有名な山形のイタリアン、
たまたまだったけど TV で見た時、静かに
でもすごいインパクトのある内容で、すぐ釘付けになった。
山形県庄内地方の豊富な食材にこだわり、土地の利を活かす経営方法は新鮮だった。
それからあれよあれよと話題になり、東京に出店した時はやっぱりね〜 と思ったけど・・・
その姉妹店、宮島ボッカ アルケッチァーノが昨年末、宮島口にオープン。それもなんと、
先月は奥田シェフ自ら来店、腕を振るった。行きたかったなぁ〜
その時の料理はこちらの Blog が秀逸もの。これ写真もすごいなぁ。
さて年明けて、やっと落ち着いてきたことだし(お店も私も・笑)
またいつもの「 ある料理人と差しで飲食店をベンチマークする会 」で行ってきた。
写真の前菜は、宮島大根のホワイトスープとロメインレタスのサラダ。
大根で? 野菜の甘みが感じられるスープとロメインは山形産かな。
タイのカルパッチョ 花穂の香りを添えて。 見た目よりしっかりとした量がある、美味しい。
宮島牡蠣を使ったチーズリゾット サラダ春菊の香りと。
牡蠣もなかなかのサイズだったよ、プリプリだし〜
メインはサクラマスのソテー
春の山菜ウルィとガーリックオイル。
どれも味付けはシンプル。 やっぱり素材、とくに野菜の食べ方にこだわってるかな。
地元広島産以外はおそらく、山形から取り寄せているみたい。
パスタがよかった。
マッシュルームと生ハムの
クリームパスタ。これが攻めていて
濃いくて美味しい。
しかも満足のボリューム。
でも、写真が良くなかったの。
仔牛のカツレツ ミラノ風。
定番中の定番。
それにしても魚、パスタ、肉と
出てくるなんて。
予約した時、オーダーを聞いたらまずは1番 安価なコースを試されては、と言われたので
そうしたのだけど、いやいやこれは満足度高いかもよ。
デザートはノーマルで ごちそうさまでした。
イチゴは焼いてなかったな(笑)
店内レイアウトはポリポの時と変えようがないけど、内装自体は
シンプルながらも、飾り気も一切排したベーシックな仕上がり。
スタッフもなんかバーテンダーみたいな、渋いホールのおじさまと
若く健康的でかわいい女性のスタッフさんで、とてもサービスがよかった。
帰りにメニューと手書きのメッセージを頂いた。
ベタだけど、いまさら広島ではこんなの もうないのでは・・・
また来たいな、と思って席を立ったんだけど、最後の最後で
がっかりすることが見えちゃった。とっても小さなことだけど、
じつは大怪我しているのに気がつかないんだろう。
あ〜 もったいない。
ここはあのポリポでも6年間、苦戦した立地。
東京、大阪、名古屋と、他県で食べてたらわかる、
広島イタリアンはそんなに甘くないのよ。
一緒に行った料理人の方と、大きなため息ついて
残念なディナーになっちゃった。
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