ARTと Designの間合。
kantyukyo 2023.12.23 Sat
kantyukyo
案内状という入口
閒中居(カンチュウキョ)にて、今までとはちょっと?変わった
企画展をしていたのだが、期間ギリギリで観に行けた。
http://www.kantyukyo.jp/top/
これまで kantyukyoで開催されてきた、すべての企画展の
案内状を展示していた。
kantyukyoは普通のギャラリーではないので、誰でもここで
個展とかできる訳ではない。そしてこの案内状もすべて
オーナーよしかさんのアートディレクションによりデザイン、
印刷や製作されたものだ。
展示と合わせて、バックナンバーのように残ってた案内状も販売。
当時、届かなかったものや、見たこともないものもあったので
たくさん購入できた。
どれも秀逸な見応えのあるものばかりだが、やっぱり個人的にも
記憶に強く残っているのが 10年前の「しゅんしゅん展」
この写真だとわかりにくいけど、特殊紙にしゅんしゅんのイラストを
活版印刷で立体的に刷ってある。
それぞれの案内状の成り立ちやこだわりなど、ひとつずつ
聞かせてもらった。有意義な時間だった。
以下は kantyukyoの HPより抜粋。
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「 伝える 」という本質を見直すために
形にして参りました全ての案内状を空間に設営することで
自身の振返りと これからの kantyukyoの方向を
どのようにすべきかを考える期間となりました
「 拡がりよりも 狭く深く質を問う 」
いつもこの宅内から出る時の
暗い土間と扉の隙間、外界から漏れている光が好きだ。
光の向こうから、現実へお還りよと
いざなうように。