Hiroshima " Y A D O R U " Exhibition 2017 3/21 - 27
MITSUKOSHI GALLERY MOON
そのアトリエは一目見だけで、誰が作ったか施工したか すぐわかった。
かつてはここで作品を観ながら、お食事もできたらしい。
今回の三越「宿る」展には
ちょっと特徴がある。
出展する男性はみな40台半ば、
女性は主催の naoさん以外、
みなさん60〜70〜 と もう、
親と同じような世代。
アトリエ アンの長谷川さんは、草木染や手織りの生地で作品を作る。
このアトリエで定期的に作家さんたちが集まり、展示会を開いているみたい。
鞄など、個性と雰囲気のある生地で
作られている。
撮影の為に織り機を動かしてくれた。
たしか70年ぐらい前のものらしいけど、コンパクトで
とてもきれいに使われている。
その手はそのお歳とはちがい、とても早く器用に動き 糸を手繰っていく。
主人と一緒に暮らす、2匹のワンちゃん。
とっても大人しい、いい子たちだ。
ここでついでに主催者の naoさんの代表作を撮影しておく。
フリーダ・カーロの作品に、インスパイアされて作ったという「心臓」
ガラス工芸でもグラスリッツェンといって
いま手芸やオタクにも(笑)密かに人気になっている。
ダイヤモンドポイントというペンを使って
全て手彫りで刻んでいく。
グラスリッツェンに魅せられた
セレブなマダムたちの教室。
今回、6名による作品が出展される。
まずガラス素体に直接、下描きを入れていく。
あとはひたすら、彫り続けていく。
とても根気のいる作業で、これだけ彫るのに何日もかかるからたいへんだ。
ルーターやサンドブラスターなど使えば 何倍も早くできるだろうけど、この繊細な感じや
なんかガラスなのに人間味を感じる線は、出せないだろう。
リビングのテーブルには一目、
これもどこかしら見覚えのある?
アレンジのお花が・・・
やっぱりドゥジエムだった(笑)
「宿る」展はもうすでに繋がっている。
前回のアトリエアンさん・ろここさん同様、
出されるお茶やお菓子が、また逸品。
撮影中、ずっとこの子がカメラの周りを飛び回る。
なんか懐かしいような、とても賢い子だった。
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