まぁ〜この冬はよく降るなぁ。2月に入ってもう何回目?
でも毎朝降っても、帰るころには道路は溶けているからね。
20年前とはぜんぜん違うんだろうね、環境は。
寒い朝、いつもの雪山を スマホで 1枚。
3月も降るんかな。
USAGIYA
Salon
ちょいと時間潰しにこちらで珈琲を。仕込み前の金柑が美味しかった。
とてもちっちゃなお店だけど、広島でもここにしかない
フレンチならではの空気感がある。
そういえば先日のペイントの際、お土産をいただいた。
今お店で人気のフレンチトーストだった。これ食べたかったのよね〜
ここでお味がどうとか、味覚というものはとにかく個人の主観だから
置いといて。
これが調理できて、このスタイルで提供できてるということが
なによりも貴重だと思うんですよ。
それが広島でね。
日本料理
田 心
ちょっと意外な場所で田心のオーナーと出逢い、後日さっそく食事へと。
あの山人さんの一番弟子、開店から13年。山人と同じくずっと人気の
飲食店に行くのは、やっぱり気が引ける。
densin-h.com
コロナのマンボウ中で、コース料理のみ。まずは赤貝ともずくでさっぱりと。
帆立のしんじょと椎茸も大きくて食感もいい。香りもひろがる。
刺身はヒラメだったかな。藻塩でいただく、甘い。
鰆のたたき、ふきのとうを擂り潰したようなたれ?が、ほろ苦く濃い。
ひしこ鯖の糠漬けで箸休め、じゃないか。
これが濃厚でめちゃ美味しい。 酒がいるな、この3皿食べたい. 笑
ふくのフライとふきのとうの天ぷら。フグ、久しぶりに食した、
贅沢だなぁ〜
八寸にて。「ハヤ」は広島の淡水魚で、店主の親父さんが
釣ったものだとか。小いか、分葱、黒豆、だし巻き卵など。
見た目目刺しのようでかわいいけど、濃厚で香ばしい味わい。
牡蠣と聖護院大根。たまにはこんな牡蠣料理もいいね。
島人なので、牡蠣にはうるさい私も納得もの。
店主の田中晋一朗さん。ハツラツとされていて、笑顔がいいね。
店名の由来は「 田の様な心 」と HPにあった。
先ほどのハヤを釣ってる親父さんは、農業をされていて
料理に使われてる野菜のほとんどが、ご実家で栽培されたものらしい。
店主もしょっ中、実家に帰って畑仕事をされているそうだ。
とうぜんお米も栽培しているので、
まさに「 田の様な心 」は店主の人生観そのもの。
日本人にとって、食の中でも「 米 」はもっとも尊いものだ。
田の心と書いて「 思 」になると、店主も後で気づかされたとか。
田心という名は運命なんだね。
〆の炊き込みご飯は、
鶏とにんじんの炊き込みご飯。ほんと久々に食べた、
ちゃんとした鶏飯を。米も美味しい。ご馳走様でした。
残った炊き込みご飯は、お持ち帰りにしてくれた。
これは他のお客様のお弁当ですが、このパッケージがよかったね。
やはり気遣いが細部にまで行き届いた、あたたかいお店だった。
山人さんと同じく、ここもしっかりと定着したお客様に
支えられているね。
また山平さんに会いたくなったよ。
SEKIURA DESIGN
セキウラデザインの関浦さん会いたくて、失礼ながらアポなしで
ボノベイクへ〜 お店の横にあるデザイン事務所は以前と変わらず
コンパクトながら、陽射しが空間を柔らかく包み込む。
関さんとは 12年前、H-ADCで 出会ったけど
あの納島さんと同じく、広島では今や伝説の 草分け広告制作会社
サブロー広告の出身だとか。私も広告系で初めて勤めたのは
「太田デザイン事務所」なので、ルーツはどっぷりサブローの血統。
だから関さんには一方的に、勝手に親近感を覚えている. 笑
でも関さんは、ぜんぜんサブローらしくない
グラフィックデザイナーだと思う。
sekiraracom.tumblr.com
飾り気のない事務所に、1番に目に付くやつ。笑
ごぶさたしてました、何年ぶり? たぶん H−ADC以来だから
6、7年ぶりかな? とはいえ見た目の印象が変わらない、むしろ
若くなってるような感じがするね。
事務所に入ってまず話してもらったのが、この「 倉橋島お宝地図 」です。
ありがたいことに一部いただいたので、これは帰ってから撮影したもの。
以前から彼のSNSで見て、とても気になってた。倉橋島といえば お隣は
私の故郷、江田島( 旧 能美島 )であり、とてもなじみ深いところなので。
お宝地図、詳しくはこちらから。active-hiroshima.jp/
倉橋島の地元食材を、広島に縁のある東京のイタリアンシェフと
一緒に開発した、新しい郷土料理「倉橋島お宝フリット」
表にはそのレシピとかわいい井上朝美さんのイラストが、これまた
関さんらしい、ミニマルかつゆる〜いデザインで展開している。
asamiinoue-illustration
instagram.com/asamiinoue_illustration/
このdancyuから必見 dancyu.jp/
A2サイズを 4つ折りにしている、開くと倉橋島の地図に
このフリットが味わえるお店や旅館などが載っている。
ちょうどその「 倉橋 ZIMAE 」のブランディングセミナー用に制作した
プレゼンシートも見せてもらった。
そのシートがまた秀逸なデザイン。わかりやすく色数も抑えて
シンプル過ぎるぐらいなのに、なぜかクールにならないのが関さん。
この日関さんに会えたら、聞きたかったことは 2つ。
まずはこの倉橋島のお仕事だけど、発信している情報を見ると
どうも島、丸ごとブランディングしてる感じがする。
詳しく聞いてみたら、最初は一軒の旅館からお仕事が始まり
そこから 7年経った今では倉橋島ブランドの立ち上げ、情報発信から
イベント開催、なんと移住促進まで〜 それらのデザインを通して
ひとつの島に特化したブランディングとして、成果を出している。
その情報発信としてのHP「 ストーブリッジ 」を観ても、裏方としての
関さんのデザインとディレクションが、一貫している。
storbridge.net
私も隣の島のご当地デザイナーとして、10年ほど前に何度か
島でのブランディング会議に呼ばれたり、特産品のパッケージデザインも
いくつか関わってきたけど、うまく定着してないのよね。
SNSでの発信など時流の違いはあれど、この倉橋島のように
関さんのように、横に拡がっていかないと続かない。
出た!関さんスマイル。この笑顔にどれだけのクライアントさんが
導かれていることだろう。
そうだ、もうひとつの質問は コロナバイアスで、これからの
グラフィックデザインの仕事と 関さんも講師をしている
穴吹デザイン専門学校の学生さんたちについて 聞きたかった。
私が 穴吹で 1年だけ講師させてもらったのが 2015年、関さんはその
4年後から? だからもうね、聞けば聞くほど
ジェネレーションギャップがハンパない. 笑 自分がどんだけ業界や
世間一般からズレてるのか、なんとなく腑に落ちたよ。
そんなこんなで、無駄な時間を使わせてしまった、
ほんと関さんにありがとう。
このコーナーだけ、妙にほっこりパーソナル. 笑
Bono Bake
さて、ここまで来て三度目の正直、ボノベーグルは
12時ちょっと過ぎて行ったのに、もう 4個しか残ってないのよ。
インスタでまだ開いてるか、情報見ながら行ったけど、前回と前々回は
13時過ぎでも閉まってたからね。やっぱり午前の早めに行かないと。
ホームラン食堂とかでも出張販売もよくされているから
やはりインスタは要チェックですね。
bonobagel.thebase.in
でもこの日は珍しい〜 花巻(ホアジュアン)が一個だけ残ってた!
bonoの花巻は前から食べてみたかったので、よかった〜
やはり見た目から普通じゃないな. 笑
なんとフェンネル風味、塩がよく利いている。寒かったので
オーナーで美人マダムが、自分が食べたいから作ってるとか。
私は中華店で花巻があれば必ず頼むほどで、肉まんもまず先に
皮だけ食べるのが絶対ルール。
なんと琥珀糖を売ってる、これも食べたいから作った!らしい。
フェンネルやアニス、グランマニエと 3種のテイストで。
まったく何屋さん?笑
ちょうど来られたお客様?お友達?からの差し入れで、抜きたての
大きな大根をお裾分け頂いた。これまさに大根足で、私の
ふくらはぎよりも太いものだった. 笑
さっそく翌日煮込んだけど、でかいのに鬆(す)もなく筋もなく
柔らかく炊けて美味しくできた。葉も捨てはしないのでね。
そして希少なボノベーグル、リベイクしてゆっくり味わう。
よく噛まないと出てこない、このほのかな香りと甘み。
初めて食べたベーグルは New Yorkだった。
懐かしい時代。
USAGIYA
Salon
先日お茶しに行った時に、お仕事催促されてたのでようやく決行。
外でペイントなのでこの時期は気温が低すぎると、乾きにくいという
言い訳をしてきたのだが、いいタイミングで晴れていたし。
instagram. usagiyasalon
透明のフィルムシールにプリントしたロゴを、漆喰壁に直接、
貼り付けているみたい。漆喰だから当然、粉吹いて剥げかけている。
ペイント過程を iPhoneで撮って記録してと、便利になったなぁ。
トレースダウンしながら丁寧に剥いだ状態。
まずは黒からペイント。ペンキを堅めに練って、油絵のように
盛り上げながら、壁に塗るというより落とし込む。
ここまで1時間。天候もペイント日和で すぐ乾く。
ここで休憩タイム。美味しいプリンとカフェオレ。
ここでおフランスどっぷりの感性を持つオーナーが、
この描きかけのままで いいんじゃないかと言い出した。
なんとウサギやさんらしい感性、それは十分理解できる。
おまけに「 完全なハートなんてないもの。」なぁ〜んて
これまた意味深なことを言う。笑
とはいえペイント中にそんなことを提案されたの
30年ほど前のMARIOマスターぐらいだ。
さてちょっと検討した結果、ハートは塗り潰すことに。でも所々
塗り残しやムラを活かして、まさに油絵のようなタッチに。
オーナーに撮られてたペイント中の私。いい写真だね。
これが昼過ぎから陽が陰り、寒いのよけっこう. 笑
完成! オーナーのアイデアで左上の loveをひとつ、
塗らずに残すことに。15個ある loveにいい動きが生まれた。
我ながらいい仕事したなぁ。
おフランスボリュームの美人オーナーも、満足そうね。
こんな辺鄙な場所で小さなフランス雑貨屋を開いて 10年、
そしてカフェに改装してもう 7年目。
コロナ禍になってからは、まだまだ厳しい営業が続くけど
有り難い評価をいただいたこの景観が、あと10年は保ってほしなぁ。
そんなことを想いながら、いつも筆を走らせている。
JAM cafe
フレスコサンドカフェから、次の打ち合わせで三原へ。
このファサードはジャムカフェさんです。
jamnezumi.blog.
先日納品した黒板メニューもいい感じだな。
雑貨店からカフェにリニューアルして 12年目。WOODPRO社長と
みんなで貼った床も、いい具合にヤレてきた。
いつも店中キレイにしている。意外と広いし丁字路に面して
大きなガラスドアがあるから、掃除はたいへんそう。
センターのダイニングテーブルにはいつも花が活けてある。
これが大事なことだね。
スマホで撮ってもわかる、ほのぼのカフェ空間。
JAMオーナー、この日はお休みだけどせっせと仕込み中。
打ち合わせも現場に来て、こうして見てみないと
わからないことがあるね。
Beisu
bistro & cafe
近所の人気店からデリバリーして、ランチミーティング。
パスタランチのお持ち帰りだけど、サラダや前菜がぎっしりと
詰め込んでいて気合入りのランチボックスだった。ここはまた夜、
食べに行きたいな〜 コロナ明けたら。
デザートもクセありもので美味しいですよ。
さてさて… コロナ禍での営業を通して、タイミングよく思い切って
12年目のリニューアルをしよう〜と、なりそうで。
これはたのしみだね、仕事だけど この仕事以上の楽しみがないと
いいお店はできないから。いつもね。
Fresco Sand Cafe
怒涛のクリスマスオープンから 1ヶ月、フレスコサンドカフェ本店へ。
新しくデザインしたプレミアムサンドが ようやく販売してた。
プライスカードはいけてないけど、パッケージはいい感じだね。
frescosandcafe.com
iPhone写真なのでちょっとイージィだけど、全体的にダークトーンながら
品もありつつ食気も損なってない。
サンドイッチは常時 30種以上、ケースに並んでるのをケーキのように
選んで注文するのがいい。
ディスプレイパネルには、デザイン制作したメニューが展開する。
とりあえず横型に組み直したんだけど、きれいに映ってる。
さて打ち合わせ。開店から 1ヶ月、とりあえず作ったメニューの変更と
新しいセットメニューの追加で。3ページ増えてちょっと難しいけど
いつもながらフレスコのオーナーは反応が早い。
開店してからすぐメニューを変更するなんて、昔の MARIOみたい。
開店してすぐ年明けて 蔓延防止になり、だいたい飲食業界は
成人式が終わると、売り上げが春の歓送迎会まで落ちるんだけど
ここは 2店舗とも調子がとても良かったらしい。
でもこうしてメニューを直したり、開店のバタバタでお客様に
ずいぶん迷惑をかけてしまったと、けっこう気にしていた。
この仕事について 30年、多くの飲食店経営者を観てきたけど
調子のいい時ほど、反省してたり謙虚に慣れる人は少ない。
こんなオーナーの店はお客に困らないし
お店がずっと続いてる。
何もなかった壁に、お祝いで頂いたというARTが 1枚、飾っていた。
ここのディスプレイも決まったので、早く製作しよっと。
新しくデザイン制作したプレミアムサンド(中)のパッケージ。
黒の定番フィルムより厚めでコシがあり、この表面を見れば
シワがないのがわかるでしょ。
白いベース部分は艶が出ないマットインクで印刷。
2つを手に取ると質感の違いが明確だ。
これはやっぱり、ちゃんとカメラで撮って載せますね。
まぁそれにしても相変わらず美味しい。
どのパン屋が作るものとも違うし、一貫した個性がある。
これが近所で買えるなら、コンビニのサンドイッチは買わないだろう。
pizzeria
PARCO della PACE
さて今年は早々に インターンSAKURAさんに、手伝ってもらう。
初打ち合わせも兼ねてランチはこちら、年末に行けなかったパルコさんへ。
instagram.com/pizzeria_parco_hiroshima/
facebook.com/Pizzeria-PARCO-della-PACE
インターン生とはいえ昨年の 彼女との出逢いは大きかった。
相変わらず ぎこちない笑顔. 笑 今年もよろしく頼みますね。
ちょっと懐かしいタイプの調子にのってくるのは、やはり
竹爺仕込みなのか. 笑( 竹爺とは彼女がそう呼んでいる、
国際学院大学の竹元名教授 )
シェフの気まぐれピッツァは鶏肉と白ネギで、なんと先日届けた
てつまる牡蠣が乗っていた!美味しい〜 当たり前かぁ。
トマトソースも珍しいタイプのクアトロチーズで。
ゴルゴンゾーラがなんとも芳醇な香り〜 鼻抜けるわ.笑
ごちそうさまでした! 年始から美味しいもん食べて
さてがんばりましょ。
南インドカレーとおばんざい
ぱんちょり
仕事始め早々にランチのお誘いで、ぱんちょりさんへ。
ほんと穴場ですよここは、ちょっと行きにくいけどね. 笑
開店前にちょっと並んで、食べて出るときには10人以上、
並んでいたよ、人気なんだね〜
instagram.com/five14hage_pancholi
ホームラン食堂
ちょっと話し足りないから、帰りにこちらまで。でもここも
人気店、ちょうどメニュー切れで営業終了。残念〜 でも
ボノベイクさんが出張販売してた、しかもベーグルが残ってる〜
Bono Bake
広島では希少なモントリオールスタイルのベーグルなんよ。
郊外の小さなお店、週 3でやってるけど なかなかお目にかかれない。
bonobagel.thebase.in
USAGIYA Salon
で、けっきょく電話したら運よく席が空いていた、ウサギヤサロンへ。
お客として来るのはほんと久しぶりだな。
1月もかき氷が出てくる 売れているという、ここも希なお店だな。
やっぱり映えるんですよねぇ。
カフェオレ頼んだら このスタイルだもの。
でも個人的にここのイチオシは タルトタタン。この味わいと感じは
日本人じゃ無理かも、いやウケないかも。
そうそうウサギヤさんから仕事の依頼、もらったんだった。
お易いご用です〜 ではこれはまた後日に。
さて翌日の朝、さっそくベーグルを焼いていただきます。
近年、広島にもベーグル屋さんが増えてきたけど、このボノベーグルは
塩を使わない無塩パン。海外ではよく口にするけど、日本人にはちょっと
物足りないというか、味気なく感じるだろう。でも噛めば噛むほど
小麦本来の甘みがジワッと出てくるのよ。
あくまでも好みだけど。
でもこれを食べると
NYのスーパーで買って食べたのを、思い出すの。
happy new year 2022
EZU DESIGN WORKS
この 3年かな? 毎年、年賀状を出すのが遅くなってる。
年末はたいして忙しいわけじゃないのに、気持ちばかりバタバタして
けっきょく印刷会社からデータ入稿の期限を切られてから、
焦ってデザインする。悪循環だな。おまけに今年もまったくと言って
いいほど、ネタが思いつかない。デザイナーとしてお客様に伝えたい
新年の抱負やビジョンとかも無いし。本業に限って自社のデザインが
パッとしないのは よくあることだが、不本意だなぁ。
さて、モンモンとしながら虎というとパッと思いついたのが
この壁画の虎しか出てこなかった。ちょっと韓国の正月ぽくなった?笑
黄色と黒で阪神タイガースにしたかったけど、まぁいいや。
大晦日の朝は大雪で、元旦の朝はとても気持ちいい晴天。
スマホ持って家の周りを散歩してみる。
自宅の上から。ここに住んで 22年目。
この景色も変わってないようで、ずいぶん変わった。
22年前に住んでいた、安佐南区中筋のアパートの裏に生えてたのを
移植した楠木。 大きくなったなぁ。
私もいつかはこの土地を離れる。あと 3年か 5年か?
そしていつかは死んでいく。10年か 20年か。
でもこの楠木は生きていてほしいな。
50年も 100年も。
いつか幽霊になって、会いに行きたい。