ランチタイムで車だから、お酒は呑めないと中国茶を出してくれる、ここのマダムならではのサービス。
久しぶりのシェフ。同級だけど、お互い歳をとった。
メニューの絵も文字も奥さんらしくて、なつかしすぎる。
そんな話してるとマダムが前菜を
持ってきた。
そうです、広島フレンチでは伝説の
ア・ターブルへ。
先日、ビストロ円楽のオープン仕事で
思い出した訳で・・・
それにしても相変わらず、マダムのサービスとトークは健在で とても心地よい・・・
40〜60代で、彼女のサービスを広島1だと言う人は少なくないだろう。それぐらい有名だったね。
お父さんも名の通った料理人、血から違うんだよね。
ほんとに忘れてた訳じゃない。ここは自分にとっては超特別なフィールドなんでね、そうは来れない。
もうじき絵図屋卒業のスタッフ、栄谷さんと食事です。
この日のアントレは サワラとタコの刺身・イモとエビのアミューズ・サーモン・砂ズリ・自家製ソーセージ
野菜のフリットとてんこ盛り。どれもア・ターブルらしい一皿、美味いです!
自家製のバゲットが出る。
これはすごく美味しい・・・
この場所に移転する前は、地蔵通りにあったけど
そこで私がバイトしてたのが1997年。
もともとは並木通り裏の雑居ビル2階で開業して
そこから移転したんだけど、ロゴやデザインを
させて頂き、ついでにバイトまで(笑)
なんせ有名な超繁盛店、とてもたのしくて
おいしいバイトだったね!
その当時にシェフがこの自家製パンに
はまったのをよく覚えている。
彼はもともと、デルセンのパン職人で
そのころからの親友が神戸のコム・シノワにいた、
サ・マーシュの西川シェフだ。
パン作りは本骨頂! 地蔵通り店の時も
料理用オーブン、ホイロも無しで
ブランジェリ顔負けのリュステを焼いていた(笑)
クルミとイチヂクがこれまた絶品。
でた! オニオングラタンスープのフランス田舎風とでも言おうか。めちゃ美味しい。濃厚でいて甘い。
メインはさすが、お肉とお魚の両刀でます。
肉厚の天然カレイの蒸し焼き・焦がしバターソースと 竹原産垰下牛のステーキ。
カレイはもちろんですが、このステーキが これぞ ア・ターブルの肉の味って思い出したほど
違うんです。まいったな(笑)
フランス修行中はパテシエでもあったシェフ。デセールはもちろん完璧ですよ。
これは洋梨のタルト、焼きたてが出ました。伝説のメニューも数知れず、チョコレートムース、プロフィットロール
丸ごと桃のコンポート、キャラメルのアイス e t c ・・・
ア・ターブルを越える、これらのデセールにそう在ったことがないね。大げさでなく、そう言えるから伝説なんです。
マダムもシェフの作るデセールで 落ちちゃったんですよね(笑)
ごちそうさまでした!!
いつもながら、歳とってより細野さんみたいになった衆樹シェフ(笑)
変顔になってたマダム(笑笑) 手にしてる伝票のホルダーは以前、私が作ったモノです。
99年、一緒に行ったパリで 私が撮った写真が飾っていた。
幟町から橋を渡った、角の2階。
とっても小さな看板。予約のみの限定です。
あのベーグル インの上に有り〼。
これは1998年のア・ターブル年賀状。
シェフのアイディアで、娘さんのレイちゃんを寸胴鍋に入れたのですが、そのとたん
大泣きしたので撮ったんです。この子ももう大学生、覚えてるかな・・・
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