happy new year 2022
EZU DESIGN WORKS
この 3年かな? 毎年、年賀状を出すのが遅くなってる。
年末はたいして忙しいわけじゃないのに、気持ちばかりバタバタして
けっきょく印刷会社からデータ入稿の期限を切られてから、
焦ってデザインする。悪循環だな。おまけに今年もまったくと言って
いいほど、ネタが思いつかない。デザイナーとしてお客様に伝えたい
新年の抱負やビジョンとかも無いし。本業に限って自社のデザインが
パッとしないのは よくあることだが、不本意だなぁ。
さて、モンモンとしながら虎というとパッと思いついたのが
この壁画の虎しか出てこなかった。ちょっと韓国の正月ぽくなった?笑
黄色と黒で阪神タイガースにしたかったけど、まぁいいや。
大晦日の朝は大雪で、元旦の朝はとても気持ちいい晴天。
スマホ持って家の周りを散歩してみる。
自宅の上から。ここに住んで 22年目。
この景色も変わってないようで、ずいぶん変わった。
22年前に住んでいた、安佐南区中筋のアパートの裏に生えてたのを
移植した楠木。 大きくなったなぁ。
私もいつかはこの土地を離れる。あと 3年か 5年か?
そしていつかは死んでいく。10年か 20年か。
でもこの楠木は生きていてほしいな。
50年も 100年も。
いつか幽霊になって、会いに行きたい。
麺屋 森実
もう年末休みだけど、やっぱり出てきて事務作業と年賀状出し。
ランチは想定通り、やっぱり仕事している近所の藤本くんを誘って
やっぱり彼のリクエストはラーメン!笑
社員は休みでも仕事しているのは、社長ばかりだね。
なんでも秋にオープンして、まだ行けてない人気店があるとか
そりゃいくしかないでしょ!と観音の麺屋 森実(もりじつ)へ。
観音でも国道からちょっと裏通りの外れにある、コンパクトなお店で
客も並んでいた。
なるほど評判通り、確かに広島にはないタイプの醤油ラーメン。
店主も見た目通り気合いを感じるほど。しかもリーズナブルだ。
オープンしたばかりなのに、検索したらたくさん出てくる、
評判いいね。kuze-nikki.com/post
そして 31日は大雪。朝の 3時間でこの積り方は珍しいほど。
でも20年前と違うのは、どんなに降っても1日で溶けてしまうこと。
都合はいいんだけど、やっぱ温暖化なんだよね。
Dining Jin
予約のみの満席で( しかもほぼ女性客のみ )だったら近所の老舗、
ダイニング・ジンさんも満席〜だったけど、ちょうど 1組
退席されたので 運よく座れたしだい。
ランチセットの前菜プレートから、変わらずコスパいい。
1年年上ながら新人っぽい鈴木さんと、妙に貫禄あり、たぶん
元ヤンのSAKURAさん. 笑 こうして 3人で年末最後のランチは、
大島さんがいた時以来だなぁ。
鈴木さんはアサリのトマトソース、SAKURAさんはジェノベーゼで。
で私は鶏とネギのクリームソース、フェトチーネ大盛りで。
なんとも優しい味わいだ。
事務所の大掃除も終わり、デザートは SAKURAさんが買ってきた
大きなイチゴ生クリーム大福?!です。
こうして二人並んでいると、やっぱり大島さんを思い出すね。
鈴木さんも隣にいる感じが、プレッシャーが?笑 大島さんに
似ていると言ってたけど。
今年もありがとう。
ふたりとも来年もよろしくです。
Fresco Sand Cafe
フレスコサンドカフェは八本松と西条で 2店舗展開する、
人気のサンドイッチ専門店。この度、八本松の本店が 10周年を迎え
店舗を全面的にリニューアルすることになった。
フレスコのオーナーは若く、いつも個性的で新しいアイディアを出す。
行動も早いけど、必ず合理的になるよう落とし込む、頭がいいのよね。
今回もコロナ禍でタイミングバッチリです。
frescosandcafe.com
10年前のサイン、もともとあった携帯会社の看板を再利用したらしい。
( 居抜き店舗ボングーテのパターンね.笑 )たぶん看板屋さんの
デザインだろうけど、もう今の店舗イメージではない。
すっきりとロゴだけに、錆びてた鉄柱もすべて黒く塗り直した。
店舗設計施工は西条のイシタケさん。とても早く、いいお仕事している。
こちらとしては店外のサインコーデと、店内の施工素材の選択から
カラーコーデまで担当させてもらった。
店舗正面ロゴも右寄せで、品のいいサイズで。
施工が早いな。施工中継が現地からLINEで送られてくる。
便利な時代になったもんだ。
思いきって選んだキッチンのタイルがいい感じに、
オーナーさんのイメージで決めたけど、よく似合っている。
西条店と同じく店内には壁面にグリーンを、造花だけど、ファサードには
小さなガーデンも作っている。
客席側の大きな壁面は、また来年春にでもコーデします。
さて打ち合わせが終わったら、サンドイッチを選ぶのも楽しみながら
このスタッフさんの笑顔が、最高のお持ち帰りです。
それにしてもさすがの人気店だから、リニューアルを待ちわびていた
常連客やチラシを見たお客様で、オープン 3日間は凄まじかったらしい。
( このblogは年明けに打ってるから. 笑 )7時に開店して 3時間もせずに
先着100枚が完売、それが 2店舗で 3日間計 600枚があっというまに出て
オーナーもびっくり!チラシをちょっとは巻いてはいるけど
早くから来られる方は、常連客ばかり。特に八本松本店は僻地なのに
開店して10年、ずっと人気を維持しているのは、
やっぱり足繁く通ってくれる、お客様がたくさんいるからだろう。
一 果
岡山のクライアント、サンプラスの系列会社「 一果(いちか)」にて
ホームページとパッケージのデザインをすることに。
一果は岡山のフルーツブランド、清水白桃やピオーネを使ったゼリーや
瀬戸内産のフルーツに特化した、お菓子の材料などを作っている。
広島でも製造委託している、有名なケーキ屋さんがあるほど。
ezuyalan.com/room
さて、よくある桃のイメージ写真を使ったデザインなら、わざわざ
広島の私に頼まんでしょ!ということで、フルーツはすべてイラストで。
愛媛の寺尾果樹園以来、得意のカラーインクで描いてみた。
久々すぎてブランクがあるなぁ〜 手がめちゃ遅い。
もう15年来愛用の筆、左はたしか おフランス製。右は以前 納島さんの
お客様から売っていただいたリス毛の高級もの。
どちらも長く使っていてとても愛着あるし、なにより塗りやすい。
いい道具ほど、悪い腕を補ってくれる。
写真を参考にまず水性色鉛筆で下書きしてから、インクで薄塗りしていく。
透明水彩ですかとよく言われてたけど、できた画をパッと見ただけだと
わからないようで、実は塗り方からかなり違う。
五味さんの絵本はカラーインクだから、あーなったのよ. 笑
完成〜 カラーインクは蛍光料が入ってるため、iPhoneで撮ると
だいたいこんな彩度で写ってしまう。
まずはさっそく HPに落とし込んでと。
スキャナーで取り込んだら、こんな感じに。
17カット、半日でパパッと描いた割には悪くない。一見上手そうに
見せるのが、広告屋が短時間で描くイラストの技だ. 笑
広島といえばレモンって、今まで何十回、描いたことだろう。
Cadore
フレスコサンドカフェに納品して帰り、ちょっと寄り道して
久しぶりのカドーレまで 。たぶん 4年ぶりかな。
cadore.jp
カフェの看板がちゃんと残ってた、8年前の施工だけど
それほど退色してない。お店は閉まっていて誰もいないのね?
でもチーズケーキショップにはカドーレの生き字引、ミキちゃんがいた。
お元気そうで相変わらずパワフル! なによりです。
彼女は個人でもお菓子やパンなど焼いている。
EPICE instagram.com/himitsu____epice
クリスマスで快晴、あたたかい週末。でも人はとても少ない。
お土産にチーズケーキとロールケーキ買って、久しぶりに
ソフトクリームを食べる。あえてジェラートではなく、カドーレは
隣の牧場からそのまま生乳を使って加工できるので、鮮度が違う。
牛乳は絞ってから、運ぶ距離と時間によって殺菌方法が変わる。
牧場と工房が歩いて 2、3分のカドーレだからできる 味わいなのよ。
ちょうど 5年前にリニューアルした時の旧看板。平和だったなぁ。
駐車場から店の裏手に出ると、小川が流れていて
この景色が好きだった。
立派な柚子の木に、たくさんの実がついている。しかも大きい。
樹齢 50年は経ってるんじゃないかな。
もうすぐ今年も終わる。
アースバックハウスも遺跡のように佇んでいる。
夢の跡だね。
naomi WORLD
先日の植田商店の開店にて、お祝いにお花でも贈ろうと思ったら
なんと当日はとんでもない数の蘭が届けられて、売るほど咲き誇り
さすが創業 144年、繋がりがハンパないし 久しぶりに見たわ、
ずらっと蘭が 20鉢ぐらい並ぶの. 笑
それとお店にちょっとグリーンが欲しいなぁと思ってた。
また店舗の左側の駐車場から、車が通り抜けできないように
コーナーに植木を置いたらいいのにと。
そこでお祝いは植木にしよう〜と、ひとり企んでいた。
さてどんな植木にしようか? 予算はないけどできるだけ大きくて
強く管理が楽なプランツ〜 悶々としてたら、昨年の
「 ひろしま はなのわ 」マルシェでお会いして以来、久しぶりに
naomi WORLD(ナオミワールド)さんよりメールが。
私のインスタを見て、植田商店の常務とは夫婦共々幼なじみで
お元気ですか?とのこと〜 え!ここでピンときた!
そうだ、ナオミさんに頼めばいいんだって。
そんなこんなで完成! 想定よりも倍ぐらい大きく立派なものに
なったけど、素晴らしい出来栄えに大満足です。
グリーンは「ウエストリンギア」ローズマリーによく似ているけど
ほぼ無臭で、小さな花がたくさん咲くみたい。
鉢は当初、杉材で組んでもらう予定だったけど、ナオミさんのコネで
素晴らしい檜材を入手。底の水切りの足がとてもかわいいデザインで
彼女のセンスと造り込みの確かさ、期待を超えるいい仕事しますね。
naomi WORLD instagram.com/naojakenne2
ちょうど本店に、その植田商店常務のお母さんがお仕事されてたので
地元同士のご挨拶と、植木の管理方法をレクチャー。
鉢植え植物は、植えたて1ヶ月の管理がとても大切。特に水やりですね。
ご苦労さまでした。 明るいナオミさんとセンスのいい旦那さん。
お二人のスタイリングを見れば一目瞭然、絵になる夫婦ですね。
パートナーのやりたいことを 優しく見守っていて、困ったら
手を貸してくれる。 目には見えないバランスの良さが
写真には写ります。
ウエストリンギア、ゆっくり育ってお店を守ってね。
さてさて… 部家家、冬の恒例行事「 柚子胡椒仕込み 」である。
畑の柚子も植えてもう 20年目、今年はさらに良い実がなった。
丁寧に洗ってと、うちの柚子は小さいけど種無しで、表皮もきれい。
皮の表面だけ削ぎとる、白い皮が入らないように。
1ヵ月以上前に、種を取って冷凍しておいた生唐辛子。
昨年のストックがまだちょっとあるので、例年より少なめに。
軽くミキサーで混ぜ合わす、切り過ぎないように。
そしてここからは ひたすらゴリゴリと約 2時間〜〜〜
面倒だけどこの手間が、あの香りを出すためには不可欠なのよ。
完成!ちょっと唐辛子少なめだから、色もオレンジだけど
今年のはいい感じだな。
さて試しにうどんかパスタでも作ってみよう。
植 田 商 店 UEDA 1877
海田の老舗精肉店、植田商店の総本店が移転オープンした。
創業明治10年。「 肉のウエダ 」として百貨店やスーパーに出店し、
直営の業務用スーパーも 6店舗展開している。
その 1号店が海田の旧街道沿いにあり、老朽化が著しく
新しく建て替えることとなった。
ueda0298.com
単なるお店のロゴデザイン、コーディネイトの仕事ではなく、
植田商店本社の CIからブランディングまで、昨年末からADとして
正式に契約して頂いた。その仕事の一発目として、本店開店の
ディレクションとデザインまで担当。
毎月何度も打ち合わせと根回しも徹底して、ちょうど 1年。
無事納期内に開店できて、ほんと感無量だなぁ。
NUDE ELEMENTARY
建築設計デザインはヌードエレメンタリー髙本先生に依頼。
今回は建築会社 2社で入札にするため、髙本さんにはフェアな立場で
業者を選択してもらった。とはいえコロナ禍でウッドショックという
木造建築には最悪な状況下、髙本さんのギリギリの判断がなければ
おそらく年内どころか、1年ぐらいは延期になっていただろう。
思い出してもほんとキツい状況だった、
髙本さんには感謝しかない。
nude-e.jp
開店日は朝から寒くて、しかも雨。 それでも地元のすごいお客様で
いっぱいに。すぐ近所に大手スーパーやエブリィまであるのに
さすが老舗だけあって 年配のお客様が多く、しかもけっこうな客単価!
髙い牛肉がどんどん出ていく。
ショーケースは広島牛と和牛に特化していて、しかもメス牛厳選。
プイライスカードも新しく提案して、もっとも無難なデザインに決定。
他店でも展開するので飽きのこない、わかりやすいものにした。
先週描いた黒板も存在感十分! いい感じだね。
牛バラカルビ特売の量り売りは、早くも完売に。
おすすめの和牛ローストビーフは 絶品で贅沢な味わいに!
お惣菜コーナーも次々と売れていく、このカツカレー美味しかった〜
ここの揚げたて「 コロコロホルモンせんじ揚げ 」はおすすめ!
普通の「 せんじがら 」とは一線を画す味わいですよ。
ここで売り場に常務が参上、ムードがガラッと変わるね。
さすが現場叩きあげの常務さん、声出しが違う、とにかく明るい!
この人は何気なくセンスがいい。
古い本店の写真パネルも、なんとか間に合ってよかった。
この秋に撮影しておいてよかった。ここも年明けに解体されて
駐車場になる。
50年近く地元に根付いていた、ボロボロの本店。
お勤め長くご苦労様でした。
Repro
この 16日にオープンするお店の商品開発にて、「 リプロ 」で提案頂いた
グルテンフリーコロッケの撮影で、ラピスラズリにて。
それにしても さすが烏田先生〜 クライアントに紹介してから
最初のプレゼンで 一発 OKでした !
老舗のお肉屋さんが、和牛肉を使って、しかもグルテンフリーで出す。
これがお世辞抜きで、食べたことない美味しさ!ゴロゴロっと肉の食感、
じゃがいもにサツマイモの甘みと、味付けも塩とわずかな胡椒のみ。
でも旨味が強く、美味しかったなぁ。
もちろんお店で出している既存のコロッケの、3倍ぐらい高いけど
これは老舗でこそ提案する価値がある。
リプロは大御所コピーライター森さんと烏田先生のコンビ。
さてさて開店まであと 5日間、まずは 店内ポップを作ります。
出雲そば いいづか
撮影が終わったら、急いで いいづかでランチ! 写真はこの夏から
なにかとすごい活躍してくれる、インターン生の SAKURAさん。
じつはいいづかに以前 2人で来た時は、満席ウエイティングで入れず
やっとリベンジできたね。
さて食べたら海田の植田商店総本店へ。生まれ変わった本店の
メッセージを黒板アートで伝えるために。
なんと SAKURAさんはスタバで黒板描きをしている、マジプロです!
4時間、丁寧にじっくりと仕上げてなんとか間に合ったね。
ワイド 2mあるから設置もちょっとたいへん。右側は私が描いたもの、
デザインした新しいロゴと、会社の理念など落書きしている。
いいんじゃないの〜 でもチキンのスペルが間違ってたし. 笑
さてさて… いよいよオープン。移転の相談から 1年かかった。
後はもう無事開店できることを、祈る想いだ。