季節料理
2015年 9月23日と28日は
大切な節目の記念日。
お客様で常連のプランタンさんに
無理言って、以前から行きたかった
「 なかしま 」に予約できた。
まずは松茸土瓶蒸し。鱧と海老、三つ葉にすだち、旬な初物から。
撮影するのもちょっと どうしようかと思ったけど、検索するとみなさん撮ってられるので
聞いてみたら・・・大丈夫。(みたい?)
お造りは 鰹と鯛。 金魚草がなつかしい。
河豚造り、皮がとても美味。
歯ごたえも初めての感じだった。
水菜とみょうが、割醤油で。
器がどれもすごくて、料理が通るたびに、美人で会話も気さくな名物女将の(笑)
説明が入る、これがすばらしい。
お椀 金目鯛とよもぎ麩。焼き目がついた麩の香ばしさとこの出汁、感動ものでした。
盛り合わせ
蒸しアワビの肝添え
ヒラメの味噌漬け
山葵茎のたまり漬け
洋梨のワイン煮ともう一つ、
なんだったけ?(笑)
アワビがたまらない。
洋梨はちょっと不思議な、これ
洋梨?って感じ、でも
美味しい。
この漆器もすばらしくとても綺麗だったけど、じつはすごい骨董品だった。
食べた後も、眼で味わう愉しみ。
河豚の唐揚げ 青唐も添えて。 島で養殖のバイトもしてたし、けっこう食べたこともあるけど
50年の人生の中で 食べた河豚の No.1 間違いなし。
もう10個ぐらい食べたい(笑)
舞茸の焼き浸し 銀杏松葉さし。
天然の舞茸は身がぷりっぷりに引き締まっていて、これがまたすごく美味しい。
食べたことがない、本物の舞茸ってこんなにすごいんだね・・・
またとんでもない年代物お椀の 説明を聴きつつ、
里芋揚げ 蟹のあんかけ。 里芋がここまで美味しくなるのかという、驚き。
豆乳豆腐 タピオカ粉で固めたもの。和風パンナコッタ?(笑)食感もいい、ウニは瀬戸のもの。
自家製の香の物が出て・・・
〆の土鍋ごはん。
米はたしか広島の合鴨農法、
庄原かな?高田?忘れた(笑)
ちょっと硬めで、好みの加減。
土鍋が凄かった、撮れてないけど
みそ汁にはアオサのような
海苔かな、やさしくて美味しい。
釜におかわりできる量のごはん、なんとこのイクラがたっぷりと出てきて、とうぜん美味しい。
コースは私でも充分満足のボリューム。
デザートはあっさりと柚子ゼリー
マスカットと梨が添えられて。
ゆっくりと、贅沢に食べるだけの時間。
ただただ、おもてなしをうけて・・・
ご馳走さまでした。
まったりしてたら女将が
こんな手づくりの
「なかしまの一日」なるものを
見せてくれた。
食材・料理のこだわりや
先日新装開店したまでの話など
これは女将のアナログ Blog(笑)
ここは言わずもがな 2013年ミシュランガイド広島、唯一の三ツ星獲得という快挙。
でも毎日鳴り止まない電話、妬みや誹謗中傷にも落ち込み、もう広島を出ようとまで 考えてたらしい。
寡黙な大将が本気で思ってたらしいから、相当なものだろう。(この日は1回だけ笑顔でしたが・笑)
でもご夫婦で辛抱されて、念願だったお店も改装できて、おかげでこうして
おいしい和食に出逢える訳ですから・・・ 感謝いたします。
ちなみに改装前のお店がわかるBlog。とてもくわしい内容。
このBlogが ちょい傲慢ながら いいコメント。ほんと、「なかしま」には
ミシュランは必要なかったのではと思う。
末永く、広島に在ってほしいと願うお店です。
この家紋のマークが
気になっていた。
なんと輪宝紋らしい。
帰って家紋集を見るとあった。
これはモダンだね。
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