ここ何年だろう?
広島でよく見かける木工作家さんで
作品もご本人も、とても好感もてる
(ちょっと強面だけど・笑)
木の器 齋藤正明さん。
彼の Facebook 見ていると
という、カレー教室を開催していて
いいな〜、広島も来ないかな〜 と
思ってたら、来た!(笑)さっそく
予約してと・・・
それにしても、いつ観てもいい感じの器たちだなぁ。 アルムおんじとハイジが使ってるような(笑)
作家さん自らが、作品と
趣味のカレー作りを伝授するという、
やはり使ってこその生活器だから
一見、プロモーションのようですが
そんな浅くないんですよ。
Facebook 上でもわかりますが
2、3回会っただけでも伝わる、
彼の器への想いはハンパない。
会場はあの
洋菓子工房プランタンが運営する
生徒は昼・夜10名づつぐらいで
みなさん顔見知りもいるのか、
和気あいあいと〜
( ヤローは私だけでしたが・笑 )
ここでやっと久しぶりに
シニア野菜ソムリエの花井さん
(左)と再会!
お元気そうでなによりです。
さて教室はみんなで調理、手慣れた主婦が多いので さすがにやることがない(笑)
作るカレーはインドのポークビンダルー、あのナンディでも美味し〜いやつね。
この豚の三枚肉を丸めて爪楊枝で・・・え?
なんとこれ、黒文字楊枝まで自作!( クロモジとう木の枝を削って作る )
ちょっと高い和菓子とかに付いてるあれですよ! すごい。市販の爪楊枝だと いらない成分が出るかもね。
これはびっくりしたし、さすがですよ。
スパイスもこの量で仕入れてる。
こりゃもう、店が開けるわ(笑)
おいしそうでしょ。 ここからじっくり煮込んでいきます・・・
花井さんもだけど、みなさん携帯で撮りまくり(笑) 各自、試食する器を選びます。
カレーとごはんができる間に
齋藤さんから、木の器のレクチャーです。
木製のメリットや使い方、メンテナンスや
作り手のこだわり、アフターまで
とてもわかりやすくて、ためになる。
たとえば漆器のこととか、けっこう知ってる
私でも、意外なことも聞けたし。
百聞は一見に如かず・・・
やっぱり職人にしかわからない領域だろう。
この木べら、欲しくなった。 使えば使うほど、使い手のクセがつき、自分ちの鍋の形になっていく。
ここで齋藤さんの手にちょっと
萌えとなる(笑)
昔から年寄りや、職人の手が好きだ。
ばあちゃん子だったのと、
自分の手がキライで、子どものころの
コンプレックスがあるからかな。
以前も WOODOPRO の東京デザイナーズウイーク出展にて、職人のじいちゃんたちの手元を撮影し、
展示させてもらった。 http://www.ashiba21.com/gallery.html
彼の手はお年寄りみたいにしわくちゃで 温かみがある。 親指の爪を見ると、刃物による傷が絶えないのがわかる。
さてさて、お待ちかねの試食です。
みなさん好きな器を選び
思い思いにコーディネート!
どうです・・・おいしそうでしょ? もちろんおいしいですよ!
サラダはここで仕込んだコールスローでインドテイスト。
こちらは花井さんの一皿。黒文字が立ってます(笑)
本物の木の器とインドカレーの相性は、想像以上だった。
匙を口に運び、付ける時の触感と温度。あと木ならではの軽さがたまらないね・・・
それにしても花井さん、お若い(笑)
年齢 聞いてびっくりですよ。
花井さんがコピーライターだったころ、
お仕事でよくして頂いたのは、もう20年前?
Facebookで2年前から繋がってはいたけど、
やっぱり会って話せるのは ひとしおです。
私が選んだのはこの黒漆と、掛け接ぎされたお椀で。 ご馳走さまでした。
かっこいいね〜(笑)
相変わらずしぶい齋藤さん。ここから
ますますの活躍を確信したね。
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