学生のポテンシャル。
穴吹デザイン専門学校卒展 2019.03.13 Wed
anabuki
Design College Hiroshima
穴吹デザイン専門学校 卒業修了制作展 2019
毎年、春になると
穴吹デザイン専門学校から卒展の案内ハガキが届く。
行くのが毎年、楽しみになっている。
非常勤講師でお世話になってた頃から、もう 4年。
学生さんの実力は、その頃よりもずっと向上しているね。
グラフィックデザイン学科がメインだけど、じつは
建築とインテリアデザイン学科を観るのも 楽しみなのよ。
毎回斬新なものや、アイデアの面白いのが出てくるけど
さてポスト谷尻誠は、広島から生まれるのか。
suppose.jp
さてグラフィックデザイン学科〜 この牡蠣フォント、笑える。
瀬戸内の島出身デザイナーとしては、高評価したい。
なかなかていねいに 作り込んだ作品がいい。
こちらは商品企画かな?「 つみこ 」かわいい〜
これはマジか! 外注して焼いたの?
ちょっと持ちにくいけど、デザインと完成度は秀逸。
個人的にはこの「 マナーアップかるた 」けっこうお気に入り。
マナー向上啓発のための、標語かるた とでもいうか。
完成度高く よく作り込んでいる。イラストがもうちょい
残念か〜 でもすごい。
フードメニューがあるだけでもウケるけど、このシュールな
イラストとデザイン。負けるわ(笑)
アイデアを具現化するにも、使ってるツールが進歩してるから
表現力が上がるよね。
会場の入り口正面のブースは、卒展の中でも受賞した作品の展示。
さすがに存在感あるデザインばかり。
中でも圧巻はこいつだろう。
竹久夢二の詩の世界観を、オブジェとグラフィックで
表現したものらしい。凝り過ぎなぐらい凝っていてちょっと
恐いレベル(笑)センスいいし完成度が高いけど
なによりもこれ、本当に今時の学生が作ったのかと思うほど
年代的に私たち 50代に近いような、感覚になった。
素晴らしい出来栄え。
表現方法は違うけど、なにかしら内包しているテーマが
2年前の代田さんの作品にも似てる気がした。
学生でも個展を開く時代だからね。
スタッフ鈴木さんも感心しきり。
個人的にはこれ、とてもよかったね〜
学生さんの絵本は今までも、たくさん観てきたけど
これはジンときた。構成もイラストも上手い。
グラフィックデザインのグランプリはこれ、なんと 1年生。
検索したら、審査員の顔ぶれみて納得の選択ですね。
時代を感じる、真似できんレベル。
これもいい〜 負けたわほんとに。
作り込みが細部にまで徹底していて、もうプロフェッショナル。
やっぱり学生の作品はいいね。月並みだけど、とてもいい
刺激になる。 毎年見ては、初心を思い出すような感じ。
この日は1日勘違いして、セミナーに参加するスタイルで来た
スタッフ鈴木さん。彼女も2年前まで学生さんだった。
やっと落ち着いてきた?かな(笑)