お盆は帰省した妹といっしょに、島のお墓参り。入院している親父のお見舞いに。
呉から音戸を渡り、江田島へと入る。
新しい音戸大橋と旧音戸橋を撮りたくても、持ってる広角レンズでは収まらない。
妹の i Phone6 ならパノラマでこの通り〜 トンビがいい演出してるな。
ノーマルで撮ってみる。逆光だったけど補修したら、このぐらいまでは見れるね。
お昼はもう一度行きたかったここへ。
帰省客でめちゃ混んでたけど
なんとか座れて。
ランチはやっぱりまたアラ煮定食にしたけど、どれもお盆仕様になっていて
前回より副菜などがちょっとイマイチ。そうゆーところが げんきんというか、島だなぁ・・・
ここの生簀がとにかく笑える、魚介たちのプールだ。このヒラメ、餌くれると思ったのか
水面にヒラヒラと浮かんできて、目の前でアピール中(笑)
汗だくになりながら墓参りも済ませて、帰りはフェリーで広島に。
さて16日は 妹が東京に帰るので、ちょっとだけ広島観光。
7月に新しくできた いかにも広島なランドマーク「おりづるタワー」へ。
屋上に上がれば「ひろしまの丘」があり、もうすでに人気のスポット。
今まで見たこともない角度から、原爆ドームを眺める・・・
いかにもな記念撮影。これ的な写真は SNS でも何枚も見てたけれど、この屋根の構造がなるほど、
そうゆうことか〜! な、タネあかしがあってちょっとびっくり。一見に如かずである。
遠くは広島城まで見えて、緑に囲まれている。
本来、広島城まで全て平和公園にするプランは、とても理にかなっているものだったんだね。
ここからこれを観て確信した理想のランドスケープは、ずっと高尚なところにある。
屋上から下に降りたら「おりづる広場」にて、おりづるを折る。
おり紙5枚で500円、その場で
折って投下するアトラクション的な?
印刷されたモダンな折り紙はいいけど
なんで普通の折り紙じゃ
だめなんだろうか。 本来の
「らしさ」っているんじゃないの。
この「おりづるの壁」から奥に入り
投下儀式が行われる。
モニターにはいま儀式中の家族らしき一行が映し出され
変な緊張感をあおられる(笑)
狭い通路のガラス越しにへばりついて、12階から落とした おりづるが 回転しながら
2階の着地点までゆっくりと降りてゆく・・・ 祈りの時間だね。
ガラス越しに丸見えで、けっこうコワイ(笑)
ドームや平和公園はともかく、南側はとなりのビルのこんな現実が丸見えで 一興。
帰りはエレベーターもあるけど
スパイラルスロープを歩いて降りる。
右に子供が見えるけど、なんと滑り台が付いていて 1階まで滑れる。
散歩坂には企画展として、漫画家の佐藤秀峰が「平和」をテーマに展開している。
歩きすぎた、お茶でもしよう。来た時は行列ができていた。
このセンターキッチンのカウンター、デザインも創りもいいね。
天井には和の照明をモダンに配置し、銀のおりづるが星のように・・・ 温かみのあるディスプレイ。
それとここのグラフィックデザインは grab 山田くんがトータルコーデ。
ロゴからサイン、ポスター、メニューなど、ここのコンセプトを熟慮したデザイン。
それでいてこのオサレ感は さすが。
小鰯フリットのフィッシュ & チップス! なかなか美味しい〜 ポテトは生からここで揚げていて
他にもお好み焼きをスティック状に巻いたものとか、丼ぶり、牡蠣とまぁ〜 カフェなのに
広島をアピールしながら、味もセンスもよくできている。
おりづるタワーはともかく、ここは当たるね。間違いない。
さてと・・・
お盆も
終わりました。
そうだ、ここで思いがけず
以前デザインした、地元メーカー カスターニャの
ドレッシング3兄弟が売っていた。びっくり!
最初に作った「広島レモンドレッシング」はあの TAU でも
よく売れたらしく、後続の「瀬戸内カルパッチョドレ」と
「瀬戸内玉ねぎドレ」も 材料からすべて徹底して
広島産にこだわったドレッシング。
売れ行きはいいと聞いてたけど、それにしても
ここに置かれるのはちょっと・・・ 浮くなぁ(笑)
それにお値段、高くなってる。
パッケージにおいて、マーケットと売価設定には
しつこくこだわってデザインしてる つもりなので
外見と中身のバランスが悪い商品が、一番イヤなんよ。
右の写真は妹が広島空港で見つけて撮ったもの。
やはり価格が違う、こっちで買えばよかったかね(笑)
でもおりづるタワーのラッピング入りは
お土産としての付加価値だね。
ps このおりづるタワー、12階に上るには 入場料1700円。
正直体験してみて、高いなというよりは値段はいくらでもいいけど、それだけの価値観を
与えてられているかが、ほんと大切だと思う。
いまや年間100万人を超える、外国人観光客が訪れる広島。
商いだけでは決められないベクトル、真理があるんじゃないかな。
ちなみにこの Blogはとってもわかりやすくて
思ってたことをほとんど代弁しているので、読んで納得できる秀逸もの。
ラストのサッカースタジアムの下りまで、まったく同感(笑)
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