め ん 呼 白
一昨年の年末にオープンしたらしいのだけど、めん呼白(よはく)は
開店以来、いつもお客が並んでいる。
事務所から歩いて3分、ここはもともとアグリ黒田さんのお家で、
おばんざいのポットラックだった。
ちょっとわかりにくい 細い路地裏にあり、多い時には20人以上
並んでいるので、気になって仕方ない. 笑
この日はラーメン大好き藤本くんを誘って、並ぶこと30分、
ようやく口にすることができた。
なるほど!! これはすごい美味しい。
まずなによりもこのスープ、出汁がね。いりこがね...
.........ここでラーメン通ぶって語るとウザいし、長いからやめよ。
これはとにかくまた行きたいね。すぐそう思った。
instagram.com/yohak_noodle/
この焼豚のってる肉ごはんも美味しいけど、どうやらここは
白ごはんを頼んで、出汁茶漬けにして食べるのがいいみたい。
黒い店内にカウンターのみ、オサレで落ち着く空間になっていた。
かつてのポットラック 、その次の家主も知っているので 1階が
こんなに広かったけ? ちょいとびっくりよ。
ファサードも無駄な費用かけず、上手にリノベしている。
設計デザイナーの腕がいいな。
なつかしいこの狭き空間。時は流れて行くものね。
夢を語れ
HIROSHIMA
並ぶラーメンと言えばこちらも、すごいことになっている。
その呼白から歩いて 3分「夢を語れ」が3月に、閉店すると発表。
それから2月はさらに並ぶようになり、昼だけでも毎日、2〜30人は
ウエイティング状態。しかも開店 11時〜14時過ぎまで続くありさま。
最終日 3日間は交差点隔てて、神社の脇まで並んでいた。
この時点で90名はいる! すごいなぁ。
たしかこの正月の開店に先着200名?だったかな、
ラーメン一杯無料サービスした時もこれぐらい並んだけど
二郎系にここまでの威力があるとはね。
後で聞いたけど、店名の「夢を語れ」は、3年で辞めるという
期限があったらしく... いろいろたいへんだねぇ。
ra-mendo-ko-kai.blog.jp/
お好み焼き
n a c c a
先週のパルコさんに続き、スタッフ鈴木さんラストランチはやっぱり
ここです! ナッカさんのお好み焼きで〆ですね。
instagram.com/okonomiyaki_nacca/
nacca-hiroshima.com/
相変わらず忙しいよね〜 お好み焼きは昼の時間帯が集中するから
たいへんだわ。
今日で鈴木さんは上がるけど、このタイミングで郷原さん(右)と
鈴木さんの親友、代田さん(左)が絵図屋を助けてくれる。
ほんとありがたいことだよ。
コロナ禍の3年前に社員を辞めたけど、計 6年間、絵図屋を支えてくれた
鈴木さん。3月から彼女の母校「 穴吹デザイン専門学校 」で講師になる。
先生になるのはとても向いているよ、間違いなく!
がんばってね。
長い間、ありがとう。
anabukih.ac.jp/
和菓子工房
泉 屋 IZUMIYA
お世話になっている業者さんと打ち合わせで、本通りの端っこ
平和公園前の「 泉屋 」へ。
三次の老舗和菓子屋さんが出店した和カフェで、名物で この
「 とろける かしわ餅 」が頂ける。
kashiwa-mochi.com
instagram.com/izumiya_kashiwamochi/
このカフェやばいね、めちゃ美味しい〜空間もシンプルでオサレ。
泉屋のロゴもいい〜 なんとデザインは guideの久保くんだった!
どうりで。ここはまた行きたくなったね。
帰りのお土産はもちろん 「 かしわ餅 」ですよ。
guide
ラピスラズリの烏田先生と、お互いの共通の友のお墓参りへ。
昨年がちょうど 一三回忌だったので、彼が亡くなったインドへ
行きたかったけど、コロナで諦めた。
で、今年は行ってみたいなと、先生に相談したときに
お墓は舟入にあるので、まずはお墓参りに行こうと約束した。
lapistyle.jp/
お墓参りといっても、今時の納骨堂なので しみじみとは
ならなかったけど、この蓋の向こうに 彼の骨があるのかと思うと
13年なんて ついこの間のような気がした。
13年前の今日、彼の親友 前野さんがインドまで行って
ガンジス河で火葬して持ち帰った、彼の骨。
POIVRIERE
ちょっと時間が空いたので、お寺からすぐ近所の
ポワブリエールでお茶を。
poivriere.com/company.html
烏田先生と亡くなった彼と、3人で一緒に会ったことは
生前はなかったけど、こうして先生から彼の昔話を聞いていると
今も草葉の陰から、シャイな彼が笑っているような気がする。
やっぱりできたら
前野さんとインドに行きたいなぁ。
たっちゃんに、逢いに。
K's design
昨年末、コンセプトワークの川上さんとお話しできて、さて次はこの方に
アポとります!と言ってもう 3ヶ月、ようやく伺うことができたのが
K'sデザイン室の金具さん。彼女は広告媒体をメインに、企画から
デザイン制作までこなす、アートディレクターさん。
お会いするのは先日の「 大先輩とのはればれ会!」以来だけど、こうして
向き合って話すとなると、やっぱり美人は緊張するなぁ. 笑
ks-designroom.com/
この日はフェルトアートの「 ナナちゃん 」を納品するために
作業されていたので、無理言って現場を撮らせてもらった。
Felt art
もうすぐ家族のもとへ帰る間近のナナちゃん。フェルトアート犬の制作は
もう 8年前かな、金具さんの愛犬「 びび君 」が亡くなったのをきっかけに
始まった。今や彼女のライフワークであり、大切な新事業になっている。
ks-designroom.com/feltart/
instagram.com/ks_feltart/
ちょっとこの写真はわかりにくいけど、オーダーのアクリルケース背面には
生前のナナちゃんの写真が配置されている。写真の画像処理からレイアウト、
名前やメッセージなど、金具さん自らデザインしている。
スケールは 27㎝ほど、実際の 3分の1ぐらいだろうか。
かわいいとか、生きてるみたいとか月並みだけど、金具さんの作る
フェルトアート犬は、そこに不思議なぐらいの存在感がある。
なんと驚いたことにこの瞳は、この子の写真から画像処理して
プリントしたものに、透明な眼球を貼って作られている。
本人( 本犬 )のアイリス( 虹彩 )を使ってるんだ! すごいよね。
この鼻や舌、犬歯も、写真と飼い主さんから得る情報をもとに
造形用のモデリングクレイで製作したもの。
かわいい肉球や、隠れている足の爪もリアルに。こりゃ たいへんだ。
髭やまつ毛は てぐす( 釣り糸 )だと透明だし、一目瞭然で人工物って
なるので、毛足の長い筆や刷毛などから採取している。
先に伸びるほど細く、リアルにカーブさせているのが秀逸。
本業はグラフィックデザイン、 K'sデザイン室は今年で創業 20年になる。
なのでかわいいスタッフさんも、もちろんデザイナー。
今まで 38匹の愛犬たちを作り、フェルトアートの技を培ってきた。
その工程と経験を振り返る。
まずオーダーを頂いた飼い主さんから、大量の写真を出してもらい、
最終的に仕上げるポーズを決めて、そのサイズに合わせた
原寸大のプリントを作る。それをモデルに立体成形していくのだが
じつはこの写真が最も重要。
ほとんどの飼い主さんは、愛犬が亡くなられてからオーダーされている。
生前の写真は沢山あれど、例えば先ほどの肉球や、お尻の写真とか
真っ正面から見た顔の写真がなかったり... 造形に入る前の準備、
細部までの画像データを揃えるのが、たいへんなんだ。
フェルトなので羊毛をベースに作るけど、なによりも毛の色味合わせが
難しいらしい。犬を飼ってる人ならわかるだろう、同じトイプードルでも
似たような茶色だが、何匹か集まるとみんな違う。
なので染色されたアルパカ毛も使うため、サンプルを多く取り寄せて
なるべく本人(本犬)の毛色になるように厳選している。
もちろん愛犬が存命で、オーダーされるケースもあるので
抜け毛でも長めなものを保存してもらい、羊毛やアルパカ毛と一緒に
刺して使うこともできる。
亡くなられていても もし生前の毛があれば、素体のどこか一部にでも
刺して残せる。こんな心配りがありがたいよね。
それから制作へ。ベースの素体ができたら、画像をチェックしながら
ただひたすらフェルティング! 毛を丁寧にチクチク刺していく。
もちろん本業と並行しながらの毎日で、何時間? 何千回?刺すのだろう。
この手に持っている専用のニードルが、何本も折れるそうだ。
大きさにもよるけど、一体作るのに 1〜3ヵ月は かかるとか。
現在予約は 3年待ちである。
それにしてもこんな途方もない作業で 出来ているとは、思わなかった。
もちろんそれなりの料金で、オーダーを受けている。でも
その倍の対価をもらっても 私ではとても作れないし、工程が分かるだけに
お断りするしかない。何ヶ月かかるだろ? いや 2、3年かけたぐらいじゃ
このクオリティにはとうてい及ばないのだ。
そんな金具さんの机には 8年前に突然亡くなった愛犬、びび君がいる。
何年経っても変わらない びび君への想いが、金具さんの才能と繋がり
フェルトアート犬作りというライフワークになった。
4年前に見たときは、このフェルトアートびび君 (2号)のクオリティと
再現力に驚かされたものだ。でも金具さんに言わせれば
この 4年で素材と制作技術は、比べものにならないほど上がってるらしい。
なのでまた新しいびび君(3号)を作ってみたいとか。 例えば原寸でも. 笑
でもまだ予約も多くて、しばらくはできそうもない。
それもちょっと辛いことだね。
そんな金具さんの想いがカタチになった、今は亡きナナちゃん。
もうすぐ愛されていた 家族の元へ帰る。
飼い主さんの中には、届いても箱を開けて見ることができなかったり
見たとたん涙が溢れた人もいる。それを聞いた金具さんも
また泣いてしまう。
一緒に過ごしていた家族の、思い出の中の愛犬へ
その一番好きだった表情に、少しでも近づけるように
金具さんは今日もチクチク、刺し続ける。
g r u t a
trattoria
今年も伺います、個人的に敬愛する 孤高の料理人と学ぶ「食の勉強会」
山人さんと行ったステラーレから 7ヶ月ぶりね。行ってみたいと提案された
古江のイタリアン「 グルタ 」へ。広島のセレブ御用達スーパー
「 アバンセ 」のすぐ近所、一昨年の 12月にオープンしたらしい。
ディナーは¥5500コースのみ、写真は前菜で水牛のモッツァレラチーズ、
イチゴのジュレだったかな。
これはよく見てる、女性らしい表現で 詳しい blogより。
furue-gruta.com
instagram.com/gru_ta
長崎県産 鯖のマリネ 分厚いけど生臭くない、〆鯖より刺身だね。
シンプルなマリネ、オリーブオイルと塩に柑橘がよく会う。
これは好みの鯖だな。
広島赤鶏の65°Cと68°C オーナーシェフがキッチンから丁寧に
説明してくれたけど、この3°Cのこだわりが私の C級舌ではわからない。
でも美味しかったのは間違いないのよ。
まぁでも 1番、料理人の心動いたのはこのパン? フォカッチャかな。
なんでも小麦粉をわざと焦がして、灰を混ぜるからこの生地になり、
これは美味しい。いや人によっては好まない味わいだろう。
妙に感動してもうひとつ頼んだ。
安芸津馬鈴薯のニョッキ ゴルゴンゾーラソース これも美味しい〜
でもどっか人気店とかぶるな。修行先の影響だろうか、わかるもんだね。
この皿もいいね。
メインは沖縄県産 アグー豚のグリル 丁寧な焼き、ベーシックなソース
コース的にもトータルで、ちょうどいいバランス。
パスタはスペックの春菊、ジェノベーゼスパゲッティ これもとても
好みのパスタだったけど、春菊がジェノベまでしているのに
意外なぐらい利いてない。使った春菊が悪かったのかな、残念。
ゼネラルレクラークのコンポートとカッサータ
デザートもいいボリュームでコンポートも絶品ですね。
ごちそうさまでした!
美味しい料理は 適当に撮っても、美味しそうに写るもの。
オーナーひとりで手際よく回していたけど、小さくても
トータルでセンスのいいイタリアンだった。 次はランチしてみたいな。
PARCO della PACE
年始早々にスタッフ鈴木さんの転職が決まり、とうとう来月からは
絵図屋のお仕事は頼めなくなる。4月からはなんと彼女の母校、
穴吹デザイン専門学校の講師として採用されたのだ。
思えば 3年前のコロナ禍初めに、いったん社員を辞めてから
パートタイムで、他社と掛け持ちで通ってくれた。先日の AYAと同じく
6年間、絵図屋を助けてもらったね。
という訳で鈴木さんラストの 2週ランチは、リクエストにより
まずはいつものこちらへ!
この日は鈴木さんの後継ということではないけど、昨年 穴吹から
面接に来られた、郷原さんもいっしょにランチへ。
実はこのふたり、運命的な接点で繋がっていた。ちょっと意外というか
でも目の前に起きることは、すべて偶然はないもの。
絵図屋としては、これはうれしい必然になった。
ピッツァはまず、紫キャベツのようなチコリ?がのったマリナーラ。
これは私好みの味わいに!
こいつね、個性的やな。
2枚目はキノコとサラミのピッツア、チーズたっぷりで 鈴木さん好み!
そしてラストの 1枚はとうぜん鈴木さんクアトロ! 蜂蜜もたっぷりと
シェフの計らい、いつもよりゴルゴン多めで食べ納めです。
大島さん直伝のフォーク使いで、心置き無く食べ尽くしました。
毎度デザートのサービスもうれしい限り。
新旧交替の 3月へ、寂しいけどうれしいことでもある。
来週が最後のランチです。またしてもチーズチーズチーズな予感. 笑
A Y A . f
ほんとなつかしい絵図屋の初期スタッフ、AYAがやってきた。
2000年に事務所を開き、初めて正式に雇ったのが彼女で、そこから
6年以上、勤めてくれた。どうやら子育ても安定してきたので
そろそろ本腰入れて、自宅での仕事をこなしたいらしく
ポートフォリオを制作中だとか。相変わらずマメで真面目だね〜。
実は以前から彼女に渡したい物があったので、ちょうどよかった。
それにしても 15年経ってもあまり変わらないな、20の頃から
大人びた子だったし、昔話に盛り上がるわ。
trattoria MARIO
昼になったのでそのままランチへ〜 彼女にとっても縁のある MARIOへ。
トラットリアの兼重店長なら、AYAのこと覚えてるはず。
ピッツアをつまみながら話し、
パスタもシェアして美味しい、うれしいひとときだった。
歳をとったせいか 昔のスタッフさんと会うと、
もう感謝しか沸かない。AYAがいた頃は間違いなく
ダメな私をたくさん見ているのでね、
安月給でよく 6年も助けてくれたもんだ。
ここからまた仕事でも、借りを返せたらいいな。
AxEL,
川名組の下宮くん率いるコワーキングスペース「アクセル」にて
大学生対象の簡単なゼミの講師に。学生さん相手では 穴吹デザイン以来、
7年ぶりかな。変に緊張したよ. 笑
axel.hiroshima.jp/
S-Produce
エスプロデュース s-produce.com/
セミナーのテーマは「 名刺の世界 」
私の知る限り、名刺の成り立ちやこの 30年でどう変化してきたか
また現代において、アナログなビジネスツールとしての役割など
レクチャーします。
学生さんたちの( 社会人もいたけど )名刺に対するイメージが
変化したところで、ラストは課題を出して簡単なワークショップ。
やはり学生は素直なのがいい。 なつかしいなぁ、この感じは。
社会人さんも. 笑 真摯に取り組んでます。
ひらめきで簡単なスケッチを描いてもらい、一人づつ解説しながら
名刺としての評価をフィードバック。やっぱり如実にその人の
ひととなりが現れやすい、名刺だから尚更ね。
無事終了してからは、近所の居酒屋で打ち上げです。
アクセルの社員、ハギー(萩山さん)もかわいい彼女さんといっしょに
セミナー参加してくれた。
どうみてもこれは尻に敷かれるタイプだな. 笑
洋 食
小 さ こ
「 多と美 」で長居してしまったので、ヤンプー誘ってランチでも。
近所の「 小さこ 」へ。
外観からはわからない、隠れた名店の一推しハンバーーーーーグ!
美味いのよ。。。
ヤンプーとランチとなると、思い出すのはもう7年前かな?
急に電話で「 近くに居るので。今、空いてますか?」って
かかってきて、とんかつ食べたんだったけ。
お互いネタもないし、たいした話はしてないけど、うれしかったな。
7年も経つとお互いのポジションも ずいぶん変わっているけど
こうしてバカな私でもわかるように、ちゃんとここまで降りてきて
話してくれる。 変わらないな。