タノシビトは居るのか・・・｜BLOG

2014.02.17 Mon

先日の epilo（エピロ）にて思い出したんだけど・・・　２０年程前にあったローカル誌、タノシビト。

ギミック都市生活研究所から発刊されてた。この創刊が１９９５年だから、もう１９年前か・・・

年に３冊発刊だから７年ぐらい続いたのだろうか。

帰って押し入れから引っぱり出してみると創刊から２０号まであった。でも１０号がなぜか？ない。

揃ってたのは覚えているから、持ち出されたのかも。この業界は貸したら

まず返ってこないからね（怒）

創刊のトビラ。この１枚の写真に相当な気合いを感じる。

デザイン・編集はあの広島グラフィックデザイン界のヨーダこと、永井コージさんだ。

１００ページぐらいかな、彼が一人で入稿までやっていた。もちろんアナログ。

十八番のコラージュはもちろん

手作り感があるのに、

とてもきれいなデザイン。

あ〜でもここでお気に入り載せてたら

こりゃキリがないな（笑）

例えばこの小己斐島、

どこにあるかわかる人、少ないんだよね。

行ったらびっくりするよ、まさに

陸の孤島（笑）

左が当時の永井さん。本人自ら出演されてる、かなり希少なページ（笑）

自慢の横尾忠則氏のコレクションでは、おそらく一財産は有るだろう。好き過ぎて仕事も生き方も

横尾になっちゃってるし（笑）

全編において、タイポグラフィへのこだわりはハンパない。

タイトルなど当時広島では珍しい、モリサワの写植を使ってたり。いまどき写植と言っても死語だけど。

わかるデザイナーも少ないな。

このタノシビト、せっかくだからさとうさんに寄付した（きちゃないけど・笑）