念願のカキフリャー!
le trouvère  2025.04.20 Sun

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は つ は な 果 蜂 園

一昨年、お仕事させていただいた「 ハツカイチリソース 」の
ボトルラベルデザイン。これは決して安くはない商品だけど、
1年経って追加印刷がかかったので、うれしいな〜
地元廿日市の要望に応えて商品化した、はつはなさんたちの想いが
ちゃんと成果になったね。
hatsuhana888.com/
ezuyalan.com/room/2023/

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このソースはもともと、カキフライ専用として開発されたもの。
廿日市は地御前のカキフライに合うソースを、同じ廿日市の
食材で作りたい。そこで、はつはな果蜂園の蜂蜜に
スズキエスニックファームの唐辛子と広島産レモンを使って
廿日市の老舗レストラン「 リストランテトーマス 」の
増本シェフがレシピを考案。
thomas-resort.com

なので、以前からカキフライと合わせての、
商品撮影をしたいと思っていた。


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la cuisine fracaise 

le trouvere

広島でも年中〜 生牡蠣でカキフライができて、
厚かましく撮影もさせてもらえる、身近なところといえば
やっぱりここしか思いつかない〜
広島産 生牡蠣フレンチの名店「 ル・トルヴェール 」へ。

ここには広島生牡蠣の天然タウリンを求めて
夜な夜なお洒落マダム & レディたちが集まる( 写真のような. 笑 )
牡蠣通の人気店になった。
instagram.com/hiro_yamamoto/

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撮影の後はもちろん実食!
久しぶりに美味しかったわ〜 お馴染みのカキフライでも
どこかちゃんとしたフレンチテイストなんだよね。


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いつものオーナー山本くん、相変わらずの色男だけど
彼が学生の頃に知り合えたから、もう 26年になるかな。
広島でも稀なサーファーで、ほぼ毎朝のように島根まで車を走らせ
波乗りしてから夕方、お店を開いている。
そんな生活をもう 10数年は続けてるかな。

広島牡蠣は生産量こそ日本一だけど、地元で生牡蠣を食べれる店は
とても少ない。特に洋食店やオイスターバーなど皆無だった。
食習慣や業界的な事情はあれど、彼は若いころから
そんな偏見に向き合い ルートを繋げ、1年を通して 1個からでも
生牡蠣を食べれるようにした。フランスはパリのように
客の目の前で牡蠣をこじ開け、ちゃんとしたシャンパンと一緒に
喉に流せる店になった。


そんな彼の Instaを観ていると、いつも思い出す事がある。
アウトドアブランドのパタゴニアは、カリフォルニアの
ベンチュラで、とても小さな小屋から創業した。その理由は
「 冬のサーフィンのために、いい波が立つから。」


パタゴニア創始者のイヴォン・シュイナードは
そんなサーファーたちを「 禅サーファー 」と呼んだ。
山本くんの今の生き方、このライフスタイルを続けられることが
禅サーファーだなと思った。



「シンプルな生活ほど、人の強さを表している。」 
 イヴォン・シュイナード