作業しながら 初心に戻る。
メガネの田中 楽々園店 2018.03.15 Thu
メガネの田中 楽々園店 壁面デザイン & ペイント
2月のジ アウトレット/・フードコートに続き、壁画のお仕事。しかも
急に入ってきて、スケジュールもかなりタイト。
デザインはスムーズに決定。
ほぼ 3日で描かないといけないので、みんなでトレースダウン。
けっこう荒いタッチのレンガタイル、しかも真っ白なので厳しい。
こんな現場です。けっこう足場がキツイ。コワイ(笑)
狭いところを譲りあいながら、一文字づつ仕上げ。
階段だから足場が難しいのと、飲食店と違って
内装、インテリアや什器が繊細。とにかく汚さないように
気をつかうから疲れる。
真面目に描いてるでしょ。マジメなんです。
完成! 開店前日、なんとか間に合った〜 ふぇ〜
POLIDEAINC DESIGN OFFICE
この壁画、じつは店舗設計デザインの「ポリディアインク」
中住さんのアイディアで、面白い洒落を利かせている。
まずこの猫の横、ランドルト環は実際に視力検査ができるよう
正規の基準通りに描いてある。
この右上、Dのダック(鴨)2羽と〜
B のバード(鳥)F のフィッシュ、この色彩はなんと
色弱検査用の配色にしてある。 昔、色盲の親父が、着ていた
オレンジ色の服を見て「地味な灰色の服」と言ったの思い出した。
最後に描き足したのが、この位置にあった、
メガネの下のメッセージ。 もう 30年前になるけど、
某代理店の下請けで、「メガネの田中」の広告に関わらせてもらった
思い出がある。 業界に入ったばかりの頃だ。
東京から送られてきた POJI を見て、強い衝撃を受けたの
今でもよく覚えている。
広島の老舗「メガネの田中」は創業から 105年になる。