン撮影までこなし、また
YouTubeや SNSの代理業務など、すべての撮影に関わる仕事において
活躍している、いとまがない。
おまけに農業もしっかりと、米においてはちゃんと自給しているし
半農、今風に言うと二刀流をこなすイケメン( 写真はないけど.笑 )
今回、その米作りのことで、いろいろと相談にのってもらった。
私も田舎に住んで 25年、なんちゃって農業はやってきたけど
こんなご時世だから、やっぱり稲作にトライするべきだったと思って。
一度はやってみたいな〜と、ずっとイメージはしてたけど
今更ながらちょっと後悔だなぁ。
それにしても、
あつかましく おじゃまして、何を聞いても嫌がらずに
真摯に答えてくれた山口さんと奥さま。
ありがとうございました。

この 3枚のカップの写真は、私のカメラで山口さんが撮影したもの。
キャノン 5Dに先日購入したマウントを使って、70年代の FDレンズ
50㎜ F1,2を付けたもので、とうぜんピンも絞りもマニュアル。
外は天気も曇りで夕方前〜 ちょっと暗い室内で山口さんは
このめんどくさいシャッターを、楽しみながら切れる。
さすがだなぁ。

strawberry flog LAB
MASARU YAMAMOTO
もう 3年ぶりかな、ヤマモトマサルさんのラボへ。
また行きたいとずっと思ってたので、楽しみにしていたね。
instagram.com/afrog/
ヤマモトさんラボ訪問に導いてくれたのは、彼の師匠である
(と言っていいのかわからんけど. 笑)カメラマンの荒木さん。
いいタイミングで ありがとうございます!
photoaraki.com/
ちょっとおじゃまするつもりが、2時間半もすみません!
そして相変わらずプロ並みに、いやその辺りのプロよりも
追求して淹れている珈琲がめちゃ美味しい。探究するあまり
バッグタウンコーヒーでバイトしているからね。
それにしてもヤマモトさんからのインプットは
とても有意義だ。やっぱりこの人はすごいわ、広島でも
稀少な才能の持ち主だと言える。

j o y
嶋津まみ 清水武司
去年の個展でお会いした時に、厚かましくもお願いして
嶋津さんのアトリエ兼ご自宅訪問へ。
joy-web.info/
instagram.com/joy_mamishimazu/
ちょうど自宅のリフォームをされてたそうで、古い民家をスッキリと
オサレにコーデされていた。
いろいろ聞きたいこともあったけど、いざご夫婦と向き合って
プライベートな空間で、逆にこっちがテンパってしまった. 笑
この日、来れて 1番うれしかったのは、この 2冊が観れたこと。
30年前に嶋津さんがフランスで描いた、スケッチ=絵日記だ。
これを 1色刷りの小冊子 2冊組で自費出版したのを
あのピカソ画房で購入した。当時、ピカソの小竹さんから
嶋津さんのこと聞いて以来、ずっと会いたかったのよね〜
picasso.co.jp/
それにしてもこの原画は、想定してたよりずっとていねいに
描かれていて、線は軽く色使いが とにかくオサレ!
あのコーピー機で刷ったような冊子では、何を描いてるのか
わからなかった部分も、すべて解明できる。
なにより30年前の おフランスの空気感、感動だよ。
これはぜひ、カラーで出版して欲しいなぁ。
相変わらず私が一人でしゃべってしまい、肝心の嶋津さんの写真も
部屋の写真も撮ってないけど、旦那の清水さんは唯一 1枚だけ
いいポートレイトが撮れていた。
プロのカメラマンでアーティスト、最初に出会ってもう 15年?かな。
そのころからまったくと言っていいほど、お変わりない。
すごいなぁ〜 夫婦揃って。

ANALOGRAPHICS
PENGUIN GRAPHICS
9月に事務所を引っ越されたペンギングラフィックス。
神ノ倉山公園「 音楽の森 」も無事開園したので、ようやく
新事務所にごあいさつへ。
https://penguin-g.com/
いつもの中村さんと奥様、絵になるね。先日はお疲れさまでした!
ご自宅の 2階部分をすべて改装、仕事場としてリノベ。
以前から自宅に事務所を併設できると、聞いてはいたけど
やっぱりお家そのものが、普通の一軒家ではない空間になっている。
什器もインテリアもハイクオリティなもので整っている。
なによりもお二人が住み慣れたフィールドで、こちらが
向かい入れられる、客人になれたような気分。
以前の事務所よりも、お互いがリラックスしている気がする。
職場ではこの書籍に挟まれた「 BALLY 」が圧巻。
谷先生も 1番いい席に鎮座されていた. 笑

1階にはまだ、納まりきれなかった作品や資料が てんこ盛りに。

貴重な財産だからね、奥さまもこりゃ たいへんだわ。

個人的に驚いたのがこのカントリーマン!
きれいにレストアされていたけど、すごいのはこの中身ね。
ポルシェの中村さんもよかったけど、これも乗ってるというのが
意外なようで、めちゃ似合っているなと思った。
また落ち着いたら お邪魔しに行こっと。
谷さんには もう来んでいいと言われそうだが. 笑

Hand-Me-Down
もう 4年ぶり?ちょっと仕事の相談もあって、ハンドミーダウン へ。
木下さんに会うのも新年会以来だけど、ずっと超多忙だと
聞いていたので、お元気そうでなによりだった。
hand-me-down.jp/
さて仕事の相談は、ちょっと面倒な見積もりだったけど、木下さんに
とてもいいプランを出してもらって〜 さすがですよ。
あとはこの予算を出せるよう、クライアントに交渉しないとね。
でもそれが今、厳しなってしまって申し訳ないことに。
あ〜残念だなぁ〜
それとついでにではないけど、この「 ひろしまデザインびと 」でも
木下さんにぜひ聞いてみたいことがあったので、率直に質問してみた。
それは店舗などで使う、ロゴデザインについて。
以前から( 20年以上前ね )設計デザイナーが、その店舗で使う
ロゴデザインも手掛けるという業者はいたけど、まぁそれは
片手間というか、既製のフォントで適当に組んでたり、それっぽく
メジャーなものをパクってたりして、作られていた。
特に飲食店や個人店とか予算もなくて、ロゴはサービスしますよ〜
なんてのはよくある話だった。でもそのおかげで私は、
その予算がないという飲食店などの ロゴデザインに特化して
この25年、多くのお仕事をいただいたのでね。
そんな調子にのってた 15年前、納島さんの紹介で木下さんと出逢う。
当時のハンドミーダウンはブティックの運営をしながら、
すでに店舗デザインと施工でもよく話題になっていた。
特に木下さんのエイジング技法は凄かった。MARIOの店舗創りで
特殊な施工を見たり、エイジングをしてきた私でも、
彼の店創り、細部の造り込みやこだわりはとても真似できない。
それから WOODPROのお仕事や、木下さんからも撮影のお仕事を
いただいたりと、ちょっとずつ関わりもできた。
さて脱線した. 笑 木下さんはずば抜けたセンスと職人気質で
お店のロゴやサイン類、グラフィックデザインもこなす。
以前は自らスケッチや文字組をしたり、デザインをこなしていたけど
今は Ai(Adobeイラストレーター)で組めるスタッフがいて、
イメージを伝えて制作、提案しているらしい。
店舗や施設などで使うロゴデザインは、そのクライアントの
「顔」になる。これまで木下さんがデザインしてきた
ロゴデザインの在り方やこれからについて、裏表のない
ストレートで素直な木下さんの想いが聞けて、よかった。
クラジャの榎さんが
「 木下さんは仕事に対して熱い! 情熱的に仕事をするから。」
と言ってたけど、そうね、まさにそう。
このラフでフリーダムな印象からは観えない、仕事への想い。
ほんと熱い人だから、お客様が木下さんに頼んでよかったと思い
またその仕事を見た人が、次の客になっていく。
だからほとんど紹介だけで繋がっている。
木下さんは今、これまでにない流れで
大きなクライアントの仕事を受けている。年内にオープンする
みたいだけど、話を聞いただけで楽しみになった。
広島にまた新しい
ハンドミーダウンのデザインが生まれる。

K's design
昨年末、コンセプトワークの川上さんとお話しできて、さて次はこの方に
アポとります!と言ってもう 3ヶ月、ようやく伺うことができたのが
K'sデザイン室の金具さん。彼女は広告媒体をメインに、企画から
デザイン制作までこなす、アートディレクターさん。
お会いするのは先日の「 大先輩とのはればれ会!」以来だけど、こうして
向き合って話すとなると、やっぱり美人は緊張するなぁ. 笑
ks-designroom.com/
この日はフェルトアートの「 ナナちゃん 」を納品するために
作業されていたので、無理言って現場を撮らせてもらった。
Felt art
もうすぐ家族のもとへ帰る間近のナナちゃん。フェルトアート犬の制作は
もう 8年前かな、金具さんの愛犬「 びび君 」が亡くなったのをきっかけに
始まった。今や彼女のライフワークであり、大切な新事業になっている。
ks-designroom.com/feltart/
instagram.com/ks_feltart/
ちょっとこの写真はわかりにくいけど、オーダーのアクリルケース背面には
生前のナナちゃんの写真が配置されている。写真の画像処理からレイアウト、
名前やメッセージなど、金具さん自らデザインしている。
スケールは 27㎝ほど、実際の 3分の1ぐらいだろうか。
かわいいとか、生きてるみたいとか月並みだけど、金具さんの作る
フェルトアート犬は、そこに不思議なぐらいの存在感がある。
なんと驚いたことにこの瞳は、この子の写真から画像処理して
プリントしたものに、透明な眼球を貼って作られている。
本人( 本犬 )のアイリス( 虹彩 )を使ってるんだ! すごいよね。
この鼻や舌、犬歯も、写真と飼い主さんから得る情報をもとに
造形用のモデリングクレイで製作したもの。
かわいい肉球や、隠れている足の爪もリアルに。こりゃ たいへんだ。
髭やまつ毛は てぐす( 釣り糸 )だと透明だし、一目瞭然で人工物って
なるので、毛足の長い筆や刷毛などから採取している。
先に伸びるほど細く、リアルにカーブさせているのが秀逸。

本業はグラフィックデザイン、 K'sデザイン室は今年で創業 20年になる。
なのでかわいいスタッフさんも、もちろんデザイナー。

今まで 38匹の愛犬たちを作り、フェルトアートの技を培ってきた。
その工程と経験を振り返る。
まずオーダーを頂いた飼い主さんから、大量の写真を出してもらい、
最終的に仕上げるポーズを決めて、そのサイズに合わせた
原寸大のプリントを作る。それをモデルに立体成形していくのだが
じつはこの写真が最も重要。
ほとんどの飼い主さんは、愛犬が亡くなられてからオーダーされている。
生前の写真は沢山あれど、例えば先ほどの肉球や、お尻の写真とか
真っ正面から見た顔の写真がなかったり... 造形に入る前の準備、
細部までの画像データを揃えるのが、たいへんなんだ。

フェルトなので羊毛をベースに作るけど、なによりも毛の色味合わせが
難しいらしい。犬を飼ってる人ならわかるだろう、同じトイプードルでも
似たような茶色だが、何匹か集まるとみんな違う。
なので染色されたアルパカ毛も使うため、サンプルを多く取り寄せて
なるべく本人(本犬)の毛色になるように厳選している。
もちろん愛犬が存命で、オーダーされるケースもあるので
抜け毛でも長めなものを保存してもらい、羊毛やアルパカ毛と一緒に
刺して使うこともできる。
亡くなられていても もし生前の毛があれば、素体のどこか一部にでも
刺して残せる。こんな心配りがありがたいよね。
それから制作へ。ベースの素体ができたら、画像をチェックしながら
ただひたすらフェルティング! 毛を丁寧にチクチク刺していく。
もちろん本業と並行しながらの毎日で、何時間? 何千回?刺すのだろう。
この手に持っている専用のニードルが、何本も折れるそうだ。
大きさにもよるけど、一体作るのに 1〜3ヵ月は かかるとか。
現在予約は 3年待ちである。

それにしてもこんな途方もない作業で 出来ているとは、思わなかった。
もちろんそれなりの料金で、オーダーを受けている。でも
その倍の対価をもらっても 私ではとても作れないし、工程が分かるだけに
お断りするしかない。何ヶ月かかるだろ? いや 2、3年かけたぐらいじゃ
このクオリティにはとうてい及ばないのだ。

そんな金具さんの机には 8年前に突然亡くなった愛犬、びび君がいる。
何年経っても変わらない びび君への想いが、金具さんの才能と繋がり
フェルトアート犬作りというライフワークになった。
4年前に見たときは、このフェルトアートびび君 (2号)のクオリティと
再現力に驚かされたものだ。でも金具さんに言わせれば
この 4年で素材と制作技術は、比べものにならないほど上がってるらしい。
なのでまた新しいびび君(3号)を作ってみたいとか。 例えば原寸でも. 笑
でもまだ予約も多くて、しばらくはできそうもない。
それもちょっと辛いことだね。

そんな金具さんの想いがカタチになった、今は亡きナナちゃん。
もうすぐ愛されていた 家族の元へ帰る。
飼い主さんの中には、届いても箱を開けて見ることができなかったり
見たとたん涙が溢れた人もいる。それを聞いた金具さんも
また泣いてしまう。
一緒に過ごしていた家族の、思い出の中の愛犬へ
その一番好きだった表情に、少しでも近づけるように
金具さんは今日もチクチク、刺し続ける。

多と美 Sukima.
CENSA inc
広島の広告・WEB業界で、天才と呼ばれているクリエイターがいる。
WEB制作会社の草分け、カンドウコーポレーションのCCO・デザイナーで
個人でもプロダクトを展開しマルチに活躍している、柳谷くんだ。
彼を紹介してくれたのは、同じくWEBのアイエーアイ、藤本くんで
もう 15年ぐらい前かな、親友でもある彼が「 ヤンプー 」と呼んでいたので
私もついヤンプーって呼んでいる。でも14下の彼に感心すると言うよりも
尊敬のレベルで観ている。またそんな大げさなと思うだろう、でも
彼と接したことのあるクリエイターや業界人なら、
常識と言っても過言ではない。まぁここで説明しても長くなるし
過去の制作としてわかりやすいところだと
「 シェアフル 」や「 エア書道 」など有名なコンテンツだろうか、
これらも 10年以上前になるんだよね。
SHAREFL
「 まだないもの 」を先につくれる 非営利ラボ。
sharefl.jp/
AIRSHODOU
全身空間書道インスタレーション。
sharefl.jp/projects/airshodou/
CENSA inc
千差株式会社 社名は「 千差万別 」と「 sensor センサー 」が由来。
デザインとプロダクト、コンテンツを生み出すホームベースとなる。
censa.jp/index.html
facebook.com/censa.jp/
そのヤンプーが昨年、奥様と展開しているミニメーカー「Sukima.」の工房と
ショールーム兼デザイン事務所として「 多と美 TA TO BI 」を開設した。
しかもうちの事務所と同じ川沿いで、歩いて 5分で行けるところにある!
で、さっそく見学に行くことに、ヤンプーに会うのも何年ぶりだろ?
着いてみてびっくり! そこは以前からとても気になっていた 古いビルで
ここで事務所やギャラリーとかできたらいいなと 思っていた建物。
古くてもとても堅牢なビルで、ファサードも常にきれいにされている。
23年前に事務所物件探していた時から、目をつけていたけど
どうみても自社ビルっぽいし、一般に貸し出してるとは 思えなかったから
まさか借りれるなんてね、しかもヤンプーと繋がるなんて。
羨ましいなぁ。
sukima.gift
instagram.com/sukimagift/
「 エアコンをかけているので 扉を閉めていますが お店 OPENしています!」
こんなセンスがいいね〜 奥さまかな。
入るとほぼ 前面が窓ガラスで披けていて、とても明るく開放的。
どちらの窓からも、川と樹樹が広がる。
展示用の什器類もデザインされている。工房兼店舗ショールームだが
フロアそのものがヤンプーの実験室のようだ。そしてプロダクトの
プレゼンルームでもある。
REGI GOCCO
ヤンプーが直々に、とても丁寧に商品の案内と解説をしてくれた。
まずはこの「 レジごっこ 」 Sukima・CENSAの原点になる商品だろう。

自らの子育てで生まれたアイデアだろう、2〜3歳でも遊びながら
商売の基本を学べる。アプリのデザインが これまた秀逸。
mobile
レジごっこのコインや このモビールも、すべてレーザーカッターで
作られている。

そのモビール用のパッケージだが、これがまたよく出来ていてね、
どんな形態やサイズのモビールでも収納できるよう、てぐすを通す穴や
折りケイの位置などを設計し、シミュレーションして製作している。
なんとすべてのモビール商品が、一つの型でパッケージできる優れもの。
アイデアからデザイン、設計製作まで、一つのプロダクトを
一人でこなしている。このセンスとクオリティで。
他にもたくさんアイテムが展示、販売されている。詳しくはサイトにて。
HOSITOKI
星形の積み木。積み重ねたままインテリアにもなる。
パッケージはレーザーカッターで切っていて、高額なトムソン抜き代も
いらないし、小ロットで回せる。
YAMAZUMI
なんだこれ? これもまた特殊な形の積み木が目を引く。
直角で組んでるブロックがない、この特殊な形の積み木は
どのような工程で できたのか。
私も公私に渡り木製品には精通しているので、これを 1からプロダクトして
このクオリティで商品化することが、どれだけ面倒なことかわかるだけに
ほんとすごいことだよ。
RIVER SEA GROUND
リバーシーグラウンドは駒を三角形にしたオセロ。
単に駒の形を変えただけではない、三角錐を使った新しいルールや
工夫がされていて、それを木製品としてこの完成度で仕上げる。
いやはやこれも秀逸すぎて驚くばかり。
どの商品もインテリアとしても楽しめるように、デザインされている。
maze ornament
「 迷路オーナメント 」これもすごいよ。よくある迷路のゲームだけど
アイデアとセンスが細部に利いている。

ie shougi tou
「 いえしょうぎ 陶 」 それぞれの駒の行動範囲を、駒のデザインにして
駒上に焼き入れている。写真のタイプは将棋盤が陶器製で、なんと
食卓での食器としてのアレンジも提案している。
しかも「 いえしょうぎ APP 」ボードゲームもできている。マジか!
こうゆうところが、一般人だと そうスムーズにはできないもんだが
ヤンプーにとっては片手間、サクサクっとやってのける。

10sanji wakasa yusuke
その陶器製の将棋盤を製作しているのは 我が故郷、江田島の陶芸家で
「 10サンジ 」若狭さん。「 多と美 」で焼物も展示販売している。
instagram.com/yusuke_wakasa/

HIBA RINGS
庄原の森を守り、循環させるプロジェクト「 ヒバリングス 」の
メンバーとしてご夫婦で活動中。HPもシンプルながら秀逸なデザイン。
hibarings.jp/

TSUKIGASEYA
おつまみの専門店「 月ヶ瀬 」のパッケージデザイン、WEBサイトまで。
とてもキレイな金平糖を買って帰った。
tsukigase.info/
instagram.com/tsukigase.hiroshima/
ヤンプーの秘密基地「 多と美 」におじゃまして、ざっと説明された商品を
載せてみたけど、そんな「 モノづくり 」もさりながら
ひとつひとつの商品に込められてる想いや、ストーリーがおもしろい。
それはヤンプーが醸し出すカリスマ性と相まって、私の貧弱な文章では
とても表現できないので、気になる人はぜひ「 多と美 」へ。
木製品に宿る可能性を、ヤンプーが導く様々なプロダクトに
接触してみてはいかがだろうか。
それにしてもここは、想定以上の素晴らしい物件だった。
また遊びに行きたい、迷惑だろうけど. 笑
