新しい世界の扉。
2020.04.20 Mon

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悪いことばかりに見えてて、もしかしたら

見落としてることもあるかもしれません。

憎きコロナですけど、忘れていたコトを思い出させてくれる

コロナでもありますね。

 

終わりの始まりなんかじゃなくて

新しい世界の扉が、開きつつあるような 気がしてます。

これまでの価値観は通じなく なりそうですけど

本来人間が大切にしなきゃいけないコトが、再認識されるような

そんな新しい世界。

 

ボクはそう思うようにしています。

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

昨日は誕生日だった。

これは尊敬してる経営者の先輩から、メールのやりとりで

送られてきたメッセージで、引用させてもらった。

やっと目が覚めたような気がする、ありがたい言葉。

 

 

この10日間、新型コロナウイルスの感染が増え続け

とうとう日本中に「非常事態宣言」。

TVはどこも毎朝、コロナの感染者数と死者数の報告から始まり

SNS を覗いても、なんだかじわじわと汚染されるような感覚。

ちょっと明るいネタでもと、 UPするのも気が引けるぐらい。

 

 

なによりも飲食店と外食業界への影響が大きく、とても辛い。

日に日に追い詰められていくようで、多くのお客様のお店も

広島の飲食店のみなさんも、厳しい状況が続く。

それがまるで終わりが見えない。

 

 

もちろん飲食業以外にも、厳しい業界はたくさんあるだろう。

私たち広告デザイン業もそう、イベントだけで食ってる人もいる。

人が集まっちゃいけないから、遊ぶところは全部閉鎖。

サッカーも野球も、ライブも動物園もキャンプ場もみんな閉鎖。

絵図屋も仕事が止まったり、キャンセルもあった。

昨年から事業を起こし、進むことも戻ることもできないお客様や

4月に開店予定だったオーナーもいる。

逆に今だからこそ動くんだという、お仕事もいただいてる。

こうゆう時こそ、とにかく前向きに生きなくちゃね。

 

 

この10日間、飲食店のことを思うと 思考がモヤモヤで満たされ

不思議なぐらい動けなくなっていたけど、そんな最中でも

何度と再認識することがあった。それは自分が

飲食業に育てられた、デザイナー・アーティストだということ。

 

 

 

 

 

日本の外食産業は、サービス業において世界に誇れる、

もはや文化といっていい。

和食が世界の無形文化遺産として登録されているけど

ラーメンや蕎麦、うどん、お好み焼きなども世界中で認知され

日本のイタリアンやフランス料理、パンやお菓子なども

トップレベルにあると思う。

そのすべての外食文化を支えてるのは、有名店だけじゃない、

日本中の街角にある小さなオーナーシェフのお店や、

夫婦だけでやってるようなお店だ。

居酒屋や食堂、カフェなど、そんな庶民的で人気店ほど

けっこう利益が低く、ギリギリで回しているところが多い。

だからこの状況が 2、3ヶ月も続けば、死活問題となり

日本中で何千、何万軒と閉店する危機にさらされるだろう。

 

コロナなんかで飲食店を

この大切な文化を絶やしてはならない。

 

 

 

 

 

環境の変化に違和感しかなく、固まってしまってたけど

今の自分にできることから行動していこう。

多くの飲食店は県の休業要請を受け入れ、まずは 5月6日までお店を

閉めたり、テイクアウトやデリバリーに取り組んでいる。

 

絵図屋もスタッフ鈴木さんが 3月で上がったので、ランチにも

ひとりでは行けなくなっていた。

まずはテイクアウトでもしてみよう。

 

 

 

 

 

それとこの写真。 

大好きな TV番組「 出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で

あのトミカとコラボしたヤマハのバイク、E-Vinoのミニカーだ。 

出川はどうでもいいけど、あの番組は大好きで欠かさず観ている。

今やガチで人気者の出川、あのバカさ加減は相変わらずで

たまにイライラするけど、私たち同年代を意識した昭和な BGMや

ヤラセなし? のかなりいい加減な番組作りに笑える。

 

 

その番組内で出川のファンだという子供が出てきて、たしか

このミニカーを持っていたのを見た。

( 旅の先々で出川は、多くの子供たちに囲まれるのがお約束 )

あれ欲しいんだよなぁ〜と、もうずいぶん前に一度だけ言ったのを

ずっと覚えていてくれて、プレゼントしてくれたもの。

 

 

この歳になって、

こんなちっちゃなモノで泣けたよ、ほんと。

ありがとう。

 

 

tv-tokyo.co.jp/degawacharging