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2016.07.19 Tue

重機三昧の半年。

オオノ開發

 

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OHNO  ASSOCIATES

 

昨年末に 大野開發のカップヌードルと共に入ってきた、大仕事がこのクレーン車だった。

 

 

 

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LIEBHERR  JAPAN

LTM1800NX

 

 

ドイツが世界に誇る重機ブランド、

リープヘル。

日本にはまだ3台しかない

超大型クレーン車で、西日本では

オオノ開發が初めて導入。

 

そのカラーリングとデザインする、

これが なかなかのプレッシャーだ。

 

 

 

これが決まれば、それ以降の重機類全ての V I において、デザインフォーマットになる。

重機は大小あるけど 年間10〜20台と購入したり、入れ替えたりするのでたいへん。

すでに毎月、何かしら重機にデザインを 落とし込んでいる状況(笑)

 

あと度肝を抜いたのがこのクレーン車、価格8億以上とか・・・ ね、恐いでしょ(笑)

 

 

 

 

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それにしてもさすがのドイツ製。マザーエイリアンと戦うパワーローダーみたい(笑)

組み立てるにも大型のクレーン車2台で慎重に行われる。

 

 

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詳しく説明を聞けばびっくりもので

組み立てるにも精密機械のレベル、

ミリ単位で調整していく。

 

 

 

 

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この大きさがわかるだろうか。これは横浜に陸揚げされた時に見せてもらったのだけど

とにかくデカい! その塗装の色味と質感、細部の作り込みとディテール、なによりデザインは

さすがのジャーマン インダストリア、美しい。

 

 

 

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これもよく見てほしい。18個あるタイヤが、前の6列と後ろの3列が逆方向に向いているでしょ。

しかも微妙に少しずつ傾いている。実は18輪全てが独立して動き、自動制御されているって、すごっ!!

だから狭い日本の道でも、信じられないような動きをして コーナを曲がっていく。(検索すると動画で見れる)

この写真の時もかなり狭いスペースで、斜め30度ほど後ろに スライドするようにバックした。

切り返しなしで! 気持ち悪い(笑) コクピットを見ても、モニターやゲームのようなスティックがあって

なんかガンダム?(笑) 細部に渡るデザインや質感など、日本のモノとは 明らかに差を感じる。

 

最新の技術や特許が使用されているらしく、この手の超大型重機の最先端は ほとんどドイツが先行していて

業界的に日本は10年も遅れているとか。

 

 

 

 

 

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さて、その LTM1800 が松山に到着。

さっそく見に行ったら、ちょうどこの日は

TV 取材用にデモンストレーション中で

なんと大型ショベルが釣られてた!(笑)

 

 

 

 

 

 

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凄過ぎて笑っちゃう。

ちなみにクレーンの高さはこれで MAX ではない。トップのジョイントによって

もう倍は高くなるらしい。

 

 

 

 

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なんといっても風格を感じる意匠、すばらしい。

 

 

 

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この上に乗せてある黄色の5段重ねはウエイトですよ。これでたぶん200トンぐらいあるのでは。

このクレーンは300トンまで上げれるので、重しもハンパない。

 

 

 

 

 

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KOBELCO  コベルコ SK550

 

ちなみに釣り上げているのはこいつ、コベルコの SK 550。 これでも60トンもあるのに

まるでオモチャのように軽々と。

 

 

 

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このクレーンの重心から X 軸に支える脚が他ではないらしく、最先端の証。

 

 

 

 

 

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ゆっくりとアームを降ろしていくと、

 

 

 

 

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すごい迫力! カッコイイ〜 ちょっと SF っぽいかも。

 

 

 

 

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飛んでいきそう(笑)

 

 

 

 

 

 

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CAT 349 キャタピラー

 

こちらは先ほどのコベルコより前に納車された、キャタピラー社の油圧ショベル。

まだ納車されたままのところを撮影できた。ほとんどの重機が現場に、直接送り込まれるので

納車されるときに広島から撮りに行けてないのが残念。

 

 

 

 

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やはりこうして マジマジと観ると・・・ やっぱりアメリカンっぽい(笑)

TAMIYA ミリタリーシリーズを思い出すなぁ。 ディテールの違いが、ドイツとアメリカでは顕著だね。

 

 

 

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やはり塗装が違う、ぶ厚く硬質な輝きで美しい。

 

 

 

 

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KOMATSU コマツ

 

 

もちろん日本のコマツもオーダーしている。

写真のホイールローダーや、ショベルも3台

納車してるけど、あら〜 写真がまったくない!

( これと下のは 施工業者さんが現場から写メ )

やはり現場廻りして撮らんといけんか。

 

 

 

 

 

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TOYOTA

 

 

フォークリフトといえば、

国内シェア No.1のトヨタ!

いつのまにか、もれなく仕上がってきた。 

でもこれは次回、ちょっとデザイン修正したい。

図面とサイズを現調してもらうけど、

やはり感覚のズレがあるね。全て現物を見て

デザインしてれば、

小さな問題も出ないんだろうけど 。

 

 

 

 

 

 

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SCANIA スカニア

 

 

大型トラック生産では 世界第3位、

スウェーデンの スカニアトレーラー。

イカつい トラック野郎(笑)

 

 

 

 

 

 

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産業廃棄物を入れる、フックロール。

これは2トン用で、他8トン・10トン用もあり、それぞれ10台ぐらいオーダー。

 

 

 

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このようにトラックに乗せて運搬する。これが最大の10トン用。

トラックのコクピット部分が以前のデザイン、当時のキャラクターは白クマ! こうしてみると

新旧デザインがまったく噛み合わない(笑) 

この白クマ、愛媛中に走っているので まず見ないことがない。

 

 

 

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ダストボックス10台。 フックロールより小さなゴミを回収する。

 

・・・と、

ざっとここに載せてみただけでも 相当な数のメディアシートを出力して施工している

( この太陽のシートだけでも おそらく70枚は 貼っている計算 )

スゴ腕業者さんがあればこそのお仕事です。

これ書いてる8月にも、まだ何台か依頼が入っているわけで・・・

 

ほんとおかげさま。

 

 

 

 

 

 

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これは先日、広島のコベルコ五日市工場にて。

新しく発注した大型重機 SK1000 が広島にあると聞いて、アーム部分のサイズがわからない部位を現場検証。

日本でも最大級のコベルコ工場が、広島にあるの知ってた? 業界トップクラスで最新鋭、すごいセキュリティの(笑)

写真は1億円以上するパワーショベル、そのアームの根元。 デカイね〜

このコベルコから、ここに新しい企業メッセージをデザインして 入れることになった。

 

 

やはり原寸で見ないとわからないことが多い。

デザインはなんでも、原寸大でイメージできてるかが大切。

手にとってみないとわからないことがあるね。

( これはとても持てないけど・笑 )