MARIO 久々の路面店、イタリア酒場 ボッカロッソ(赤い口)が明日オープンする。
といっても富士見町の大型店、マリオズの一階をイタリア居酒屋としてリノベーション。
レストラングループでは18店目の開業、私が仕事で MARIOと関わらせていただいてちょうど 20年目になるが
なかなかこのご時世にしては、おもしろい店が出来たもんだ。
店名ネーミングからロゴ、看板サイン、
ディスプレイと約1ヶ月でやっていくんだけど
やはり MARIOは(マスター真理雄さんは)
ちょっとやそっとじゃ OKでないね。
今回もあいかわらずギリギリなんとかなった?
かな〜
20年やっても けちょんけちょんだわ(笑)
さて、この額は IKEAの白いフレームと
マットもペイントして、イタリアの写真を
モノクロにして展開したもの。
アンティークじゃないし、
モダンになりすぎても酒場とはいえない。
その加減?が手こずった。
時間がないし、あせるばかり。
今回、壁も久々にエイジングペイント。
後から汚しやタッチングを入れて馴染ませたり
深みを出したりする作業だ。
新しいものをワザと中古に(笑)
けっこう面積あったけど1日で完了。
森田くんは外で黒板のペイント。なかなか慣れてきたもんだ。この黒板のベース、実はリサイクルである。
岡山のマリオデザートで使ってたものだ。上部の行灯看板も、転がし立て看板も
過去、店を閉店させた時に 捨てずにとってあったものを再生している。他にも、厨房機器や家具、お皿などなど。
かえって手間だけど 姿勢は大切、エコだよね。
そして今夜はレセプション・・・いつもながらかなり盛り上がってます。黒板も描きました。でも隣りに見える
ポスターや店内メニューは MARIOスタッフ制作です。コピーの機材なんかはうちより ぜんぜんいいからね〜
この店、すごいのは書いてるように「とにかく安い」の!
ワインがボトルで ¥1050! チリ産だったけどなかなか おいし〜い。ハイボールや焼酎、料理も安い。
MARIOといえば、みなさん賛否あるけど、こうゆうところはさすが。底力出せるね〜
奥の部屋はマリオズのレイアウトのままで、団体や貸し切りっぽくできそう。忘年会にシフトしてる。
あれ、こんなスタッフいたっけ?(笑)みんな意外とたのしそう(失礼)
で、私のカメラで勝手に撮られた、私もたのしそう・・・
小雨の中
六花不動産の袖看板が出来たので取付けに。
古いビルだから 野地板で荒くアンティーク風。
ちょっとかわいいしょ!
ここの扉を創ったのが la forgeroneの岡本さん。広島のアーティストで女性鍛冶屋さん、しかも美人。
故 光村さんの一番弟子、今回お仕事では初めてのコラボです。なかなかシンプルに仕上げてあったわ。
あ〜でもあと4日、いそがし〜 地獄の開店前にこれが完納できてよかった〜
それにしても
秋の雨はつめたい。
すっかり忘れていたけど、札幌には
大好きな彫刻家 イサムノグチが設計した
モエレ沼公園がある。
実は市内からタクシーで 30分。
日曜美術館で見た時、一度は行ってみたいな〜
と思ってたから とてもうれしい。
しかもそこは
TVで見るのとはまるで違う世界。
さすが イサムノグチ。
どれもスケールでかっ!人工山プレイマウンテン。 いかにもタコにもノグチ、テトラマウンド。
コンセプトは公園全体がひとつの彫刻。 これも人工のモエレ山。頂上に人がいるでしょ。
真ん中の白いのは、トイレですよ。 阿蘇のコメ塚みたい。しかも全て芝生。
広大な沼地の真ん中に公園がある。なんと元はゴミ処理場で10年近く利用した後、公園として造成している。
プレイマウンテンを下りてたら なんと
上がってくる札幌 ADCの寺島さんと審査員の
福岡さん、新村さんと遭遇!
昨日はお疲れさまでした。
で、
とりあえずお決まりの記念撮影。(笑)
それにしても、なんて公園を創ったんだろう。 ここも気持ちいい〜モエレビーチ。
歩いてるだけで癒されるようだった。 めちゃ大きな水遊び場、でもちゃんとビーチしてる。
各サインも徹底してる。
遊具エリア「サクラの森」にも行ってみればよかったな〜
気持ちよすぎて、つい見逃してしまった。
広島にもこんな公園ほしいなぁ・・・
平和公園がせめて
これぐらいの規模だったら
ほんとに平和だろうな。
そこに行くだけで
こころが平安になるような・・・
トンボ、写ってるのわかる?
もうすっかり 秋でした。
これもよかったな〜 全体的にシンプルなものは とことん引き算されている。
で、彼が新人賞の若岡くん。
あのススキノのデザイナー(笑)
ひょうひょうとしてる。
審査員で広島ADC相談役のハセガワさんも
ブログネタにしてた(笑)実はドSかな。
これは最終審査に残ってた、珈琲文庫。とてもていねいに創り込まれてて、さすが岡田さん!
いつもながら個性的でパワフルなワビサビさん。 このロゴ、好きだな〜♡
ポスターは広告と自主制作が最初から分けて
配置してた。なるほど、
広島もそうすべきかもね。
これ、消すと髪型がかわる消しゴム。
笑ったよ〜
この電話番号用フォントも
いい、好みだけど。
なんとこれも消しゴムも
岡田さん。
おもしろいなと思ったら、
みんな彼の作品だったり
して、びっくり!!
でもやっぱり、努力してんだろうな・・・
やっと 札幌ADC審査会を振り返る時間ができた。とはいっても、仕事は嵐の前のなんとかでもあるが(笑)
それにしても札幌のデザイナーのすごさ、なんといっても自由な感じがこっちのADCには少ないな。
おおらかで、するどいというか。10年、続けてこれたことの、背骨のようなものが
なんともいえない安定感になって会場に満ちている。
審査員がそろったところ。
いよいよ始まる緊張感。
まずはメイン会場のポスターから。膨大な数の作品を次々とジャッジしていく審査員たち。
やっぱり、一次審査で得点の高いものは アイディアがいいな。このグリーンの車のなんか、好きだな〜
かわいいし、色もきれい。
よく見ると、後ろに山水コンビ。
どちらも好み。インパクトもあるね。
なんか、モザイクものが多かったな〜
審査員紅一点、福岡南央子さん。
審査員に女性が一人いると、男だらけのいかにも
審査!とちがってくる。
広島ADCでも左合ひとみさんがそうだった。
ギャラリーの学生もほとんど女性だったし。
とにかくカテゴリーも多いから賞も多い。
9時から始まって終了まで11時間近くかかった。
審査員はかなりハードだわ。
この新聞の上のごはん、リアルだったよ〜美味しそう。 でも7票全票入ってるのは、少なかったな。
これはウケた!使用済みティッシュフォント(笑)これじゃわかんないね、芸細かっ!
広島ADC派遣団、真剣です。 アイディアはどれも新鮮で緻密。
さぁ、いよいよ最終審査。作品を全員で囲みます。みんなもう疲れてるんだけど
このざわざわ感が心地いいのよ! その前に、まず新人賞。
出た!!札幌といえば「ススキノ」である。(笑)とにかくこれは物議をかもして話題になってた。
年鑑にも載るか?なんて茶化してたけど なんのなんの!! 若岡さんっていう、
このポスターからは想像できない、一見フツーの今風若者だった。びっくり。
でも新人賞候補は
一人5作品出して審査されるけど、この人のは
他の4作品全てレベル高かった。
20代でこのデザインとは。
どれも好みで、しかもどれも作風がちがう。 そして・・・
準グランプリ「塩のみ」トマトジュース。
グランプリ「三木田りんご園 シンボル・ロゴ・包装紙・紙袋・ノベルティ」より。
どちらも鎌田さんだ。去年に続き 2連覇。この写真じゃ、会場で見た時の
なんともいえないこの深みは伝わらないね。せめてこちらをどうぞ。
でも
ちゃんと広島の可能性は観えた。
初北海道はすばらしくクリエイティブな体験になった。
去年に続きグランプリは鎌田さんになった。
なんと二冠です。
しかも準グランプリも取りすばらしいデザインでした。詳しくは帰ってから…
パーティーも二次会も終わり、明日は広島へ帰ります。
まるまる一日かけて
札幌アートディレクターズクラブの審査会が始まった…
朝からいきなりテンション高くなり、7名の審査員達が
シビアに各カテゴリーごとにジャッジしていく。
とはいえさすがに昨夜の無理がきたが、ちょっとバテバテ(笑)
たぶん、ここからグランプリまで4時間はある長丁場。
ただいま、しばらく休暇中…。
今日は北海道に来ています。
札幌ADC審査会の視察で派遣されました。名誉なことですね。
広島ADCから山田、水岡、関浦の若手3名に連れられて(笑)ちょっと会場創りとデザインの勉強してきます。
終わらない仕事に、とりあえずフタをして空港に向かうと
朝からいきなり高速道路で事故の渋滞に巻き込まれ、水岡くんがこない…
仕方なく搭乗し、正直もうあきらめてたんですが、なんと飛行機がいったん閉めかけたドアを空けて(笑)
間に合いました。
いきなりやってくれましたよ。
さて、この3日間は相変わらずオンボロ携帯でblogです。
いまはもう北の大地。
みんなの分まで、学んできます。
9月15日はロケッツ納島さん50歳の誕生日。
日頃、H-ADCでの感謝をこめてサプライズパーティーでした。
とはいえ この頃、壇上に立つことが多い納島さん。会合疲れもおなかに出てて(笑)
早苗さんからの要望で人数は最小限に絞らさていただきました。
私は先輩と呼べる人が少なくて
(かわいくない後輩でした)
少ない中でも、納島さんともうひとり
デザイナーの高見さんは
尊敬している。
しかも この二人が同じ誕生日。
いつまでも若々しく、
これからもどうぞ、個性派ぞろいのADCメンバーを
引っぱっててくださいね。
ついていきますよ。
昨夜、9時からつくりはじめた、バースデェイボード。
納島さんの好きな、タンタンのロケットを
WOOD PROの足場板で。
裏にはみんなの寄せ書きを乗せて
宇宙へ飛んでいく・・・
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