2015.05.18 Mon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千羽鶴再生紙プロジェクト

 

 

平和記念公園、原爆の子の像には

世界中から千羽鶴が捧げられている。

 

その千羽鶴を使って

リサイクルした再生紙を使い、

広島観光地用の絵はがきを作る。

 

紙にいろんな色の点々があるけど

折り紙自体の色が あえて残るように

漂白して製紙されたものだ。

 

 

 

 

 

 

広島で育ったものとしては とても意義のあるお仕事。

 

宮島はともかく、原爆ドームは暗いイメージにならないように、水彩風で軽く爽やかにしてみたり 

あえてちょっと POP な感じに仕上げた。これには賛否あるところだろうけど、私なりに熟慮した表現である。

１人の被爆者の孫として、揺るがない意思があるので・・・

 

販売される場所が原爆資料館の売店や 宮島の土産物店なので、ターゲットは外国人観光客に絞った。

現場を見に行くと原爆ドームの絵はがきは、古い写真のものが 種類もわずかしか無くて、

暗いしがっかりしたのよ。英語表記のものもなかったし。

 

１０案ほど提案したら、なんと全て刷って販売されることに。

ほんとありがたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

販売して半年ぐらいになるけど

この「鳥居と鹿」はよく

売れているらしい〜

じつはこれ、鹿の角があるのが

新バージョン（笑）

初期は２頭とも雌なのだ。

 

 

 

 

 

このプロジェクト、他のにも多くのデザイナー・イラストレーターが参加している。

３０種はあるかな？　どれも個性的で秀逸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Joy

mami  shimazu

 

 

 

中でもこの最新作の

 mamiさんのは買いです（笑）

この世界観、さすが先生・・・

 

和と宮島の表現、なにより

ドームのイラストは負けた！

 

すばらしいね。