料理を盛る器とは。
宮島「北大路魯山人」美術館 2020.10.02 Fri
Miyajima Kitaoji Rosanjin Museum
宮島「北大路魯山人」美術館
さて前回に続き 2階へと、やはりARTや有名な作家の作品は
見識ある人と観ると、解釈がガラッと変わる。
鉄製の行燈がまたいいなぁ。やっぱり虫がかわいい. 笑
お決まりの椿鉢をもう一回、撮ってみる。
魚がまたいいよね〜 生き物の捉え方が個性的なんだよね。
当時、額に入れてたものだろうか。一枚の枯れ葉が美しい。
そんなこんなで作品を観ながら、見識ある方の解釈を横で聞く。
実際に魯山人の器を使って、料理を盛ったことがある人なので
骨董の鑑定士とはまるで観るところが違う。
個人的に 魯山人の器が好き嫌いに関わらず、器に触れていた
料理人ならではの表現は、まるで予想してないものだった。
前回観た時に残ってた、わずかな違和感も払拭されて
いろいろ思い巡らす、貴重な学びの時間になった。
伊都岐珈琲
さて… お約束の伊都岐珈琲で一息。他のお客もいない。
行きがけに会った癒しの彼女は、居なかった。
伊都岐珈琲といえばやっぱり ここも有名だよね。
天心閣への階段。 残念ながら今日もやってないそう。
早く復活してほしいね。
その階段の途中、この壁の意匠がお気に入り。
横からみると薄っぺらい、どうやら屋根の上の
物干し場につながってるみたい。
このかなり低い扉が、中途半端に高い位置にあって
どうやって入るのか?
今はもう使ってないみたいだけど…
1階部分もいい感じに経たっている。
いつも桟橋へ向う途中、この問屋の建物が好き。
よく見たら角の軒下の部分に、神棚?のような、
壁に張り付いている。
そこからこの短いトンネルへと続く、あれ?トンネル壁面が真っ白に
補修工事で塗り直されて、きれいになっている!
なんて余計なことを… こうゆう景観ひとつひとつにもこだわって
直してほしいの。これほどの観光地でさえ、何気ない景色の意匠が
実はとても大切なんだよ。
そうそう、あの大きな「しゃもじ」があった場所が
TOTOの最新公衆トイレになってた。
中は無駄に広くて、かっこいいおもてなしトイレ空間に. 笑
さてまた来よう… 久しぶりに弥山に登りたいなぁ。
今日も観音様は 寝てらっしゃる…