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2011.07.14 Thu

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年に1度、私にとっては 夏の風物詩になってる仕事が今年もきた。

藤堂眞子バレエアカデミー発表会の DMとチケット、プログラムのデザイン。今年で6回目。

2004年から関わらせて頂いてる、とてもやりがいのあるお仕事です。

 

 

 

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久しぶりに藤堂先生にあって打ち合せ、今年のテーマは?と聞くといつもながら 素っ気なく

「クルミ割りとタンゴ!ピンクと紫かな!」それだけ?(笑)

仕方がないし、時間もない。おまけにこのご時世、生徒さんも減ってて予算も削除・・・

ストレートにピンクと紫にしちゃいました(笑)ゆるして〜

 

 

 

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これは2006年、2回目に作ったプログラム、

名作「白鳥の湖」

銀と黒の特2色刷りで、モノクロでも

写真に重みを加えた。ページに載せてる写真は全部、

生徒たちの練習風景をそのまま撮ったものです。

汗まみれになって踊る子ども達や、真剣な眼差し。

 

 

だいたいプログラムって

よくある卒業アルバムのような 顔写真が整然と並んでるだけのものが 多い(ここも以前はそうでした)

でも初めてリハーサルを見たとき、この風景を 臨場感をそのまま撮れたら それはそれで きれいじゃないか、

そんな写真だけで構成した、リアルなプログラムってありかな・・・

そんなこんなで作っちゃいました(笑)できてみたら意外といい(自己満)空気感というか

息づかいやスピード感が 出るように撮る。

 

 

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もう5冊目、早いもんだな〜 思い出深いのは、舞台が終わって打ち上げのとき、ゲストの男性ダンサーたちに

生徒がみんなこのプログラムを持ってサインをしてもらってたこと。うれしかったな〜

私もサインしたけど(笑)カメラマンのおっちゃんとして。

 

夏休みも本番までは返上して練習漬け、見てたらけっこう痛々しかったりして、だから

彼女たちの大切な思い出のパーツになったらいいな・・・

 

 

 

 

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この日は生徒全員で通して踊り

本番の振付けと流れのチェック。

 

 

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正直、最初仕事の依頼受けたとき、バレエなんて普通に好きでもないし、抵抗あった。

昔の伝統舞踊みたいなもんだろうと・・・

でも先日 TVで熊川哲也さんが言ってた、そんな偏見が 見ればまるで違ってたことに驚かされた。

最前線のダンサーや、ヒップホップ、フィギアスケートなども 行き着くところ、クラシックを練習に取り入れるほど

古典は可能性であり、深いんだな・・・。

身体でできる表現のすべて、その限界のところにある美しさ。

 

 

 

 

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藤堂先生。

物心ついたときからバレエ一筋。

バレエ人生。

初めて舞台でその踊りを観たとき、びっくりしたわ〜

シビレたね・・・これで

とても55歳には見えない(失礼)

 

 

震災に心痛め 今回、自ら踊るのをやめたそうです。

 

 

 

 

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伝わりますか、この空気。 

この日練習は7時間以上。5時間撮影して800枚以上撮り、500枚はボツ。

なんとか写ってる中から50枚ぐらいは使えるかな。バレエは激しく動いて一瞬優雅に止まる、

そのときを狙って撮ればいいけど、それだけだとやっぱり おもしろくない。

 

 

 

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今回はこんなショットを狙ってみたりして・・・

 

 

 

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ちいさな女のお子さんをもつ、お父さん、

習い事ならバレエをおすすめします。

 

この子たちの人生に与える影響はすごいと思うから。

ただし、営利目的の教室もあるみたいだから(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

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