やっと 札幌ADC審査会を振り返る時間ができた。とはいっても、仕事は嵐の前のなんとかでもあるが(笑)
それにしても札幌のデザイナーのすごさ、なんといっても自由な感じがこっちのADCには少ないな。
おおらかで、するどいというか。10年、続けてこれたことの、背骨のようなものが
なんともいえない安定感になって会場に満ちている。
審査員がそろったところ。
いよいよ始まる緊張感。
まずはメイン会場のポスターから。膨大な数の作品を次々とジャッジしていく審査員たち。
やっぱり、一次審査で得点の高いものは アイディアがいいな。このグリーンの車のなんか、好きだな〜
かわいいし、色もきれい。
よく見ると、後ろに山水コンビ。
どちらも好み。インパクトもあるね。
なんか、モザイクものが多かったな〜
審査員紅一点、福岡南央子さん。
審査員に女性が一人いると、男だらけのいかにも
審査!とちがってくる。
広島ADCでも左合ひとみさんがそうだった。
ギャラリーの学生もほとんど女性だったし。
とにかくカテゴリーも多いから賞も多い。
9時から始まって終了まで11時間近くかかった。
審査員はかなりハードだわ。
この新聞の上のごはん、リアルだったよ〜美味しそう。 でも7票全票入ってるのは、少なかったな。
これはウケた!使用済みティッシュフォント(笑)これじゃわかんないね、芸細かっ!
広島ADC派遣団、真剣です。 アイディアはどれも新鮮で緻密。
さぁ、いよいよ最終審査。作品を全員で囲みます。みんなもう疲れてるんだけど
このざわざわ感が心地いいのよ! その前に、まず新人賞。
出た!!札幌といえば「ススキノ」である。(笑)とにかくこれは物議をかもして話題になってた。
年鑑にも載るか?なんて茶化してたけど なんのなんの!! 若岡さんっていう、
このポスターからは想像できない、一見フツーの今風若者だった。びっくり。
でも新人賞候補は
一人5作品出して審査されるけど、この人のは
他の4作品全てレベル高かった。
20代でこのデザインとは。
どれも好みで、しかもどれも作風がちがう。 そして・・・
準グランプリ「塩のみ」トマトジュース。
グランプリ「三木田りんご園 シンボル・ロゴ・包装紙・紙袋・ノベルティ」より。
どちらも鎌田さんだ。去年に続き 2連覇。この写真じゃ、会場で見た時の
なんともいえないこの深みは伝わらないね。せめてこちらをどうぞ。
でも
ちゃんと広島の可能性は観えた。
初北海道はすばらしくクリエイティブな体験になった。
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