11月3日 日曜日
先日のディッシュ堺町の跡に、いよいよ
フレンチビストロがオープンしました。
ビストロ 円 楽( えんらく )
ファサードは思い切った、すごい配色です。
設計施工は、この渋い写真を見れば一目瞭然。
巨匠、寺山さん率いるオールヴィンテージ。
あの横川 ピッツァ・リーヴァや、廿日市の
有名店 フェルダーシェフなど、店内外装から
建築まで。といっても よくある普通の
リフォームなどはしない、いやできない(笑)
スクイーズボックスのように、
超特殊施工が 彼らの本骨頂だろう。
そうそう、この近所にオープンした
小春 カフェも、彼らによるものだったね。
それとこの 元ディッシュの物件は
もともとうちが事務所にしたかったもので、
私が大家さんと直接、交渉してたもの。
10年前、MARIO を辞めた 大賀 兄に
タイミングよく譲れたけどね。
この壁のオブジェ。寺山さんからお祝いで、ココで創ったものらしい・・・ 凄!!
これは単なる、どこかの壁を造形したのではない。フランスのワイン畑から大地を通して、
美味しいワインが出来るまでの過程を表現したらしい。
寺山さんを知る人はもう、よくわかるだろうけど、
彼は無類のワイン好き。 特にフランスワインの見識はすごく、若い頃から呑み過ぎて
身体を壊した程だ。 だから未だにちょっと、命懸けで呑んでいる。
フレンチ絡みの今回、この円楽は 特別な想いで向き合ってるようだ。
きれいだな・・・ オールヴィンテージには、本物のステンドグラス職人がいるので
こんなアレンジはオハコだね。
さて3日は、レセプションも兼ねたオープン日でした。
ちょっと遅刻していけば、みなさんいい感じに出来上がってましたね(笑)
レセプの料理は ビュッフェスタイル。
このピクルス、絶品ですよ!
某有名ホテル、スーシェフだったオーナー。40半ばのシェフが作りたかったという、カジュアルフレンチ。
基本的な、これぞフランス料理だと思ったね。なんだか懐かしい味わいで、やはり隠し味には和のテイスト。
アニョー食べていて・・・ 昔バイトしていた、ア・ターブルをちょっと想った。
これも定番、自家製のザワークラウト
いい感じ。
かわいいココットのパイ包み
絶品だったね。
寺山さん持ち込みのすごい!ワインを次々と惜しみなく開ける(笑)
円楽はスタッフにも恵まれている。みなさんとっても飲食向きで、しかもステキ。
オーナーは寡黙だけど ダテに歳食ってない、人望だね(笑)
やっと一息、ついたところです。
ロゴとオープンDM、名刺、ショップカードのお仕事を頂きました。今回、選んだ紙がかなり特殊で
印刷ムラがいい感じに出たね。
それとこの円楽の店名は、呉で老舗のお好み焼きやだった 母親の店名を受け継いだもの。
アンティーク家具をリメイクしたワインラックがいいね〜 さすが寺山さん。
もう仕事でも見せないような、この表情(笑)
たまたまだけど、じつは20の頃に出逢っている。その後、東京で修行し帰って来た。
これまた、MARIO の仕事で再会したんだけど、私が壁画やエイジング出来るのは
彼に教わったことが大きい。今も現場でよく思い出す・・・
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