店舗コツコツリニューアル。
RIGOLO DESEERT 2021.11.19 Fri
RIGOLO DESSERT
可部のケーキ屋さん、リゴロデセールは開店からもう 13年。
もともとイタリアンレストランだった店舗を居抜きで開店させた。
(居抜き店舗とは)飲食店や美容院など、水廻りのある店舗は
10年もすればあちこちガタが出てきて、補修やリニューアルなど
することになる。リゴロさんもそんな前店舗からの痛みが多く出て
ちょっとヤバいことに。
しかもコロナ禍でカフェスペースの問題などもあって
オーナーと昨年末から検討重ね、まずは店舗のファサードと外回りを
リニューアルすることになった。
rigolo2008.com/
一昨年の夏。写真だと一見いい感じだが、屋根の看板も左のバナーも
色飛びがひどく、まぁ IJプリントキャストで 10年にしてはもってる方か。
オーナーがとても困ってたのはこのグリーン。緑が多くて雰囲気いいけど
木が大きくなりすぎて、管理ができない状態に。
庭に木を植えることはいいことだけど、家相では建物の横に樹木があり
それが大きくなりすぎると、逆に家から氣を奪うらしい。
特に商売にはマイナスだ。
なのでまずは何年かぶりに?ガーディナーに入ってもらい、
樹木をバッサリ剪定してもらう。とてもスッキリして、
ボロ看板がよく見えるようになった。笑
そしてこの夏、まず看板とバナー、入り口のテントを新調した。
看板の書体を支えてる白いフレームは、もちろん以前の看板フレームを
再利用している。なのでちょっと間抜けなレイアウトになってるけど
道路から見える高さまで上げたのと、じつはこれ、屋根の上に
ひどい施工法で 重い鉄骨を固定しているため、外して撤去するだけでも
費用がとんでもなくかかる。なので苦肉の策なのよ。
それにしても伐採して 10ヵ月、
もう右のトネリコの木が復活してるのよね。やばい〜
そしてこの11月、ファサードのドアと窓の鉄サッシ、軒とダクトも塗り替えて
やっと終わった〜 お疲れさまでした!
まず看板は夏にエイジングペイントした、鉄板風チャンネル文字で。
予算がなかったとはいえ、結果オーライ!鉄じゃないから軽いし
一生錆びない. 笑
じつはファサードをリニューアルする、一番の目的はこのスペース。
コロナ禍でカフェスペースが制限されてしまい、人気のパフェや
凄ワザのアンポルテがお客様が来るのに、食べるところがない。
そこでこのガーデンの無駄な空間にテーブルを置いて、
季節のいいときには 外でもカフェできるようにしたい。
それとコロナ禍での助成金も使えそうなので、
申請と合わせて施工することに。
室外機などを隠すためにフェンスを組んで、床をフラットにした。
ここにテントを張ってテーブルを置きたい。
そんな残暑の厳しい店休日、
リゴロの安田オーナーも、自ら初めてペンキ塗り〜
ケーキのナペやってるからか、さすが飲込みが早い。
新しいテントに合わせてドアをグレーにするために、左官の友達と 3人で、
ちょっとでも節約 DIY!
渋い仕上がり〜 濃いめのチャコールグレーにして正解。
最後は軒のブルーラインだな。これが厄介だ。
天候と店休日とタイミングが合わず、ようやく 11月に決行。
親友の左官職人、会長さん。高校の同級生で、左官と大工仕事から
なんでも器用にこなせる、頼れる男です。
これで完成! 青いMARIO風だったファサードはとてもシックに
生まれ変わった。
ガーデン用の軽くてビビットなカラーの テーブルセットと パラソル買って
なんとか 6席は確保。さてさてお客さまは 座っていただけるだろうか。
さて来年? 再来年は店内もリニューアルだな。
その前にトイレ、治してほしい. 笑