ここから また10年ね。
USAGIYA salon 2022.02.03 Thu
USAGIYA
Salon
先日お茶しに行った時に、お仕事催促されてたのでようやく決行。
外でペイントなのでこの時期は気温が低すぎると、乾きにくいという
言い訳をしてきたのだが、いいタイミングで晴れていたし。
instagram. usagiyasalon
透明のフィルムシールにプリントしたロゴを、漆喰壁に直接、
貼り付けているみたい。漆喰だから当然、粉吹いて剥げかけている。
ペイント過程を iPhoneで撮って記録してと、便利になったなぁ。
トレースダウンしながら丁寧に剥いだ状態。
まずは黒からペイント。ペンキを堅めに練って、油絵のように
盛り上げながら、壁に塗るというより落とし込む。
ここまで1時間。天候もペイント日和で すぐ乾く。
ここで休憩タイム。美味しいプリンとカフェオレ。
ここでおフランスどっぷりの感性を持つオーナーが、
この描きかけのままで いいんじゃないかと言い出した。
なんとウサギやさんらしい感性、それは十分理解できる。
おまけに「 完全なハートなんてないもの。」なぁ〜んて
これまた意味深なことを言う。笑
とはいえペイント中にそんなことを提案されたの
30年ほど前のMARIOマスターぐらいだ。
さてちょっと検討した結果、ハートは塗り潰すことに。でも所々
塗り残しやムラを活かして、まさに油絵のようなタッチに。
オーナーに撮られてたペイント中の私。いい写真だね。
これが昼過ぎから陽が陰り、寒いのよけっこう. 笑
完成! オーナーのアイデアで左上の loveをひとつ、
塗らずに残すことに。15個ある loveにいい動きが生まれた。
我ながらいい仕事したなぁ。
おフランスボリュームの美人オーナーも、満足そうね。
こんな辺鄙な場所で小さなフランス雑貨屋を開いて 10年、
そしてカフェに改装してもう 7年目。
コロナ禍になってからは、まだまだ厳しい営業が続くけど
有り難い評価をいただいたこの景観が、あと10年は保ってほしなぁ。
そんなことを想いながら、いつも筆を走らせている。