はじまりの清め。
OISEMAIRI 2 2019.05.30 Thu
浜 参 宮
伊勢神宮を参拝する前に、まずは禊の浜へ。
この二見浦で禊をして身を清め、神宮に向かうのが
古来からの習わしだとか。
宮島の裏の島で、宮島を崇めつつ育った私にとっては
こうした海の前の鳥居とか、海で身を清めるとか
妙に親近感を覚える。
その辺の海とは違う神聖さを感じていた。
検索してもいろいろ出てくる、参考までに。
鳥居を潜り進むとすぐに、有名な夫婦岩が現れる。
もう17時過ぎて夕暮れに近づくころ。あたりは静かだけど
強い存在感で、おごそかに佇む夫婦岩。
観光客が引いた一瞬を狙って撮る。手すりからすぐ
届きそうな近さにあるでしょ。
日本は各地でも、瀬戸内にも夫婦岩はたくさんあって
いくつか見た覚えがあるけど、この二見のはなんか違う。
とても小さくて、すぐ側なのに威厳があって
大切に祀られているのがわかる。
じっくりと拝んで、さて帰ろうとして、岩に挨拶すると
いつの間にか縄にカラスが一羽、とまっていた。
神の使いか、お告げに来てくれたのか。
今、自宅付近ではカラスがとても増えて、厄介者扱いしてるけど
こうゆう時だけ、都合よく解釈する. 笑
伊勢はもちろんだけど、こんなところまで外国人観光客が
何組かいてちょっと驚く。日本人かと思ってたら
中国人や韓国人だったりするから。
そうそう神の使いといえば、この神社にはカエルがいる。
いろいろ由緒あるみたい、けっこうカエル好きな私だけど
こいつは好みでない. 笑
とてもいいところだった。どこかしら
懐かしささえ感じる。
帰りの海岸ではバカップルが古い映画のように
クルクル回っていた。私の頭の中では
水曜ロードショーのテーマ曲がリピートしている. 笑
参道には 古いお家もたくさん残っていて
ついついこんなところを撮ってしまう。
老舗のだんごやお菓子屋など、帰りはもう閉まっていて
ぎりぎり開いていた饅頭屋さんで、お茶を頂く。
店先にはそこの店主が作ったという、
旧日本軍戦闘機プラモがずらっと20機ほど 展示されていた。
饅頭の横のケースにびっしりと . 笑 ギャップがいい。
別荘のような家の玄関に咲く、薔薇を撮りつつ・・・
横尾忠則が描きそうな三叉路を、駅へと急ぐ。
ウォン本店
駅前に豚饅屋?あれなんか見覚えあると思ったら
入り口の張り紙みて納得!
以前 TVで見た、有吉とマツコの「 かりそめ天国 」で
DJ KOOが あんまん四天王で 1番に選んだとこだ!
まさかここで出会うとは. 笑
残念ながらあんまんはなかったので、看板商品の豚饅を GET〜
それはそれでとても美味しかった。
寂れた駅でパクパク食べた。
さてと、宿に戻ろう。
地元の電車は高校生たちでいっぱい。
明日はいよいよ、伊勢神宮へ参る。