広島デザインびと n-1
Hiroshima Designer / creator PENGUIN GRAPHICS  2021.03.17 Wed

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ANALOGRAPHICS

PENGUIN GRAPHICS

 

昨年末から、妙にペンギングラフィックス 中村さんに会いたくて

でもなかなかタイミング合わず 年が明け、2月頭に行こうと決めつつ

またタイミング合わず( こちらが一方的にダメだったん. 笑 )

やっとご挨拶に伺えた訳です。

事務所も久しぶり〜、ここは未だに ちょっと緊張する。

緊張すると言いつつ、3時間ぐらいしゃべってしまったけど. 笑

 

ペンギングラフィックスは今、やっと自社の HPを制作中らしいので

( と言って何年か経つ. 笑 中村さんには必要ないと思うけど )

とりあえずこのサイトにて紹介されている、中村さんの

グラフィックデザインへの向き合い方など参考に。読み応えあるよ。

 

「と、つくる 」より totsukuru.jp/products

 

 

 

 

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ここ来るといつも最近のお仕事など 見せてもらう。

また H-ADCで、グランプリ取りそうな作品が上がっていた。

これは一目瞭然、素晴らしいデザイン。一応、同業者として制作意図や

ストーリーなど聞かせてもらった。これが勉強になるのよ、

制作過程における、一流の職人ならではの 生フィードバック。

 

例えばこの右のチラッと写ってる「木」ってあるのは

「 山根木材 110周年記念誌 」   home-yamane.jp

これはマジで感動モノの印刷物だった。写真がこれしかないのは

彼の話を聞いる私が感動してたから…    言い訳だけど. 笑

 

ペーパーレスが加速しているこの時代に、こんな仕事があるなんて。

これはすっごい仕事が たまたま中村さんとこにきたのではない。

彼のスキルが その制作するモノの目的を見極め、そこからクライアントを

鼓舞し、ここまでのクオリティが必要だと導いているからだ。

 

広島でも一流のカメラマン、ライターと組んで 長い時間をかける。

要求した印刷も製本も、広島の限界をちょいと超えている。

 

 

 

120年を迎えた企業にとって

後世に残すべきものを作っている。

 

 

 

 

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またペンギンさんといえば、大名詞でもある盆栽の意匠もさりながら

「 BONSAI_中村屋 」としてのお仕事も忙しそうだ。

盆栽は生きモノだからね〜 一昨年の盆栽展も懐かしく感じる。

 

 

 

 

 

 

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中村さんとは同い年、でも学年は彼がひとつ上になる。

お互い事務所を開いてから 20年を終えたけど、広告業界から

離れた私から見ても、ペンギングラフィックスの活躍は凄まじかった。

唯一付き合いのあった有名代理店の営業が、コンペでペンギンが来たら

勝てたことがない〜と、ボヤいていたのを よく覚えている。

ずっと広島の広告賞は総ナメという印象だったし、毎年上位の常連で

もちろん今も トップランナーであることは間違いない。

 

そのグラフィックデザインが優れているのは 当然ながら

対象物のコンセプトをとことん深掘りして、ウイットに富んだ

アイディアをさりげなく構築している。思わず クスッとなったり

妙にキュートだったりする、熱のあるデザイン。

その作業量、作り込みも細部まで一切妥協がないのに

とことん洒落が利いているというか、そこが本骨頂なんだよね。

 

そんなこんなで 20年。

中村さんが制作してきた、数多くのグラフィックデザインが

広島のブランディングにおける クオリティとその対価の底上げに

貢献していると思う。

 

 

 

 

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そんな広島1 ストイックなデザイナー夫婦を、17年間癒してきた、

福社長ことトイプードルのテディが 昨年末、亡くなった。

49日ぐらいなら、少しは落ち着いてるかなと思って来たけど。

 

奥様より ふたりの絆が感じられる、

いい写真をいただいた。

中村さんのシャイなところが、よく映っている。

 

 

 

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子供のいないご夫婦にとって、職場でも家でも

ずっと一緒だった温もりが、ふたりのもとから居なくなる。

奥様も言ってたけど、テディロスは

まだまだ長く 続きそうだ。