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2011.09.07 Wed

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パン屋さんのお仕事で、うれしい再会が待ってた。

ご当地の鍛冶職人、三津屋のツトムだ。

 

6年前に亡くなった、

鍛冶やでアーティスト、光村孝治さんの後継者。

急死した父親の後を継ぐために

デビューを兼ねて個展を開催、そのパンフを

デザインさせていただいた。

光村さんには、ずいぶん仕事を頂いたからね・・・

 

カフェやレストランの経営から、店鋪の設計施工、

アイアンの作品、個展までこなしてた光村さん。

その1番弟子は、今や有名な 

la forgerone の 岡本さん、鐵を打つ美人である。

 

かつて、同じ師のもとで学んでいても

二人の創るモノはずいぶんちがう。とうぜんである。

二人とも仕事で関わることは少ないけど

それぞれの中に光村さんを感じるし、

今更ながらに、粋な人だったと想う・・・

 

 

 

 

光村さんを検索してたら、この人、いいこと書いてるな〜。 けさを抱く冬の陽だまり。

 

 

 

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相変らずのあばら屋鍛冶や。むかしのまんま。

「お父さんに似てきたね〜」「最近よく言われます。でもいやじゃないっすよ!」

みんな変わってないようで、成長してるんだね・・・

 

 

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鉄の温度は1000度になる。「昔はこれぐらいで打ってたら、どやされましたね〜」

「もっと熱くして、グニャグニャにしないとダメなんすよ。」

 

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火入れはとても危険だ。見てるだけで緊張する。

 

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ひたすら打つべし!打つべし!!            ルーツを思い出す・・・

 

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「弟子は取らんの?」

「あ〜この前も来ましたよ。でも指の一本ぐらい飛んでもええか!って言うしかないし〜」

「笑」「笑」

 

笑ってるけど、ほんとクールで熱いやつ。じゃないと勤まらんよね、ツトム。