松山環境サービス 重機マーキング
Heavy Equipment Design Coordinate
MATSUYAMA ENVIRONMENT SERVICE
KOBELCO SK 210DLC
松山環境サービス 重機類の新規マーキングデザイン、施工まで。
2024
matsukan.co.jp/
一般的にはオオノ開發のように ロゴと社名、スローガンなどを入れるが
松山環境サービスでは、このパワーショベルのマーキングから、
レインボーグラデーションのデザインを希望された。
側面で貼れるスペースに、ほぼフルラッピングするデザイン。
重機も乗用車並みに 複雑な曲面があるため、普段から看板などの
平面で施工している職人さんたちには、ちょっと(いや、かなり)
苦戦していた。
アームのラッピング部分は平面だが、油圧パイプや電装などが多く
これも施工泣かせだった。
純正の白いボディを活かした、レインボーグラデーションのデザイン。
解体現場ではとても目立ち、安全喚起の面でも効果があるという、
クライアントの思惑通りの仕上がりに。
アーム右側には以前の重機にも入れていた
「 じんそく ていねい 解体工事 」
先代創業時からのモットーであり、理念になる。
ISUZU カーゴ
マーキングラッピング 2台目は いすゞの大型トラック、ギガカーゴ。
パワーショベルとは違い、グラデーションを左右違う形状にして
アシンメトリーデザインに。
創業者である会長のこだわりに応えるため、グラデパターンを
いくつか提案して決定したもの。
リアテールもアシンメトリーで大胆に目立つ。
このスマホ撮影の写真だとかなり派手に見えるが、原寸だと
迫力があり発色も深く鮮やかなので、海外のアーティスティックな
デザインのようにも見えて、おもしろい。
ISUZU ELF 平ボディ
いすゞのエルフトラック、クレーン仕様。カーゴと同様に
アシンメトリーにグラデーションを配置。
HITACHI 油圧ショベル ZX75US
日立のパワーショベルをマーキング施工するのは初めて。
国産のコベルコやコマツ、キャタピラー社ともずいぶん違う。
小型ながらダイナミックなマーキングになった。
オレンジのボディを活かして、グラデがオレンジから始まり
オレンジで終わるように配色した。
また、施工費を抑えるために、リアフェンダーやアームの
ジョイント部分にはシートを貼らないようにレイアウト。
じつは前述のコベルコ施工時もミスって、リアフェンダーの上部は
メディアシートを継ぎ足して貼り替えた。
このリアフェンダーの複雑な曲面とこのサイズ、まずこれを
継ぎ目なしで ラッピングできる職人は、広島にもそうは
いないんじゃないかな。
ここを外すだけで、費用と時間も大きく省ける。