魯山人と宮島。
宮島「北大路魯山人」美術館 2020.08.07 Fri
久しぶりの宮島へ。鳥居はこんなことになってんのね。
それにしてもコロナ禍で、噂以上に人がいない。
こんな鳥居、修復まであと何年かかるだろう。
こんな外国人がいない、人がいない宮島って、きっと貴重な時間。
子供の頃を思い出す。
Miyajima Kitaoji Rosanjin Museum
宮島「北大路魯山人」美術館
目的はこちら〜 この 3月にオープンした、魯山人の美術館。
コロナですぐ閉館になってたけど、6月に再開館となった。
rosanjinmuseum.jp
古い日本家屋をリノベして展示している、でも できる限り
建物はそのままに活かしている。
星 岡
入ってすぐ目に止まるのは、 星岡茶寮の会報誌「 星岡 」
整然と積まれていて、しかもすべて手にとって観れる。びっくり!
おまけに館内はすべて、撮影可能だという。
すごい今っぽい展示してるじゃないの。
魯山人、ちょっと検索したらこのサイトがトップに。
その端に「美味しんぼ」が全巻置いてあるのも面白い。
家屋は最小限にいじってる、この気取らない感じはいいね。
有名な作品も多いけど、こんなささっと描いたような、まるで
イラストのようなタッチも見応えある。
いいなぁ、書のバランスもいい。
まず一階を観ていく。800点余りの所蔵作品から厳選した作品を
所狭しと展示。
作品はもちろん、大胆な展示の仕方もセンスいいのに
唯一この値札のような安っぽいカードスタンドだけ台無しに。
スタッフさんにもクレームつけた、こりゃいけんよ. 笑
まだオープンしたばかりでそこまで手が回ってないみたい。
無償でいいからデザインしてあげたいな。
出ました〜 魯山人らしい大鉢作品ですね。
葉っぱかわいいなぁ・・・料理がのって初めて完成されるのが お皿。
織部もいいな。 鳥はなんだろ、雀かな。
1.5 階展示場から中庭に出れるデッキがあって
まるでオブジェのように椅子が並ばれている。
ミネラルウォーターが飲めるサーバー付き。
かつての井戸と手押しポンプも、いいオブジェになっていた。
とにかくキャパを超えて展示数が多く、これでもかと並んでいる。
流派とかどこどこで修行したとかじゃなく、ほぼ独学で始めた。
なんか味があるんだよね、陶芸も書も、料理をするように
アイデアを優先しているように観える。
さてと 2階へ上がりますか。 続く→